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【アウトランダー】シーズン5原作予想。過去か未来か、愛か希望か、その選択が迫られる怒涛の展開!?

アウトランダーシーズン4ネタバレ ファンタジー

【アウトランダー】シーズン5の行方を原作ネタバレ。

米国では2020年2月16日(日)から放送予定の【アウトランダー】シーズン5の予告動画が公開されました。

日本では2020年4月6日から[hulu](PR)  での配信が決定!

シーズン5のネタバレも更新中!

物語は1770年。

ロジャーもブリアナに元に戻り、フレイザーズリッジも平和を取り戻したかと思えました。

しかし、世直し団により頻発した暴動をイギリス本国が鎮圧に乗り出し、ジェイミーにイギリス側の兵士としての召喚状が届く……。

ここでは原作からシーズン5のストーリー(であろう)をネタバレしています。

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【アウトランダー】シーズン4その後を原作ネタバレ

「妖精の丘にふたたび」

【アウトランダー】全シーズン全話のまとめリンク一覧。
【アウトランダー】シーズン1~5までのまとめを紹介した記事一覧。主人公クレアが過去にタイムスリップしジェイミーと知り合って結婚。カローデンの戦いの阻止に失敗して再び20世紀へ。その後フランクと娘を育てフランクの死を機に再び過去へと戻りジェイミーと再会。さらにシーズン4ではブリアナとロジャーが石を通り過去で暮らすことを決意します。それらの流れを全てまとめました。

シーズン4は、ロジャーがブリアナの元に戻り、さらにジェイミーにトライオン総督から”戦い”の召喚状が届いたところで幕を下ろしました。

次なるシーズン5は、予告動画からは再び波乱の幕開けを予感させる展開となるようです。

ドラマのストーリーは明かされていませんが、【アウトランダー】は原作に近い形でドラマ化されているので、今回は原作からシーズン5の流れをお伝えしていきます。

シーズン4最終話ではブリアナとロジャーが再会し、さらにジェイミーにトライオン監督から民衆を率いて、世直し団のリーダー(つまりマータフ)を殺害しろとの命令状が届いたところで終わりました。

”世直しの戦争”は実際に起こった暴動です。

1764年から1771年まで続き、独立戦争を促進させるきっかけになったという学者もいるようです(諸説あり)

原作でのその後。

ブリアナとロジャー、そして産まれた赤ん坊も一緒にフレイザーズリッジに戻ることになりました。

赤ん坊の名前はこの時点ではまだつけられておらず、クレアは”スウィーティ”や”ダーリン”と呼び、リジーは”ディア・ラッド”、ジェイミーはゲール語で”孫息子”か、赤い奴という意味の”ルーア・ヒーア”と呼んでいます。

その後、「ブリアナが”ジェレマイア”はどう?ジェレマイアが呼びづらかったらジェミーでもいい。でもジェイミーとジェミーだと紛らわしいかしら?」といいますが、実はこの名にはある問題があったのです。

ロジャーとクレアはその問題を知っていました。

「あなたはぼくの家系図の すり替えが行われた部分を指さした。ゲイリー・ダンカンとドゥーガルの間に出来た子供が 亡くなった子の代わりに養子になって その子の名を与えられた」

「ウィリアム・ブークリエフ・マッケンジー」

出典【妖精の丘にふたたび】Ⅲ69章「ジェレマイア」から引用

妖精の丘にふたたび/ダイアナ・ガバルドン

しかし、ロジャーが知りたかったのは取り替え子の妻の名前で、ロジャーの六代前の曾祖母の名前でした。

その曾祖母の名前は家系図に載っていなかったのです。

クレアは、彼女の名前は”モーラグ・ガン”だと伝えると、ロジャーは体を震わせます。

実は、彼らの子供の名前が”ジェレマイア”=ジェミーだと言うのです。

つまりは、ゲイリーとドゥーガルが生きていれば、彼らの孫になるということ。

これはシーズン2第13話で、クレアがロジャーに伝えていました。

それでも赤ん坊は名付けられました、ジェレマイア(ジェミー)と……。

ヤング・イアンは?

ロジャーと引き換えに、モホ-ク族の仲間になったイアンはその後どうしているのか?

彼は、モホーク族の風習に従い彫り物の上手なエミリーという女性と結婚し、子供が生まれるとのこと。

犬のロロもたくさんの子犬をもうけて、村中には狼そっくりな子犬がウジャウジャいるようです。

その手紙は、ジョン・クインシー・マイヤーズ経由でクレアとジェイミーの元に届けられ、ラリブロッホの両親にも、もうひとり孫が増えると伝えてほしいとも書かれていました。

ジョン・クインシー・マイヤーズはアメリカの開拓者で、かつてフレイザーズリッジで熊に襲われて大怪我を負ったとき、クレアが救った大柄で髭面の男性。

マイヤーズは、旅の途中で南のモホーク族の村に立ち寄った際、イアンと再会したようです。

イアンは戦士の装いをして、顔も日に焼けて健康そうだったと。

向こうから声を掛けて来なければ気が付かなかったと、マイヤーズが話していました。

手紙

ロジャーは、ジェイミーがひとりになるのを見計らって話したいことがあると言ってきました。

かつて、ブリアナを追ってグレイグ・ナ・デューンを通る前に、父の遺産を整理した時に手紙を見つけたと言います。

クレアを見つけたら教えてあげるつもりで頭の中に叩き込んだというものの、よく考えたらそれはクレアでもブリアナでもなく、ジェイミーに伝えた方がいいのではないかと思ったとのこと。

