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『なつぞら』15話のあらすじと視聴率。農協との対立は泰樹のプライドが理由!? 果たしてなつの意見は?

ナツゾラネタバレ 2019年春ドラマ

柴田家では、牛の貸し出しを巡って泰樹と剛男が対立し、なつも巻き込まれることに……。

弱い酪農者のためという剛男と、自分の牛乳を他のものと混ぜるのは許さないという泰樹。

どちらにも言い分はあるものの、この一件が後になつの人生に影響を与えることになるのです。

NHK連続テレビ小説『なつぞら』

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15話あらすじ

農協が貸し出したという話から、なつは泰樹と剛男の対立に巻き込まれる形となっていしまいました。

剛男の話しでは、「冷害が多いこの土地では、酪農の必要性を感じている農家がたくさんある、しかし牛を購入する資金がなくて手を出せない。だから農協で牛を保有して必要な農家に貸し出す。」ということ。

ただ、泰樹が反対しているのはこれが理由ではなく、これまで酪農家が直接顧客に卸していた牛乳を農協が一手に買い取って、まとめて乳業メーカーに卸すというシステムのようでした。

それに対し泰樹は、農協は自由にやればいい、但し自分の牛乳は他のものと混ぜる気はないといいます。

農協側は、他の酪農者に同意してもらうには、泰樹に賛同してもらわなくては……という考えのようでした。

自分の牛乳の管理を拒否しているのに、他の酪農者に薦めることは出来きません。きっと泰樹の意見はこのような理由なのでしょう。

これが原因で柴田家には、不穏な空気が流れていました。何としても同意してもらいたかった剛男は、最終手段としてなつに頭を下げたのです。

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『なつぞら』15話の見どころ

泰樹自身、農協のやり方自体に反対していません。ただ、自分の牧場の牛乳と他の牛乳と混ぜたくないという想いからでしょう。

10代で苦労しながらここまで来たこと、もちろん他にも同じように苦労した方もいるはず。しかし、農協に牛を借りて始めたばかりの酪農家の牛乳と、丹精込めて育てた牛から絞った自分の牛乳を一緒にしてほしくないと言う、泰樹のプライドというものがあるようでした。

いくら救済といえど、”どれも同じ牛乳”として扱われることが許せないのでしょうね。だから、賛同する者だけでやればいいじゃないか、自分で育てた牛から絞った牛乳は、自分の手で売りたいという強い想いがあるのだと……。

この先のことを思っての農協の考えもわかるような気がしますし、泰樹の想いもわかるような気がします。

では、なつは一体どう思っているのでしょうか。今回、なつの意見はハッキリしませんでしたが、「じいちゃんは何で反対なの?」ときいている時点で、農協の計画にはある意味賛成なのかな?という感じがしました。

この一件で、柴田家の今後がどうなるのか……というところでしょう。

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『なつぞら』15話を観た感想

夕見子が、天陽となつは恋人同士だと言った時の泰樹の反応が素晴らしかったです。娘に恋人が出来たと知ったときの父親のような表情をしていましたから。

なつは、天陽とは恋人ではないと否定しましたが、絵という共通した趣味を持つ友人であり、信頼できる大切な人であることには変わりありません。

まだこの先、兄や幼馴染との再会や酪農の変化、アニメーションに関わっていく様子が描かれるはず。

そういった意味でも、本作に恋愛事情は不要かと思うものの、なつと天陽の友情関係の行方はちょっぴり気になります。

ただ、今回の話が「なつの人生を左右する」という理由は何なのか……。どういう繋がりに泣ていくのかが気になります。

さらに、泰樹の「電信柱、引っこ抜け。無駄に明るくなりすぎると大切なことが見えないようになる」というセリフ、夕見子の「いいこと言うね」の追い風もコミカル風で面白いひとコマでした。