PR
PR

【新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜】15話・16話・17話あらすじ ネタバレ感想。皇帝アフメトの子を懐妊

新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜,ネタバレ 復讐劇
©Tims Productions

【新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜】15話・16話・17話あらすじ ネタバレ感想。皇女ファーリエが皇帝アフメトに食べさせた焼き菓子の正体は、天然痘だったことからトプカプ宮殿は感染対策に見舞われます。そんな中、体調不良で倒れた側女ラシャがアフメトの子を身籠っていたことが判明しました。また、次期皇帝の座を巡っては太皇太后サフィエとクリミア・ハン国の兄王子シャーヒンが対立します。

PR

「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」15話あらすじネタバレ

©Tims Productions

トプカプ宮殿。

皇女ファーリエがクリミア・ハン国の兄王子シャーヒンから渡されたのは毒ではなく、原因は天然痘だったことが毒味係の状態から判明します。現時点での感染者は、感染源であるファーリエの焼き菓子を食べた毒味係と皇帝アフメトと、皇子ムスタファの3人に加え側女マフフィルズです。

とはいえ、天然痘は感染力が高く治療法もないことから、これ以上の感染者を出さぬよう感染対策が徹底されます。太皇太后たいこうたいごうサフィエは早くもアフメトの崩御ほうぎょに備え、次期皇帝となる皇子ムスタファの擁立に動き出していました。

サフィエはムスタファの母である先帝の妃ハリメを呼びつけると、ムスタファを皇帝にしたいのならば服従するよう命じます。ハリメは、その場ではサフィエに従う様子を見せましたが、母后になった暁にはサフィエを追放しようと目論んでいました。

しかし、サフィエはそんなハリメの目論みをすでに察知しており、早急にハリメを始末するよう宰相らに命じます。

そんな中、ファーリエの焼き菓子を食べたムスタファの体にも異変が起こり始めます

母后ぼこうハンダンは隔離された部屋で治療を受けるアフメトを眺めることしかできず、周囲がアフメトを亡き者として動き出したことに胸を痛めていました。そこへ宮廷用人ギョルゲのおかげで牢から脱出した側女アナスタシアがやって来て、弱りきったアフメトの姿を目の当たりにして泣き崩れてしまいます。

これには今までアナスタシアを疎ましく思っていたハンダンも悲痛な表情を浮かべ、アナスタシアの鞭でできた背中の傷を労わりました。

そんな最中、アフメトの2番目にお気に入りの側女ラシャがアフメトの子を身籠っていたことが発覚します。最悪な状況での報告だったものの、ハンダンは予期せぬ嬉しい知らせにほっと胸を撫で下ろしました。

クリミア・ハン国の兄王子シャーヒンはサフィエに拝謁はいえつし、自らオスマン帝国の次期皇帝に名乗り出ます。シャーヒンのあまりに無礼な発言に耳を貸さなかったサフィエも、天然痘の出所にファーリエが関与しているかのようなシャーヒンの口ぶりには動揺を隠せませんでした。

PR

「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」15話の感想

やはり皇帝アフメトが助かる見込みはないようでようやくアナスタシアと心から結ばれただけに残念ですし、アナスタシアも相当堪えているので心配です。どうにか奇跡が起きてほしいものですが、この時代の天然痘だと治癒は難しいでしょう。

それにしても皇帝とは名ばかりで、実権を握るのは太皇太后や母后だというのをまざまざと思い知らされました。特にハリメはなかなかに性悪な性格をしており、息子を皇帝にするためならどんな手でも使うため用心したい人物です。

PR

「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」16話あらすじネタバレ

©Tims Productions

トプカプ宮殿。

皇帝アフメトに続き皇子ムスタファにも天然痘の症状が現れ、先帝の妃で母のハリメは唯一天然痘を治せる治療師を探し出すよう命じました。

一方、太皇太后サフィエは皇統を守るべく、クリミア・ハン国の弟王子メフメトを皇女ファーリエと結婚させて皇帝に擁立することを決めます。早速、サフィエは次期皇帝に名乗り出ていた兄王子シャーヒンの元を尋ね、弟メフメトを皇帝にすると伝えます。

メフメトの行動に動揺を隠せないシャーヒンでしたが、その後メフメトの心の内を確認した際には「兄を裏切るわけがない」とメフメトは断言しました。

その夜。

アフメトの子を身籠っている側女ラシャが移住先のエディルネ宮殿に向かっていたところ、反乱者ジェラーリーに襲われてしまいます。これはラシャの懐妊を知った先帝の妃ハリメが仕組んだ罠であり、皇子ムスタファの玉座を守ろうとしてのことでした。