牧師だったロジャーの父宛ての手紙で、送り主はフランクだったのです。

冒頭には「私は心臓に問題を抱えています」と書かれており、彼は余命短いことを知っていたようです。

その手紙には、クレアとブリアナを深く愛していること、クレアを奪ったジェイミーを憎んでいること、もし会えるなら彼を殺してでもクレアを取り戻したいほど愛していると書かれていました。

その一方で、ジェイミーがいなければ自分は娘を持てなかったから、奇妙な恩義も感じていると……。

毎日、ブリアナを見ているだけでジェイミーの存在を感じていたこと、肩越しに振り返れば彼がいる。

さらに、来世があるとしたら自分は彼に出会うのだろうか、不貞の罪を乗り越えて友として会えるのか、それともケルトの地獄に永遠に閉じ込められ、首を締め合っているのだろうか。

手紙には、クレアが戻ってから感じていたフランクの悲痛な叫びが記されていたのです。

フランクが牧師に宛てた手紙の一部から、シーズン2第13話でクレアが見つけた「クラン・フレイザー」と彫られたジェイミーの墓石は、フランクが牧師に頼んで置いてもらった偽物であったことも判明しています。

フランクは、手紙のなかに自分の祖先ジャック・ランダルの遺体は故郷のサセックスに葬られることなく、スコットランドの丘で放置されていたと言っており、おそらくそれは誰も、彼をわざわざ故郷に連れて帰ろうと思ったからだとも遺していました。

さらに、ジェイミーの墓石を置いたのは、妻を奪った憎い男ではあるもののブリアナという娘を自分に与えてくれたことへの恩義としてだったようです。

スティーヴン・ボネット

ブリアナはボネットが捕まって縛り首になるという話を聞き、ジョン卿に頼んでボネットに会いに行きました。

その時、牢では世直し団が捕えられたマータフを助けるため牢を爆破する計画を実行しましたが、鎖に繋がれていたボネットは兵士が落としていった鍵を拾うかどうか……というシーンで終わっていましたね。

彼は爆破に巻き込まれて死んだということになっていましたが、原作ではボネットは生き延びています。(ドラマ版でも生き延びていました)

ボネットは、爆破に巻き込まれ大けがを負ったジョン・グレイ卿を担いで、ブリアナを連れて脱出していました。

その後ボネットは「上流に船を待たせてある」と言い、ブリアナに”養育費”として黒いダイヤを握らせ、土手を歩いて行きます。

「長い脚を弾ませて土手を行く姿は、明滅する火明かりの中で悪魔のように見えた。テレビンの油膜が燃え上がり、深紅の渦巻く火柱が天を衝き、土手を昼間のように明るく照らした。(中略)「船を待たせてある。少し上流に」彼は言った。彼女は炎に目を細めた。炎は川を覆い尽くさんばかりだ。流れ広がった油膜が、川面を恐ろしい炎の庭に変えていた。まばゆい光の壁に阻まれてなにも見えない。銃を持たぬ手の方には、彼がくれたものを握りしめたままだった。手を開いてみる。拳の上で濡れた黒いダイヤが輝き、その切り子面に映る炎は血のように赤かった。」

出典:【妖精の丘にふたたび】/ダイアナ・ガバルドン第11部から引用

この時ボネットは死んだのか、この時点では不明です。

ドラマ版でボネットの生存は確認されています。

ドラマのように爆破に巻き込まれて死んだのか、それとも”切り子面に映る炎は血のように”という文章から、この炎に巻き込まれたということなのか……。

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「燃ゆる十字架のもとに」シーズン5予想

燃ゆる十字架のもとに
1770年10月の末、王領植民地ノース・カロライナ、マウント・ヘリコン。

ブリアナの結婚式を控えたある日の朝、クレアは最初の夫の唇の感触が残っているような感じがして目を覚まし、思わず口に指を当ててしまう……。

そして心の中で「フランク、もう行ってちょうだい」とつぶやきます。

愛する娘の結婚式にフランクとジェイミー、2人の父親が列席してくれることをブリアナはきっと望んでいるだろうと察したクレアの夢でした。

シーズン4最終話では、ジェイミーが世直し団のリーダーを殺すよう命じられて終わりましたが、原作ではこの後ブリアナとロジャーの結婚式が行われたりしていきます。

ただ、ボストン虐殺事件(1770年)についてクレアが不安を口にしている場面がありました。

1770年3月5日にマサチューセッツ州湾直轄植民地のボストンにて、タウンゼンド諸法に不満を持った民衆が暴動を起こし、イギリス軍が5万人の民衆を虐殺した事件のこと。

これは、独立戦争を引き起こすきっかけのひとつになった事件です。

シーズン5での戦いは、世直しの戦争なのか、それともボストン虐殺なのか。

アメリカ独立戦争に結び付けるとしたらやはり、ボストン虐殺事件の方が有力なのか、それとも独立戦争そのものが描かれるかもしれません。

ロジャーやブリアナも家族のために戦うようなシーンも見られ、マータフが民衆と共に、そしてジェイミーとクレアも……。

ただ、怒涛の展開というのは、シーズン終盤になるような気がします。

まずは、フレイザーズリッジに戻り、ジェイミーがトライオン総督とマータフの間でどう立ち回るのかが気になるところです。

また、子供のことを考えて未来に戻りたいというロジャーと、やっと会えた家族と過去で暮らしたいと言うブリアナの意見が衝突。

さらに、ブリアナヘの復讐のためジェイミーとロジャーはボネットを探し出そうとするようです。

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