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【新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜】13話・14話あらすじ ネタバレ感想。皇帝に忍び寄る影

新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜,ネタバレ 復讐劇
©Tims Productions

【新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜】13話・14話あらすじ ネタバレ感想。ついに側女アナスタシアは宮殿からの逃走に成功し、念願の自由を手に入れます。しかしその裏では皇女ファーリエが幸せを手に入れるため、皇帝アフメトの暗殺を試みていました。また、海軍提督デルヴィーシュはクリミア・ハン国の兄王子シャーヒンの元を密かに訪れます。

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「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」13話あらすじネタバレ

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トプカプ宮殿。

側女アナスタシアは、ついに宮殿から逃走を図ります。アナスタシアはこの日のために逃走ルートを見つけ、外へと繋がるドアを帝都新兵軍団新兵のイスケンデルに開けてもらう約束を取り付けていました。

早速、皇帝アフメトの部屋を訪れたアナスタシアは、見つからないようにアフメト宛ての手紙を机に置いて立ち去ります。外へと繋がるドアの前でイスケンデルを待つアナスタシアでしたが、いくら待てどもイスケンデルが現れることはありませんでした。

アナスタシアはイスケンデルに裏切られたと肩を落とし、部屋に戻ろうとしたところでアフメト宛ての手紙の存在を思い出し慌てふためきます。すると、そこへ太皇太后たいこうたいごうサフィエ付き宦官ビュルビュルが現れ、アフメトが呼んでいるため直ちに向かうよう促されます。

もしすでにアフメトが手紙を読んでいたら逃走のチャンスはなくなるため、アナスタシアは緊張の面持ちでアフメトの元へと向かいました。しかし、呼び出された中庭にアフメトの姿はなく、代わりに後宮宦官かんがん長レイハンの姿がありました。

アナスタシアの置き手紙を発見したレイハンは、手紙に自分が先帝と医師長を殺害したと記されていたことからアナスタシアを始末しようと呼び出したのです。アナスタシアはレイハンに襲われ命の危機を迎えるものの、駆けつけた海軍提督デルヴィーシュのおかげで命拾いをします。

デルヴィーシュはアナスタシアを逃し、レイハンを始末しました。なお、レイハンは死に際に自分の所業が明るみになればデルヴィーシュも困るとの意味深な発言をしていました。

太皇太后サフィエは皇女ファーリエとデルヴィーシュの婚儀の準備に取り掛かっていました。サフィエはファーリエを連れて、アフメトから与えられたファーリエの新居の下見にやって来ました。

そこでファーリエは、職人に紛れて待ち伏せていたクリミア・ハン国の兄王子シャーヒンから弟王子メフメトを助けるにはこれしかないと毒を手渡されます

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「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」13話の感想

アフメトとアナスタシアは同年代のように見えますが、アナスタシアはアフメトに比べてあまりに発想が幼稚に感じます。アナスタシアは自らアフメトのことが好きだと言っていたり、他の側女に嫉妬する様子を見せているのにもかかわらず未だアフメトから逃げようとしており、いまいちアナスタシアの本当の気持ちが掴めません。

まだ何としても帰りたいとの思いが強いのならアフメトの気持ちに応えるような真似はせず、突き放すくらいの強い気持ちを持ってほしいものです。

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「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」14話あらすじネタバレ

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トプカプ宮殿。

以前の喧嘩で髪を切られ落ち込んでいた側女アナスタシアは、太皇太后サフィエから美容師とドレスを授けられます。これはアナスタシアが皇帝アフメトとまだ結ばれていないことを悟ったサフィエの気遣いによるもので、アナスタシアは綺麗な髪とドレスで再び美貌と元気を取り戻しました。

その夜。

母后ハンダンは先帝の妃ハリメと沈黙を貫く皇女ファーリエについて話し合っていました。ファーリエの沈黙は運命を受け入れただけだと楽観するハンダンに対し、ハリメは愛にかけた女性は容赦ないため注意すべきだと釘を刺します。

また、本心を見せない海軍提督デルヴィーシュも怪しいとして排除するよう願い出ました。

一方、ファーリエはアフメトの部屋を訪れていました。将来について悩み抜いたファーリエは運命に抗い、愛する人であるクリミア・ハン国の弟王子メフメトと共に生きる道を選んでいたのです。

そのため、ファーリエは兄王子シャーヒンから渡された毒を使って焼き菓子を作り、アフメトに食べさせようと目論んでいました。ファーリエは勘付かれることのないようメフメトの処刑を巡って無礼を働いたことに対する謝罪と、許しを請うふりをして持参した毒入り菓子をアフメトに食べさせます

毒味係に食べさせ安全を確認してから焼き菓子を頬張るアフメトの姿に安堵するファーリエでしたが、そこへ突然現れた皇子ムスタファもその菓子を食べてしまい顔をこわばらせます。

これまで自分の気持ちをよくわかっていなかったアナスタシアは、夢にアフメトが出てきたことで恋していると確信しました。

アナスタシアはサフィエに恋について聞いており、恋をするとその人の夢を見ると教わっていた

初めての恋に心躍らせるアナスタシアは、サフィエから貰ったドレスに着替えてアフメトの元へと急ぎます。ところが、ようやくアフメトと結ばれたアナスタシアに嬉しそうな様子はなく、隣で眠るアフメトを眺めるアナスタシアの目には涙が光っていました。

足早にその場を後にするアナスタシアは外へと繋がるドアの前に向かい、帝都新兵軍団新兵のイスケンデルの協力を得て宮殿から逃げ出します。以前から一緒に逃げたいと話していた側女シャイェステと共に港を目指して走り出すアナスタシアでしたが、アフメトの傍にいたいとの本心に気づいて引き返すことに。

しかし、宮殿に戻ったアナスタシアは高熱を出したアフメトと最後に一緒に居たことを理由に、アフメトに毒を持った犯人だとして疑われてしまいます。

クリミア・ハン国の兄王子シャーヒンに呼び出されたデルヴィーシュは、再びシャーヒンに対して忠誠を示すよう迫られます。

デルヴィーシュには厳しい下積み時代をシャーヒンに救ってもらった過去があり、シャーヒンに忠誠を誓ったデルヴィーシュは先帝メフメトの殺害という同じ志を持っていた

とはいえ、今のデルヴィーシュが忠誠を誓うのは皇帝アフメトであり、シャーヒンに忠誠を誓ったのはあくまで過去の話だとして強く反発します。それでもシャーヒンは顔色ひとつ変えることなく、皇帝アフメトは死の天使アズラエルに捕まったため全て終わりだと自慢げに語りました。

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「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」14話の感想

いくら愛する人と共に生きたいからとはいえ、まさかファーリエがアフメトに毒を盛るような非道な手段に出るとは思わず驚きました。実際、ファーリエは兄王子シャーヒンから毒を手渡された際には激怒していましたし、そんなシャーヒンに対して強い不快感を表していただけに衝撃的でした。

善人ですらも狂わせてしまう愛の力の凄さを垣間見た気がします。それにしてもアフメトとアナスタシアはつくづくタイミングに恵まれない運命で、ようやく結ばれたのにこの結果というのは残酷過ぎて胸が痛みます。

アナスタシアは犯人扱いをされてしまいましたし、アフメトも天然痘にかかってしまっては助からないので、アナスタシアは今後どうなってしまうのか心配です。

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本ページの情報は2023年4月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービスにてご確認ください。