【アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺】第3話・4話ネタバレと考察。 | Dramas Note
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【アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺】第3話・4話ネタバレと考察。

「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺 」出典:www.amazon.co.jp

作品紹介

【アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺】第3話・4話ネタバレと考察。ヴェルサーチ殺害にいたるまで、アンドリュー・クナナンは4人を殺害した。彼らは何故殺されてしまったのか。

©2016 Fox and its related entities. All rights.

製作

製作:2018年 アメリカ

原題:The Assassination of Gianni Versace: American Crime Story

脚本:トム・オブ・スミス

監督:ライアン・マーフィー

放送局:FX

キャスト:エドガー・ラミレス、ダレン・クリス、リッキー・マーティン、ペネロペ・クルス、コーディー・ファーン、フィン・ウィットロック、ジュディス・ライト他

動画配信

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【ヴェルサーチ暗殺】第3話・4話 あらすじ

ヴェルサーチ殺害2か月前。

アンドリュー・クナナンは、シカゴの実業家リー・ミグリンを妻の留守中に殺害し逃走する。

クナナンは、その前にミネアポリスとチサゴで2人を殺害していた。

そして、彼は逃亡のために更なる殺人を犯す。

【ヴェルサーチ暗殺】第3話・4話からの登場人物

リー・ミグリン/マイク・ファレル

シカゴの不動産開発で財を成した実業家。

シカゴのマディソン・プラザは彼の計画によるもの。

マリリン・ミグリン/ジュディス・ライト

リー・ミグリンの妻で、アメリカのテレビショッピングのホストとして知られる。

「マリリン・ミグリン」ブランドの香水も有名。

デヴィッド・マドソン/コーディー・ファーン

ミネアポリスに住む建築家の卵、金髪の美青年。

ジェフ・トレイル/フィン・ウィットロック

ミネアポリスのプロパンガスの会社で働く黒髪の青年。

【ヴェルサーチ暗殺】第3話ネタバレと考察

リー・ミグリン

1997年5月、シカゴの実業家リー・ミグリンは自宅ガレージで、無残な姿で発見される。

1週間前。

妻マリリンがテレビショッピングの仕事で数日留守にしている間、リーはアンドリュー・クナナンを自宅に招き入れる。

2人はかねてからの知り合い」であり、事前にクナナンからシカゴに行くとの連絡がきていた。

リーは「隠れゲイ」だった。

クナナンはプレイと称して、リーの顔をテープでグルグル巻きにして殴り、すでに2人殺した事を告白する。

そして、家族やマスコミにわかるように、ゲイ雑誌を置き女性の下着を着せてから殺してやると予告した後、リーを撲殺する

すでに殺人者となっていたクナナンは、成功者を支配する優越感と、彼らに対する強い嫉妬心からこのような行為に至ったのかもしれない

ウィリアム・リース

警察が遺体を発見した時、リーは下着を着せられ、側にはゲイ雑誌が置かれていたが、マリリンは強盗だと言い張った。

実際、大金や宝石、金貨などが盗まれていた。

ミグリン宅付近でクナナンが乗り捨てた車が発見され、照合の結果殺人事件の被害者の車であったことが判明する。

クナナンはリーのレクサスで逃走するが、搭載している自動車電話はエンジンをかける度に信号を発する仕組みになっていたため、クナナンのいる場所が特定されようとしていた

もちろん、警察はその事を漏らさないよう戒厳令を強いていたが、マスコミに漏れラジオで報道されてしまう。

これを聞いたクナナンは、通りがかったニュージャージーの国立墓地の管理人ウィリアム・リースに目をつけて殺害し、リースの車に乗り換える。

3話のタイトルは【無差別殺害 】(原題:A Random Killing)であるが、これはウィリアム・リースの殺害無差別殺害であったことと、マリリンがリーが強盗犯による無差別殺害だったと主張した事を兼ねてつけられたタイトルだと思われる

