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「覆流年」20話と21話と22話のネタバレあらすじと感想

復讐劇
©2022 China Huace Global Media Co., Ltd.

覆流年~復讐の王妃と絶えざる愛~:20話と21話と22話のあらすじとネタバレ感想。

穆川は陸安然を家まで送り「また明日」と言って帰って行きます。家に入った陸安然は心の中で「明日になれば、あなたは私を嫌いになる」とつぶやき……。

*この記事にはプロモーションが含まれています。
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20話:突然の別れ

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穆川は陸安然を家まで送り額に口づけし「また明日」と言って帰って行きます。陸安然が家に入って穆川から贈られた箱を開けると手作りのウサギの形の燭台が入っていました。

陸安然は燭台を眺めながら心の中で「明日になれば、あなたは私を嫌いになる」とつぶやきます。

深夜、陸安然は穆澤の屋敷へ行き「側室としてお迎えください その代わり陸家を自由に」と言いました。穆澤が本心なのかと疑うと、陸安然は自分の髪を切り取って”夫婦の証”だと言って穆澤に渡すのでした。

翌日、陸安然の家へ行った穆川は慶事を表す赤い布が飾られていることに驚きます。使用人から陸安然が穆澤に嫁ぐと聞いた穆川は陸安然の部屋へ向かいました。

陸安然の部屋の扉は閉じられていて、使用人たちが穆川の体を押さえて止めます。それでも穆川は部屋の外から陸安然の名を呼び続けました。

すると部屋の扉が開きますが、出てきたのは冬青。冬青は陸安然からの伝言だと言って穆川に引き取るように言います。

部屋の中から穆川が立ち去るのを見ていた霊奚は陸安然に追いかけるようにしつこく言いますが、陸安然はそんな霊奚をつい怒鳴りつけてしまうのでした。

その後、訪ねて来た穆澤に陸安然は、結婚後も穆澤の屋敷には住まずに屋敷に隣接しているこの家に住み続けたいと願い出ます。穆澤はそれを認めますが、その前に穆川の想いを断ち切らせるための手を打てと命じるのでした。

雨の中、傘もささずに清河幇へ行った穆川は高熱を出して倒れてしまいます。沈長青は穆川のために配下に陸安然を呼びに行かせますが取り合ってもらえないと言われ……。

一方、穆澤は蕭映から蕭驚雀を正室にしてほしいと言われます。穆澤は辺境の兵を都に呼び戻すことを見返りとしてそれを受け入れるのでした。

沈長青は配下に呼びに行かせても埒が明かないと自ら陸安然を訪ねます。そして穆川が何日も高熱が続き、うわごとで陸安然の名を呼び続けていることを話しました。陸安然は沈長青とともに清河幇へ行くことにします。

感想

陸家を守るためとはいえ、陸安然の態度は穆川にはショックですよね。雨に打たれなかったとしても寝込んでしまったような気がします。穆川に会いに行くことにした陸安然ですが、穆澤に”穆川の想いを断ち切らせるための手を打て”と言われているのでもっと酷いことを言ってしまいそうで心配です……。

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21話:守れなかった命

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穆川に会った陸安然は、”私たちの関係はただの知己 私はあなたの兄を愛し、嫁ぐ”ときっぱりと言いました。

陸安然は部屋を出て行きますが穆川は陸安然が扉を閉める時、その手首に自分が贈った腕輪がまだはめられていることに気づくのでした。

穆川は病を押して馬で陸安然の馬車を追いかけます。穆川は馬車から降りて来た陸安然の腕輪をしている方の手首を掴み「私を想わぬならなぜこれを?」と尋ねました。

陸安然は「誤解を招くようなら……」と言って腕輪を草むらに投げ捨てて馬車に乗り込みます。馬車が走り出すと陸安然は心の中で「ごめんなさい」と謝るのでした。

夜になり、穆川が田んぼの中で1人で酒を飲んでいると穆澤が訪ねて来ます。

”病だと聞いて顔を見に来ただけだ”と言う穆澤に、穆川は”陸安然の嫁ぐ先がまさか兄上だったとはな!”と自分の思いをぶつけ、小屋に閉じこもってしまうのでした。

その頃、陸安然の家では葡萄の木に水をあげようとした霊奚が葉が枯れていることに気づきます。霊奚の声を聞いて庭に出て来た陸安然は枯れた葡萄の葉を見て穆川の顔が頭をよぎりました。

陸安然は突然家を飛び出していき、冬青がそれを追います。陸安然は草むらに投げ捨てた腕輪を探しに行ったのです。

霊奚が1人で水やりを続けているところへ蕭驚雀が、陸安然がすでに穆澤の屋敷に隣接した家に住んでいたことを知り、侍女を連れて怒鳴り込んできました。

慶事の飾りを外そうとする蕭驚雀と侍女を止めようとした霊奚は突き飛ばされて倒れ、庭石に頭をぶつけてしまうのでした。

やっとのことで腕輪を見つけた陸安然と冬青は家に戻って来て、荒らされた慶事の飾りと倒れている霊奚を見つけます。陸安然は霊奚を抱き起しますが、霊奚はすでに亡くなっていました。

