【運命のふたり】あらすじ。タイムスリップして悪役令嬢に乗り移ってしまったヒロインの運命とは? | Dramas Note
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【運命のふたり】あらすじ。タイムスリップして悪役令嬢に乗り移ってしまったヒロインの運命とは?

2016 Bangkok Entertainment Co.,Ltd. All Rights Reserved. Powered by BECi Corporation Ltd.

作品紹介

【運命のふたり】あらすじと見どころ。本作は、1600年代にタイムスリップした主人公が貴族の悪女に乗り移ってしまうストーリー。タイ本国では2014年以降のテレビ番組の中で最高視聴率を記録し社会現象にもなった。また、東京ドラマアウォードでは”海外ドラマ特別賞”を受賞している。

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公式サイト
Netflix公式サイト

製作

製作:2018年 タイ

原題:ブッペー・サンニワート(บุพเพสันนิวา)

監督:パラマ・イモノータイ

放送局:33HD

キャスト:ラニー・キャンペーン、タナワット・ワッタナプート、パラマ・イモノータイ、カンナラン・ウォンカジョンクライ、ルイス・スコット、ラミダー・エンジェリーナー

動画配信

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【運命のふたり】あらすじ

物語の舞台は、アユタヤ朝時代(1600年代)のタイ王国。

甘やかされて育った貴族女性のカラケー(ラニー・キャンペーン)は、1年前から住み始めた婚約者の屋敷で高慢ちきに振る舞い、使用人への日々の暴行も目に余るほどだった。

そんな彼女の悪行の噂は村全体に広まり、カラケーの侍女以外は誰もが彼女を嫌っていた。

婚約者のデート(タナワット・ワッタナプート)さえもカラケーを嫌っており、父親に婚約破棄を願い出る有様だ。

そんなある日、恋敵のチャンワを殺そうと考えたカラケーは、侍女を使って彼女の乗る小舟を沈めた。

ところが、チャンワは村の男たちに助けられて一命をとりとめ、代わりに同乗していた侍女が死亡してしまう。

カラケーが犯人に違いないと直感したデートは、確証を得るために“クリサナカリの呪い”で真偽を確かめることにした。

その呪いは、もしもカラケーが無実ならば何も起こらないが、罪を犯していれば気が狂うか死亡する。

いざ呪いの儀式が始まると、カラケーの魂は離脱し、空っぽになった体にケスランの魂が入り込んだ

ケスランは現代に生きる考古学者の女性で、寺院を見に行った帰りにカラケーの魂と会い「私の体に入って功徳を積み、私の罪を軽くして」と頼まれたのだ。

その頼みを引き受けたわけではなかったが、目覚めたケスランはカラケーの体に乗り移っていた。

違う時代にタイムスリップした彼女は初めこそ戸惑ったものの、持ち前の明るさと大胆さ、そして考古学者の知識を生かしてこの時代に順応していく。

一方、カラケーを心底嫌っていたデートは、以前の“極悪女”ではなくなったカラケーをどこか訝しみながらも、次第に彼女の明るく優しい人柄に惹かれ始める。

【運命のふたり】キャスト

カラケー(ケスラン)役/ラニー・キャンペーン

名前:ラニー・キャンペーン(ราณี แคมเปน)

愛称:BELLA

*タイではフルネームではなく愛称で呼ぶのが普通

生年月日:1989年12月24日

身長:166cm

代表作:【deceitful love(原題)】(2020)

SNS:→ツイッターはこちら

【役柄/カラケー】
性悪女と名高い貴族女性で、使用人への暴行は日常。その挙げ句、恋敵まで殺そうとする。
呪いにより魂が離脱したカラケーは、別の時代に生きるケスランに「私の体に入って功徳を積んでほしい」と頼む。

【役柄/ケスラン】
現代に生きる考古学者の卵で、あっけらかんとした大胆な性格。
カラケーの体に乗り移ってからは、カラケーの悪評を払拭するべく奮闘する。

後にわかる事だが、この2人には深い繋がりがある

デート役/タナワット・ワッタナプート

名前:タナワット・ワッタナプート(ธนวรรธน์ วรรธนะภูติ)

愛称:POPE

生年月日:1982年12月27日

身長:175cm

代表作:【なんと父よ!】(2020)、【deceitful love(原題)】(2020)

SNS:→ツイッターはこちら

本作の役柄:カラケーの婚約者。極悪非道なカラケーを心底嫌い、婚約破棄をしたいと父親に願い出る。チャンワに好意を抱いている。

ルアン役/パラマ・イモノータイ

名前:パラマ・イモノータイ(ปรมะ อิ่มอโนทัย)

生年月日:1986年8月9日

身長:179c

代表作:【見習い薬草医トン・エク】(2019)、【Love Battle】(2019)

SNS:→ツイッターはこちら

本作の役柄:デートの友人。容姿は現代に生きるケスランの友人に酷似している。

チャンワ役/カンナラン・ウォンカジョンクライ

名前:カンナラン・ウォンカジョンクライ(ปราง-กัญญ์ณรัณ วงศ์ขจรไกล)

生年月日:1991年4月5日

身長:167cm

代表作:【nak soo tevada(原題)】(2018)

SNS:→ツイッターはこちら

本作の役柄:デートを慕っている貴族女性で、カラケーに殺されかけた過去がある。

【運命のふたり】見どころ

タイムスリップ系のストーリーは安定の面白さ!

