『メゾン・ド・ポリス』4話では、迫田元刑事が大活躍する回となりました。
今回はある一定の人物を狙った暴行事件で、”妬み”が絡む事件を解決。
またひよりが抱えている苦しみも少しずつ明かされ、人間関係に進展も……。
それでは『メゾン・ド・ポリス』4話のネタバレ解説をお届けします。
『メゾン・ド・ポリス』4話あらすじ
ある日、貫井秀之(山本涼介)という大学生が暴行される事件が発生。被害者は大学のバスケ部に所属していましたが、この事件により1年間バスケができない状態となっていました。
この事件に迫田が食いつき珍しくやる気満々。ひよりと夏目の3人で、病院に入院している被害者から情報を聞き出すことにします。
被害者は、毎日自宅に設置してあるバスケゴールで練習をしていましたが、昨年12月に一度だけボールに大量の画鋲が刺さっていたことがあるというのです。
ボールは古いものだったということで、何かのいたずらだと思い気にしなかったようですが、実はボールの音=騒音として、近所から苦情が来たこともあったとのことでした。
調べを進めていくうちに、貫井のすぐ近所に住む同級生の櫻井陽斗(福山康平)が容疑者として捜査線上にあがります。
ひよりと迫田、夏目の3人は櫻井陽斗に話を聞きに行きますが、本人は怯えている様子でろくに話もせずに家の中に入ってしまいました。
ちょうど買い物から帰ってきた櫻井陽斗の母から事情を聞くと、事件当日彼は部屋の中でPCでネットゲームをしていたと言うのです。
翌日、メゾン・ド・ポリスの面々は、櫻井陽斗がしていたというゲームを体験していました。そのなかで、高平がゲーム内にある掲示板から、ある人物をターゲットにした暴行依頼があるのを見つけます。
ひよりと迫田は、暴行のターゲットとなっている田口哲也(清水章吾)に接触するも、意外に事実が浮かび上がってきたのです。
『メゾン・ド・ポリス』4話の見どころ
迫田大活躍の回!
今回の事件には、珍しく迫田が食らいついてきました。いつもは、もっと大きな事件を持ってくるよう言っていましたが、今回は大学生の暴行事件で迫田の言う”大きな事件”ではありません。
実は、彼が食らいついたのは”被害者が英国大学バスケット部に所属している”というのがポイントです。迫田は定年するまで家族を顧みない仕事一本の男で、現役中はもちろん離婚後は息子に一度も会っていないということでした。
ところが、迫田の息子はなんと英国大学バスケ部のエース。迫田はこっそりと息子の活躍する新聞記事や写真をファイリングし、試合の様子もノートに記していたのです。息子と同じ大学で、しかもバスケ部に所属していることがポイントでした。
腰に爆弾を抱えていながらも、犯人を投げ飛ばした迫田。無理をしてしまったせいで、腰をやってしまいましたが、今回は終始大活躍でした。
また、刑事としてひとまわり大きく成長したひよりを見てニヤついたり、笑わせてくれるシーンも満載でした。
ひよりの本音がチラホラで始める
ひよりはひとりで何かを抱えていると、メゾン・ド・ポリスの面々は知っているはず。何よりもひよりが刑事になった理由というのが、一番気になっているようです。
3話では、父の死が事故とは思っていないと語っていましたし、4話では自ら父の話を話していたりと、メゾン・ド・ポリスのおじさまたちを受け入れた様子。
ひよりは、おじさまたちの実力を分かっていますし、何よりも父親のような存在で安心できる場所なのでしょう。
伊達はひよりの父の事件を知っているようですが、この事件(事故?)に関して、おじさまたちは全員知っているような気がしますね。
また、夏目も”関係あるかも”と話していたので、今後事件の詳細も明かされていくものと思われます。
あの名言もキター!
入院中の貫井に、バスケ部のメンバーからメッセージが書かれたボールが届いていました。
その中には、バスケットマンのバイブルとなっている大人気漫画『スラムダンク』の名言も書かれていましたね。
「左手はそえるだけ」(漫画『SLUM DUNK』62話)
しかも、メンバーの名前が”桜田”なんて、絶対に桜木を意識したはず。
ちょっとした発見のようで、ワクワクしたワンシーンでもありました。