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【ロック&キー】シーズン2第3話・4話の解説と考察。模型鍵と記憶鍵。新たな鍵を作れるのは特定の人物!?

ロック&キー 海外ドラマ
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【ロック&キー】シーズン2第3話・4話の解説と考察。心を病んで精神病院に入院していると思われたエレンの身に起きた真相がついに明かされます。また、ダンカンから奪っていた子供の頃の記憶を返し、いよいよ魔法の鍵についての謎が解明されていきます。

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「ロック&キー」の記事一覧

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【ロック&キー】シーズン2第3話

エレンは病気ではなかった

それは、23年前のこと。

エレンはキーハウスで、”頭の鍵”を使っていたところを家政婦に発見されます。

家政婦は、いくら呼びかけても反応のないエレンを不思議に思い、エレンの体を激しく揺さぶります。

すると、エレンの首に差し込まれた”頭の鍵”が抜け落ちてしまいました。

その結果、自身の頭の中に閉じ込められたエレンは一言も話せず、空っぽの体だけが現実に残ってしまったため、精神病院へと入院させられてしまったのです。

キンジーとタイラーに助けられて無事に現実へと戻って来れたエレンは、口座が動かせるようになるまでの間、縁のあるキーハウスでお世話になることに。

ダンカンの記憶を返すとき

エレンは、レンデルの弟ダンカンと23年ぶりの再会に喜びを露わにしますが、子供の頃の記憶を奪われているダンカンには彼女の記憶がなく不信感を募らせます。

そして、ついにダンカンの怒りは限界を迎え、一方的に自分のことを知っている様子のエレンを気味悪がって怒鳴りつけてしまいました。

そんなダンカンを目の当たりにしたエレンはショックを隠せず、彼の記憶を奪ったのは自分たちの責任だとして、植物鍵を使いダンカンの記憶を戻すことを決意します。

模型鍵

ジョシュの部屋には、キーハウスの模型がありました。

鍵はボードがキーハウスで見つけ、模型のドアに鍵を刺すと現在のキーハウスとリンクするようになっています。

模型で壊したり動かしたりした物は、本当のキーハウスでも同様の現象が起きます。

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 【ロック&キー】シーズン2第4話

混乱するダンカン

シーズン1第5話で、タイラーたちが植物鍵を使って取り出しておいたダンカンの記憶の瓶を、ダンカンの頭の中に戻します。

これでダンカンの失われた子供の頃の記憶が戻るかと思われましたが、ダンカンは予想以上に混乱しているようでした。

それもそのはず、ダンカンに戻した記憶は一部にしか過ぎなかったことや、”大人になると魔法のことを忘れてしまう”から。

故にダンカンは断片的な魔法の記憶こそ戻ったものの、魔法自体を忘れてしまっているため更なる混乱が生じてしまったのです。

そこで、エレンは大人になっても魔法のことを思い出せる”記憶鍵”を捜すことにします。

記憶鍵はレンデルが隠したため、頭の鍵を使ってエレンの記憶の中からヒントを探ります。

すると、レンデルは記憶鍵をタイラーたちの通う高校に隠していたことが判明しました。

新たな鍵はロック家しか作れない⁉︎

ゲーブ(ドッジ)は、ある狙いがあってロック家の先祖チェンバレンから新たな鍵の作り方を聞き出して作ってみましたが、結果は失敗に終わります。

チェンバレンに騙されだと憤慨したゲーブ(ドッジ)は、再びキーハウスを訪れボードから”幽霊鍵”を借りてチェンバレンの元に向かいました。

ゲーブは魔法の鍵について問いただしますが、ゲーブの正体に気づいていたチェンバレンは、「ロック家を守るためでありゲーブの企みはもうすぐ無に帰する」と告げます。

そんなチェンバレンの意味深な発言に苛立った様子のゲーブは、改めて魔法の鍵の正しい作り方について激しく迫りましたが、チェンバレンは自分たちとは違うゲーブには新たな鍵は決して作れないと言い切り、誰かに合図を送りました。

その瞬間、幽霊となったサムがどこからとなく現れ、ゲーブの体を目掛けて飛び立ちます。

サムはシーズン1第7話にて、魔法の鍵を奪いにキーハウスを訪れた際、警察に捕まることを恐れて幽霊鍵の刺さった冬の書斎の扉から飛び出してしまい、駆けつけた警官に自分の体を死体と間違えられて処理されてしまっている。

記憶鍵

18歳は大人であるため魔法のことを忘れてしまいますが、それを思い出させるのが記憶鍵です。

この鍵を使うことで、大人になっても魔法のことを忘れずにいられます。

かつてダンカンが作り、鍵を作った責任を取ってレンデルが隠しました。

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 魔法の鍵を作れるのは”特定の人間のみ”

魔法の鍵の作り方については、ゲーブとチェンバレンとの会話にヒントがありました。

チェンバレンはゲーブに対し、「”私たち”とは違う君には決して鍵は作れない」との発言をしていました。

このことから、魔法の鍵を作れるのは”私たち”=ロック家の者のみであることがわかります。

しかしそこで気になるのが、新たな魔法の鍵として作られた“記憶鍵”はダンカンが作っているということ。

あの当時、記憶鍵が欲しかったのはダンカンではなく、魔法の鍵を巡る様々なことにダンカンを巻き込んでしまった責任を感じているレンデルたちです。

実際にダンカンが思い出した記憶鍵を作るシーンでは、ダンカンはレンデルに対して”怖い”と胸中を明かしており、気が進まない様子が見て取れました。

それなのにダンカンが記憶鍵を作ったということは、魔法の鍵は”ダンカンにしか作れなかった”ということになります。

どんな理由でダンカンにしか作れなかったのかは現時点ではわからないものの、これらのことから魔法の鍵はロック家の中でも特定の条件を満たした者にしか作れないと推測することができるでしょう。