主人公が何百年も前の時代にタイムスリップするストーリーは、やはり安定した面白さがある。

歴史や文化に興味がある人なら楽しめる上に、主人公の思考が現代的なため感情移入もしやすくドラマにすんなりと入り込めるのも良い。

日本では一時期“悪役令嬢に転生した系”の小説やアニメが流行ったが、本作はまさに悪女転生のストーリー。

そこにラブコメや歴史といった要素も加えられているため、面白くないわけがない!

主人公のケスランが乗り移った女性というのが、これがまた強烈な悪女で、ドラマの冒頭ではドン引きするほどの高慢さを見せつけてくれる。

(使用人を蹴ったりと、彼女のあまりに高慢な態度を見て苦痛に感じる方もいるかもしれないが、初めの20分を乗り越えれば面白くなる)

当然周りの者は彼女を嫌っており、婚約者のデートもまた彼女を遠ざけていた。

そんな好感度マイナスの貴族女性に乗り移ったケスランが、最初から平穏気ままに暮らせるはずがなく、周囲の憎しみや悪感情を浴びながら、それでも何とか己の好感度を挽回しようと奮闘する姿から目が離せない。

歴史(文化)好きにはたまらない!

ドラマを通してタイの歴史や文化を知ることができるのも魅力だ。

まず目を見張るのは、使用人たちのお歯黒。

本作に出てくる使用人たちは皆“お歯黒”でかなりのインパクトがあるが、それ以上に印象的なのは使用人たちの頭の低さだ。

主が座っている時には、それよりも頭を下にしないといけないため、場合によっては地べたを這うような格好で待機している。

その状態で用を言いつけられれば這って移動しなければならず、なかなかにシュールな光景だ。

他にも、食事は手づかみで食べたり、下着もつけないのが普通だったりと、当時のタイの風習をいろいろと知ることができる。

また、川に隣接した町並みや、作中で出てくる趣のある建物にもぜひ注目してほしい。

現在も遺っているチャイワタナラン寺院は、白と金を基調にした煌びやかな建物で宮殿と見まごうほどだ。

歴史的要素も興味深いものばかりで、作中に出てくる人物はカラケー以外はほぼ実在している。

ドラマはナライ王時代の史実をベースにしており、当時盛んだった交易や文芸に触れているのは勿論のこと、政治的な問題も描かれている。

ナライ王に寵愛されて要職についたギリシャ人と国内権力者の対立もそのひとつだ。

タイ本国では、舞台になった首都アユタヤの観光客が増加し社会現象にもなった。

マイナスから始まるラブストーリーに釘付け!

主演カップルが最悪な出会いをしてお互いに悪感情を抱く、という始まり方はラブコメの王道だが、本作は悪感情どころではなく完全にマイナスの状態から2人の関係がスタートする。

カラケーの婚約者であるデートは、カラケーのことを「冷徹女、骨の髄まで嫌い、動物の糞よりも汚らわしい」と相当な嫌いようだ。

確かに、冒頭20分で描かれたカラケーの悪女ぶりを見れば嫌うのも当然だと言える。

ケスランがカラケーに乗り移ったことを知らないデートは、カラケー(中身ケスラン)の性格が多少改善されたところで今までの嫌悪感を拭えるわけもなく辛辣な態度を取り続ける。

そんな彼が、次第にケスランを見直し惹かれていく過程がとても丁寧に描かれているし、少しずつ2人の心の距離が縮まる様子は胸キュン必至だ。

「何度生まれ変わっても結ばれる運命のふたり」というタイトル通りのラブストーリーをぜひ堪能してほしい。

【運命のふたり】感想

タイドラマと聞くとBLの印象が先行しがちだが、BL以外のドラマも面白いものが沢山ある。

特に、Netflixで配信されているタイドラマは良作揃いだ。

本作は、ストーリーや演出に関してはツメの甘いところもあるにはあるが、それを差し引いても魅力がたくさん詰まったドラマで、さすがタイ本国で最高視聴率を記録し、賞を総なめにしただけはある。

明るくコメディタッチの作風だから気を張らずに視聴できるし、描かれる歴史的背景も程よい比重なのが良い。

タイの歴史や文化を知らなくても、登場人物が要所要所でセリフで説明してくれるためすんなりと理解できた。

見どころであるケスランとデートの恋愛模様も最高に面白く、2人の胸キュンシーンがこれでもかというほど詰まっている。

初めはカラケーを毛嫌いしていたデートが、別人のようになった彼女を警戒しながらも、なにかと気になって仕方ない様子がコミカルに描かれていて面白い。

デートは今風のイケメンというよりは、“タイの昔ながらのイケメン”といった感じで作中の時代背景とマッチしている。(「昔ながらの顔立ちね」というケスランの台詞もある)

また、ケスランのあっけらかんとした性格は親しみやすく、タイムスリップした先で現代語や現代のジェスチャーを連発して周りを戸惑わせる様が可笑しかった。

余談になるが、ルアン役のパラマ・イモノータイは本作の監督も務めている。

同じく彼が監督を務めた【見習い薬草医トン・エク】も非常に面白かったため、彼の監督作品はハズレ無しの印象だ。

容姿端麗で俳優としての技量を持ち、監督としても活躍している多才な彼の今後に期待したい。