金曜礼拝の日。

一向に姿を見せない皇帝アフメトの死を疑う民や兵は暴徒化し、宮殿へと押し寄せます。皇帝に仕える帝都新兵軍団でさえも皇帝の死を疑い始め、何を守ればいいのかと目的を失いかけていました。

そんな中、海軍提督デルヴィーシュは宮殿を守るために死を覚悟し、これまで胸に秘めていた想いを母后ハンダンに告白します。

その夜。

ジェルヴェティー教団導師ヒューダーイーが宮殿にやって来ます。医療では手の施しようがない天然痘に対しては、導師ヒューダーイーの祈りが最後の頼みの綱でした。

アフメトの寝所に向かう側女アナスタシアを見たヒューダーイーは、アナスタシアが天然痘に罹らないのは神の意志だとして”偉大なる盾”を授けます。

PR

「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」16話の感想

先帝の妃ハリメが探す天然痘を唯一治せる者というのは、一体どんな人物なのか気になります。とはいえ、ハリメは皇子ムスタファを救うことしか考えていないので、例えその者が見つかったとしても皇帝アフメトが助かることはないでしょう。

それにしても何故アナスタシアだけは天然痘に罹らないのか不思議です。何か特別な力が働いているのか、はたまた抗体を持っているのかはわかりませんが、いずれにせよアナスタシアの体を調べれば何か解決の糸口が見つかりそうな気がします。

PR

「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」17話あらすじネタバレ

©Tims Productions

トプカプ宮殿。

暴徒は宮殿の門を突破し、海軍提督デルヴィーシュ率いる衛兵らと一発触発の状態にありました。そこへ側女アナスタシアが現れ、荒ぶる暴徒に対して皇帝アフメトは存命であると主張します。

しかし暴徒はアナスタシアの言葉を信じようとはせず、ついには民衆を煽っていた男がアナスタシアに向かって銃を発砲してしまいました。アナスタシアは胸を撃たれて倒れ込んだもののすぐさま立ち上がり、軍団の俸給日には皇帝アフメトの姿が見られることを約束してその場を収めます。

アナスタシアは導師ヒューダーイーに授けられた首飾り”偉大なる盾”をつけており、その首飾りが銃弾を受けたため無事だった

そんな中、アナスタシアの父はアナスタシアを捜してトプカプ宮殿へと辿り着きます。

先帝の妃ハリメが秘密裏に探していた治療師の女性が見つかり、皇子ムスタファの元へとやって来ました。その治療師というのは、かつてムスタファを連れ去ったハリメの居場所を知る者としてアフメトの前に現れた老婆でした。

ハリメが老婆にムスタファを治せるのかと確認したところ、老婆は全ての病に治療法はあると答えます。ムスタファの治療も終わり帰ろうとした老婆は母后ハンダンに見つかり、ムスタファの治療を施したことを白状しました。

老婆は皇帝アフメトの治療も買って出るもハンダンに追い返されたため宮殿を後にしますが、老婆は去り際に治療法を知りたげなアナスタシアには家を訪れるよう耳打ちします。

その一方で、太皇太后サフィエは次期皇帝を決めるべく高官らを招集し、誰を皇帝の後継者にするかについて議論を行います。

トルコ北西部、反乱者の野営地。

遠征中に隙をつかれて反乱者に囚われてしまった帝都新兵軍団団長ズルフィカールは、アフメトの子を身籠る側女ラシャの姿を発見します。ラシャは反乱者に襲われて亡くなったのではなく、人質として野営地に連行されていたのでした。

PR

「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」17話の感想

アフメトが倒れてからのアナスタシアは人が変わったかのように逞しく、芯のある強い女性へと変貌を遂げました。全てはアフメトのためとしてどんな危険も顧みず、暴徒の前で訴えかけるアナスタシアの姿は本当の天使のようでした。

そして、ついにハリメが探していた治療師が現れ、ムスタファに治療を施したので、本当に病気が治るのか注目したいところです。依然として次期皇帝の座をかけた内部抗争は続いているうえ、誰よりも玉座への思いが強いクリミア・ハン国の兄王子シャーヒンの動向が気になります。

©Tims Productions
本ページの情報は2023年4月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービスにてご確認ください。