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【ラグナロク】シーズン2考察。第1話・第2話までに見えたこと。

アドベンチャー
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【ラグナロク】シーズン2考察。ノルウェーを舞台とし、北欧神話の最終決戦”ラグナロク”を現代にて描いたドラマ【ラグナロク】(2020)。シーズン2では、マグネが北欧最強の神トールだと判明し、巨人との戦いを前に共に戦う神々の仲間を探します。また、マグネの弟ラウリッツには衝撃の事実が隠されていて……⁉︎

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【ラグナロク】シーズン2/第1話・第2話の登場人物

イマン・レザ役/ダヌ・サンス

俳優情報

  • 英語表記:Danu Sunth
  • 出身:ノルウェー/オスロ
  • 生年月日:1995年
  • 出演作
    • ラグナロク
    • Flus

役どころ:スーパーのレジ係を務める老女のヴェンケによって、マグネと巡り合わされたエッダ高校の女子生徒。ヴェンケからは、戦の指導者を見つけて支えになるよう伝えられています。いつも眼帯をした老人のヴォータンと一緒におり、養子として育ちました。

俳優について:ダヌ・サンスはノルウェー出身の女優で、ロンドンに拠点を置いています。

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 第1話:兄弟のきずな

第1話の神々

フレイヤ:北欧神話の有力な女神。

愛と豊穣、魔術、戦争と富を司り、その美しさですべての者を魅了する。

あらすじ

マグネはヴィダルとの戦いにて雷を呼び、互いに落雷の衝撃で意識を失っていましたが、幸い大事には至らず目を覚まします。ヴィダルも目を覚ますとマグネに対し、「新月の時にお前を殺す」と宣戦布告しました。

その後、マグネは魔女のような老女に会い、自身の運命について知らされます。マグネは選ばれし者で巨人と戦うべく武器と仲間を集める必要があり、そのために他の神々も味方になってくれると。

それからのマグネはトールの武器”ミョルニル”というハンマーについて調べたり、弟ラウリッツを仲間に誘うなど、来たる巨人との戦いに備え始めました。

そんなある日、マグネは母を通じてスーパーのレジ係であるヴェンケからの伝言を受け取ります。

今夜、川のほとりの橋にて”神に会う”と。

マグネが橋に向かうと、眼帯をした老人ヴォータンの車椅子を押すイマン・リザ(ダヌ・サンス)と出会います。最初こそ半信半疑のイマンでしたが、マグネの力や自身に目覚めた”人を操る力”を目の当たりにし、マグネの力になると約束しました。

巨人であるヨーツル家は、神であるマグネを倒すための古の武器を取り出し、手入れや使い方の確認をして新月の時に備えます。一族でマグネを倒すことを決めたもののフィヨルはグリーを殺害せずに戻り、それどころか彼女のため巨人の運命を捨てると家を出て行ったのです。

その一方、マグネの弟ラウリッツに関する衝撃の真実が明らかとなり……それはマグネの運命にも関わる大きな問題で⁉︎

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 第2話:消えた老女

第2話の神々

ロキ:北欧神話に登場する巨人の血を引く神。

悪賢くてイタズラ好き。

オーディンの義兄弟、ミズガルズ蛇の父。

あらすじ

ラウリッツは自分は体の大きい父や兄と似てないと疎外感を感じていましたが、母から出自の秘密について聞かされます。実は、ラウリッツはマグネとは父親が異なり、本当の父親はヴィダルだったのです。

突然のことに戸惑うラウリッツに対し、マグネは敵対する人物と弟が親子だという数奇な運命に苛立ちを隠せません。ラウリッツがヴィダルと親子であることはマグネの母を通じてヴィダルの耳にも入っており、これはラウリッツが父と関係を築けるように配慮してのことでした。

ヴィダルは思わぬ形で家族が増えたことをとても喜んでおり、マグネのスパイとして利用すべくラウリッツに接触を図ります。高価なバイクを与えたり、豪華な家に招いてこの家も君のものだと話したりしました。

ついには、一族の仲間入りを果たすため捌いたばかりの生の鹿の心臓を食すようにラウリッツに要求します。ラウリッツは鹿の心臓を前にしても特に躊躇うこともなく齧りつくと、古の言葉を話し始めました。

そして、ラウリッツは自身の腕は火で炙っても凄まじい勢いで自然治癒していくのを体験すると、自身に巨人の血が流れていることを自覚したのです。その後、迎えにきたマグネに対して帰る様子も見せず、完全にヨーツル家に肩入れしたかのように見えたラウリッツ。

しかし、ラウリッツは肩を落とすマグネを追いかけると、マグネが兄であることに変わりはないことと、ランがヴェンケを殺しに行ったことを教えるのです。

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 【ラグナロク】シーズン2/第1話・第2話の考察

  • イマンはフレイヤで確定

シーズン2から登場した新キャラクターのイマンですが、1話の冒頭にフレイヤの説明が入っていること、”すべての者を魅了する”とのことからイマン=アース神族のフレイヤと考えて間違いないでしょう。

実際、イマンが見つけた新たな能力というのは人を思うがままに操ることができるものであり、これこそ冒頭のフレイヤの説明にある”すべての者を魅了する”能力なのだと思われます。さらにフレイヤには双子の兄フレイがおり、イマンは養子なのでもしかしたら兄の登場も有り得るかもしれません。

また、フレイヤは魔術にも長けていた神なので、今後のイマンの成長にも注目したいところです。

  • ヴェンケ(老女)はヴォルヴァで確定

スーパーでレジ係を務める老女のヴェンケは、マグネに関する様々な予言をしていたことからも女性の預言者であるヴォルヴァで間違いないでしょう。ヴォルヴァは予言の他に魔術も使えた人物であり、神々の父にあたるオーディンですら未来にどう備えるべきかの助言を求めていたほどの実力者として知られています。

実際にヴェンケはマグネを異次元に連れて行ったり的確な予言をしていましたが、これらはヴォルヴァ故の能力だと考えられます。

  • ラウリッツはロキで確定

マグネの弟ラウリッツは実の父がヴィダルだと分かり、巨人の血が流れていることが判明しました。これにより、ラウリッツはイタズラ好きの神のロキと考えて間違いないでしょう。

ロキは神々の敵である霜の巨人(ヨトゥン)の血を引いていたが、オーディンの義兄弟となってアース神族の王国に住み、トールとも仲が良かった

ヨーツル家は、アース神族(オーディンやトールが属する神々の系統)と敵対関係にある霜の巨人だと考えれば、ラウリッツがロキであることも史実に沿っていることになります。また、ラウリッツのイタズラ好きな性格や悪賢いところに加えて、母の服を着てパーティーに出席するところなどは、まさにロキそのものです。

これらのことやラウリッツの血統的にも、ラウリッツ=ロキで確定だと言えるでしょう。