1回目の人生では陸欣然に殺されてしまった霊奚でしたが、陸安然は今回も霊奚を守ることができませんでした……。

翌朝、陸安然は部屋の中に霊奚が作っておいてくれた小豆湯が置いてあるのに気づきます。陸安然は冬青たちが止めるのも聞かず、もう傷んでいる小豆湯を食べようとしました。

そこへ穆澤が来て小豆湯の器を払い落とし、蘇城では毒で今回は腹を壊して嫁がない企みかと言われてしまいます。陸安然は霊奚の死まで企みだと思われたことに泣き崩れました。

霊奚の死は穆川の耳にも入ります。霊奚の好物だった飴を持って供養に来た穆川は陸安然がつぶやいた言葉を聞いてしまうのでした。

陸欣然を嫁がせた時、万全の策を練ったはずが霊奚のことは忘れてた。今回も案じてくれていたのに、最後はケンカ別れに……。

穆川は黙って立ち去ります。

婚礼の日、穆川は穆澤に陸安然の迎えには自分を行かせてほしいと頼みました。

迎えに来た穆川は陸安然に「3つ問いたい」と言います。

  1. 都へ来たのもすべて計算ずくで妹の密通をでっち上げたのも陸家を守るため?
  2. 私のことも計画の1つ?
  3. 私の渡した劇毒と解毒薬は妹を嫁がせるために自ら飲んだ?

陸安然がすべての質問を肯定すると、穆川は目的のためには友を顧みず家族すら傷つけ、私の真心まで利用したのかと尋ねます。陸安然はその質問も肯定しました。

穆川は陸安然が穆澤の屋敷の門をくぐる時に「後悔は?」と尋ねますが陸安然は「ないわ」と答えるのでした。

感想

あぁ、やっぱり陸安然は穆川にもっと酷い態度をとってしまいましたね。しかもその腕輪を投げ捨てたことを後悔して探しに行っている間に霊奚が死んでしまうなんて悲しすぎます。

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22話:蕭驚雀への復讐

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その夜、穆澤は陸安然に自分が酒を飲まない理由を語ります。

自分の本当の母は良妃の侍女だった。良妃は母を利用して妃の地位を得たが、その直後に母を殺すために良妃は8歳の穆澤に毒酒の入った盃を母に手渡すよう指示した。母は盃を奪って自分から毒酒を飲んだ。盃を見るたびに母を思い出してしまうために酒を飲まない。

穆澤は今夜は酒を飲んで禁忌を破ることで、陸安然への誠意と真心を示すと言いました。

陸安然が側室の本分を尽くすと言って自ら衣を脱ごうとすると、穆澤はそんな態度で私をバカにしているのかと言って部屋を出て行ってしまいます。

その頃、穆川のところに安心稲が急に枯れ始めたと報告がありました。穆川が確認すると安心稲に病気が蔓延していることがわかります。穆川はこれ以上病気が伝染しないように田を焼く決断をするのでした。

陸安然の部屋を出た穆澤は蕭驚雀の部屋に行きます。蕭驚雀は穆澤に、側室は正室に茶を捧げて挨拶すべきだと言いました。

一方、陸安然は子を産めなくなる薬を飲みます。そしてまず蕭驚雀との件を片づけなくてはと言うのでした。

翌日、蕭驚雀は煮沸して熱くした茶碗を用意して陸安然が茶を捧げに来るのを待っていました。陸安然は熱い茶碗を無理して持ち、蕭驚雀の前まで持っていきます。

蕭驚雀はわざと無駄話をしてなかなか茶碗を受け取りません。陸安然は熱さに耐えきれずとうとう茶碗を落として割ってしまいます。蕭驚雀の侍女がすかさず陸安然に「ひざまずきなさい」と言いました。

陸安然は黙って従い、茶碗の破片の上にひざまずき脚から出血してしまいます。蕭驚雀は驚いて陸安然に部屋から出て行くように言いました。

その後、陸安然は脚から出た血がついたままの衣を着て廊下を歩きます。実は陸安然は穆澤が毎日この時間帯にその場所を通ることを知っていたのです。

穆澤から脚の傷のことを尋ねられた陸安然はわざと真相を隠して自分が至らないせいだと強調します。そして陸安然は私に才覚があったら霊奚も王妃様(蕭驚雀)に殺されずに済んだはず……と言うのでした。

陸安然が穆澤にわざと傷を見せていたと聞き及んだ蕭驚雀は激怒して陸安然の家の乗り込んでいきました。その時、陸家の侍従が手筈どおり穆澤に助けを求めに行きます。

蕭驚雀は脚を痛がる陸安然を無理やりひざまずかせ、侍女に痕の残らない竹鞭で打たせました。そこへ穆澤が来ます。

陸安然は穆澤に、蕭驚雀が側室の自分を恨むあまり侍女の霊奚を突き飛ばして死なせたと訴えました。また陸安然は穆澤に蕭驚雀がはめている腕輪の出どころを尋ねるように言います。

1回目の人生の記憶から陸安然は蕭驚雀が工部の大臣夫人から貢ぎ物として高額な腕輪を贈られていたことを知っていたのです。

穆澤は蕭驚雀に霊奚が死んだ場所である葡萄棚の下にひざまずくように命じました。

感想

穆澤の側室となってからの策も陸安然が万全を期したものだとは思いますが、一か八かというような策が多くて見ている方もハラハラします。これ以上陸安然が守りたい人の中に犠牲が出ないといいのですが……安心稲が枯れてしまったことが波乱万丈な未来を暗示しているようで怖いです。

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