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【清越坊の女たち~当家当主~】30話・31話・32話あらすじネタバレと感想。決着

歴史 / 時代劇
©2022 Huanyu Entertainment Co., Ltd.

【清越坊の女たち~当家当主】30話・31話、32話あらすじネタバレと感想。李照と曹文彬に苦しめられた長きに渡る戦いに終止符が打たれました。そして長い間行方不明になっていた雪堂が任家に戻ってきます。

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【清越坊の女たち】30話あらすじネタバレ

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翠喜の冤罪を訴える人々が処刑場に集まっていました。

すると刑執行の直前、宝琴が人々の前で翠喜の無実を断言しました。

「私、曽宝琴は蘇州の人々の前で命を懸けて親水基が無実だと断言する。もし夫を殺していたら私も同じ罰を受ける」そう言って、翠喜の隣に跪いたのです。

それに続いて如風や舒芳、そして翠喜から恩を受けた者たちが次々に跪き無実を訴え始めました。

その状況に、死刑執行人も「ただちに執行をやめてもらわねば私の命も危うくなります」とひるんでしまいます。

そんな緊迫状態のなか、任雪堂が刑場にやってきたのです。

文彬は部下に本物かどうか確認させていた時、地方長官の呉巡撫ごじゅんぶが兵を連れて刑場にやってきました。(*巡撫とは皇帝に直属する地方長官。総督と同等の資格を持つ)

呉巡撫は、文彬の非道な行い・民に対し暴虐を働いたこと、蘇州を揺るがし官民を憤怒させた罪は大きいとして文彬を捕えようとしましたが、それを察した文彬はイト足先に蘇州府署に戻り妻子と共に逃走を図ります。

しかし、荷造りを終えて馬車に乗ろ込もうとした直前、文彬は捕えられてしまいました。

雪堂が戻って来たという知らせは李照にも届きました。

翠喜は解放され、家族と共に任家に戻ります。

雪堂は、2人に話しをしました。

翠喜が捕えられたと聞いた雪堂は、呉巡撫に公平な裁きを求めたようでした。

そして、これまで7年間どうしていたのかも話します。

「張飈を追い大海原を転々としていた。島では奇妙な出来事に遭遇したよ。私は……」その先は口を閉じてしまいました。

翠喜と宝琴はそれ以上なにも聞きませんでしたが如風は違います。

大海原を転々と。これだけの説明に如風は、母の自害、翠喜の処刑などこれまで起こったすべてのことへの怒りをぶつけました。

すると雪堂は、「自分が帰れば任家は決裂し大混乱に陥ってしまう」と、その理由を話します。

でも、実は翠喜と宝琴の狭間に置かれている苦しみから逃げ出していたのです。

張飈と対峙し怪我を負った際、通りかかった住職に助けられたものの意識を取り戻して回復するまでに3年掛かり、その間に帰るのが怖くなったと説明しました。

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【清越坊の女たち】31話あらすじネタバレ

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文彬と李照は、罪のない民を自分の欲により殺そうとした罪で財産は没収されて流刑となり、文彬の娘は行院に行きになりました。

李照もすべてを失った後、2人の兵に付き添われ西北への険しい道のりを進むことになります。

丁栄は、李照がいなくなったことで重荷がなくなり笑顔で子供たちと接することが出来るようになっていました。

一方、任家では平穏な日々を取り戻します。

そんな中、如風は舒芳の誕辰(誕生日)に髪飾りを贈ろうと計画し、女使用人のひとりに髪飾りを手に入れるよう頼んでいました。

しかし、2人のやり取りを見た舒芳は、使用人が如風が”妾”を欲しがっていると誤解してしまったのです。

そんなことも知らず、如風は舒芳の誕辰祝いに食事と贈り物を用意して帰りを待っていました。

誤解したままの舒芳は、楽しそうに酒を飲む如風を見て余計にいらいらしてしまい「清越坊が再開したのに自分は飲み食いして働かない」と文句を言ってしまいます。

酒が回った如風は、雪堂も翠喜も帰ってきたから清越坊は2人に任せればいいと呑気に構え、さらに「妾を持てるなんて男の嫁だ」と口走ってしまったのです。

翌日、任家のこれからについてみんなで話し合います。

宝琴は、文彬に奪われ戻って来た書画や絹織物、緙絲の真贋を見極め、どれを売ってどれを残すかを決めることと、衣食の切り盛りや使用人の管理。

舒芳は、これまで通り組合を任せられましたが、如風は清越坊は如風に任せたいという翠喜の希望を拒否したのです。

如風は、自分の軽率な行動が任家に災いを招いたので、なるべく関わらない方がいいと思っているようでした。

しかし、舒芳の考えは如風の考えと違っていました。そこで舒芳は、如風の母印が押されてある離縁状をちらつかせます。

如風は、身に覚えのない離縁状に焦りだしました。

実は、舒芳は誕辰の日に酔って寝てる如風の指に朱肉を付け、離縁状に母印を押していたのです。

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【清越坊の女たち】32話あらすじネタバレ

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如風に離縁状を突きつけてから舒芳は遅くまで仕事をこなし、如風は誤解を解こうと懸命になりますが舒芳は聞く耳を持ちません。

そんななか、書硯は如意との婚姻について雪堂に許しを貰いにいきました。

侍従同士の婚姻は主が取り仕切る決まり。

雪堂は書硯を連れて、翠喜、宝琴、如意のいるところに行き婚姻のことを伝えました。

ところが、行院出の如意は求婚より先に主に伺いを立てるのかがわからず困惑し、2人の気持ちを考えない書硯とは結婚しないと断ったのです。

相変わらず毎日を忙しく過ごしていた舒芳は、如風が手助けをするわけではないことに不満を感じていました。

如風がやることと言えば、舒芳が昼食を終えたのも知らず食事を持ってきたり、仕事が終わるまでそとで待っていたりするだけ。

舒芳のためにと思ってやってることは、舒芳にとって幼稚なことでしかなかったのです。

如風はあの手この手で舒芳の機嫌を取りましたが、舒芳の怒りは増すばかりでした。

そしてある夜、舒芳は如風に別れを告げたのです。

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【清越坊の女たち】30話~32話の感想

文彬と李照の失脚により任家に平和が戻ってきました。

というのもつかの間。

雪堂が帰ってきたら如風が元のろくでなし具合も戻ってしまいました!

確かに張飈と関わったことにより任家に災いを招いたことには変わりませんが、たとえそれがなくても文彬と李照は任家を潰そうとしてきたはず。

自分が何かして任家に災いが起こるかもしれないと気にして何もしないより、償いとして少しでも役員立つことを考えた方が舒芳の気持ちも変わってくると思うのですが……。

そして雪堂。2人の間に挟まれて逃げ出したかったというのはあまりにも身勝手です。

結局は、翠喜と宝琴が自分たちで解決したので、雪堂はちょっと男らしくないという印象が残ります。

このドラマは女性たちが強く生きて行く様を描いているのだと改めて感じました。

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本ページの情報は2023年10月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービスにてご確認ください。