マリリンは警察が言わんとするゲイによる痴情がらみの犯罪とは絶対認めようとしなかった。

彼女はリーがゲイだったという事に気づいていたが、偽りの結婚と思いたくなかったのだろう。

【ヴェルサーチ暗殺】第4話ネタバレと考察

ジェフ・トレイル

リー殺害の1週間前

クナナンはミネアポリスを訪れ、デヴィッド・マドソンにプロポーズをするが断られる。

その後、友人のジェフ・トレイルが留守中に、クナナンに盗まれた銃を取り返すためにデヴィッドの家にやってきた。

クナナンはジェフをいきなりハンマーで殴り殺す

クナナンは、ジェフとデヴィッドの仲を疑っていたのだ

警察に通報しようとするデヴィッドに、クナナンは「疑われるのは君だ。」と銃をつきつけながら脅す。

デヴィッドは自分は無実だと答えるが、クナナンは「警察はホモの言うことなど信じない」と脅し、その後も銃をちらつかせ、デヴィッドを軟禁状態にした。

デヴィッド・マドソン

デヴィッドの無断欠勤を心配した上司の訪問をきっかけに、クナナンはデヴィッドを連れ逃亡する。

間もなく事件は発覚するが、黒髪のクナナンが訪問していた目撃情報や、デヴィッドが金髪であり遺体が黒髪であったことから、警察はデヴィッドがクナナンを殺害したと疑う。

警察はデヴィッドの両親を訪問するが、彼らは息子の無実を信じた

過去にデヴィッドはゲイである事を父に告白していたのだ。

父はショックを受けたものの、息子への愛のためそれを受け入れていた

一方、クナナンはシカゴに行き、ミグリンに会って金をもらいメキシコ行きを計画する。

デヴィッドは「現実を受け入れて警察に一緒に行こう」と説得するが、クナナンは受け入れない。

隙を見て逃げようとしたデヴィッドはクナナンに殺される

考察:デヴィッドはなぜクナナンと逃亡したのか

実際の事件では、2人だけの事なので本当の事はわかっていない。

脚本のトム・ロブ・スミスは「デヴィッドは泣いていて、クナナンはおしゃべりをしていた」「デヴィッドはびくびくしていた」等の目撃証言から推察したのだと言う。

劇中、デヴィッドはレストランのトイレの窓から逃げ出す事を考え、トイレの窓から外を見上げて歩く人々を見ていた。

結局逃げず、クナナンの元に戻る

クナナンの「ホモの言う事など信じてくれない」という言葉を思い出し、逃げても無駄だと思ったのか。

または、一種のストックホルム症候群なのかもしれない。

それでも逃亡中にデヴィッドは子供時代の父との思い出を回想し、家族の事を心配していたところから我に返り、現実を見ようとしたのかもしれない。

ストックホルム症候群とは
誘拐事件や監禁事件の被害者が、死ぬかもしれないという極限の状態から、犯人に対して連帯感が生まれるような症状の事。
実際にあったストックホルムの銀行強盗人質立てこもり事件に由来する。

【ヴェルサーチ暗殺】第3話・4話の感想

このドラマはヴェルサーチの殺害からどんどん過去にさかのぼるので、今回は全くヴェルサーチは出てこない。

しかし、3話から俄然と面白くなってきた。

クナナンがレクサスでの逃亡中に信号を発していたことをマスコミが報道してしまい、その結果全く面識のない男性が殺されてしまった。

何故マスコミはこのような事を想定して黙っていられなかったのか。

洋の東西を問わず、マスコミの無責任さには本当に腹が立つ。

そして4話、デヴィッドの事。

デヴィッドは裕福ではなかったが、親の愛を受けまっすぐ育った青年だった。

努力家で建築家として歩み出したばかりだった彼が、最期に見た光景は思い出の湖の小屋にいる父。

美しいが悲しい、心に残る印象的な映像だった。

息子の事を愛し、信じていた父の事を考えると胸が痛む。

次回はクナナンが最初に殺したデヴィッドとの出会いが描かれる。