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『タイムレス』シーズン2第11話ネタバレと感想。怪傑ゾロのモデルは1800年代の無法者だった!?

タイムレスネタバレ SF

海外ドラマ『タイムレス』シーズン2第11話ネタバレと感想。

大切な仲間を失ったチームは悲しみに暮れるも、お構いなしに母船が動き出す。

次に向かったのは1880年代のサンディエゴ。

そこには、あの怪傑ゾロのモデルになったあの無法者がいたのです。

その無法者とは一体……!?

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11話「クリスマスの奇跡」あらすじ

2023年からやってきたルーシーとワイアット。未来のルーシーは「闘いにはルーファスが必要だから、とにかく最初に日記を読んで!」といい、ワイアットは「ジェシカの嘘に操られた。俺たちの救命艇を守ってくれ!」と、その言葉だけを伝え、古い救命艇に乗り込み未来へと戻っていきます。

彼らが置いていった救命艇は、時代と場所を打ち込むだけでタイムトラベル出来る画期的な装置がついていました。

しかし、5年後も闘っている事実にルーシーはショックを受けつつも、ルーファスを日記を読むことに……。

そんな中、母船が動いた知らせが入ります。母船が向かったのは、1848年1月28日カリフォルニア州北部にあるサクラメントの近く。

ルーシーによると、サッターズミルで金が発見された4日後のことで、ゴールドラッシュの始まりとのこと。ルーファスを助けるのが先か、それとも任務かの判断に、世界の平和はルーファスも望んでいたことだとして、ルーシー、ワイアット、フリン、ジアの4人は1848年に向かったのです。

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海外ドラマ『タイムレス』見どころと感想

エマの次なる目的は?

リッテンハウスの正式な家系であるキャロル、及び指導者であったニコラスを殺害したエマは、リッテンハウスの新たな独裁者としてその野望を遂げようとしていました。

それにはまず資金が必要ということもあり、ジェシカを最後のスリーパーがいる1848年に向かわせました。

その時代はゴールドラッシュで、大量に発掘できる金が目的。スリーパーに金を掘らせリッテンハウスの資金にするつもりでいました。

この時点でルーシーたちは、エマの目的がわかっていませんでしたが、ワイアットが見つけた”お尋ね者”の張り紙で狙いを察します。

ただ、これは本当に序の口。ルーシーたちが歴史を変えたことが原因で、エマを怒らせることになったのです。

1848年でルーシーたちが出会ったのは怪傑ゾロのモデルだった

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1848年では、リッテンハウスを追うために馬を調達した4人。しかし、馬の持ち主がルーシーたちを追ってきたのです。一発触発という状況で、ルーシーは彼らに金の在り処を教えるという条件を出しました。

その相手こそがホアキン・ムリエッタです。

ホアキン・ムリエッタは、ラバが原因で兄弟が殺され妻がレイプされ、その報復として皆殺しにしたという最も危険な無法者。

怪傑ゾロのモデルはホアキンというより、ホアキンのような無法者がモデルになったと言われています。

ホアキン・ムリエッタは1853年にレンジャー隊と撃ち合って死亡されたという言われがあり、ジアがチャイナタウンにいた時の1888年には瓶に入った生首を見たとのこと。

あくまでも伝説の話なので、実在した人物以外の歴史が登場するのは本作では珍しいです。

ルーファスの死はジェシカに繋がる?

ワイアットが何度も日記を読んでわかったことがひとつ。それはすべてジェシカに繋がるということでした。

リッテンハウスはジェシカを甦らせ、ワイアットはリッテンハウスの策にハマり彼女をシェルター(アジト)に入れます。だからジアが誘拐されてチャイナタウンに行き、ルーファスが殺されてしまった。

その事実に向き合わせるために、未来のルーシーは日記を読ませたのではなかと……。つまり、ジェシカが生きているからルーファスが死ぬ。ルーファスを救うにはジェシカを現実から消すしか方法は無いと結論づけます。

ワイアットは、ジェシカを自分の手で終わらせようと決意しましたが、そこでフリンが動き出したのです。

フリンの死。手紙に綴られたルーシーへの想いとは?

フリンはルーシーと出会って、自分がこれまでしてきたことを後悔するような様子が見られ、ワイアットがジェシカを自らの手で……と決めた時も、複雑な表情をしていました。

仲間が寝ている隙に、様子を見てくると出て行ったきり戻らなかったフリン。彼は、ひとりで救命艇に乗り込み、2012年2月11日のサンディエゴに向かったのです。

その理由はひとつ、ジェシカを殺すためでした。ジェシカはちょうどワイアットと喧嘩別れした直後。フリンはリッテンハウスの護衛を殺害し、次にジェシカを殺害します。

ただ、この時代には別の自分が存在しているので、副作用が起こりました。激しい頭痛に襲われながらも、かつての自宅に向かって生きている妻と娘を娘、そして自分の姿を見て安心したようにどこかへ立ち去ります。

その後、日記からルーシーに当てた置手紙が見つかりました。手紙には、仲間への想い、これまで自分がしたことへの後悔、そして自分にとってルーシーは唯一の光だったと書いてあったのです。

「2014年のクリスマス・イブに会おう。心からの愛をこめて」

シーズン1でフリンは、ルーシーから日記を渡さされたと言っていましたが、それこそが2014年のクリスマス・イブの日だったのです。

2012年にフリンはいる。そう思っていましたが、その後調べたところ海岸で身元不明の遺体が上がっていたことが分かりました。

その写真はフリンに間違いなかったのです。フリンは家族を思う一方でルーシーを愛していた。だから、復讐を留まることができたのでしょう。

クリスマスの奇跡

右腕のジェシカを殺されたことでエマの怒りが爆発します。「歴史を変えるのは私たちよ!」と、自分の邪魔をしたことを許せない様子。

そこでエマが向かったのが、1950年12月24日の北朝鮮。ちょうどその時代は、興南(フンナム)撤収作戦最後の日で、長津湖(ちょうしんこ)の戦いの直後。ワイアットの祖父も戦場にいたとのこと。

狙いはワイアットの祖父か?そもそもなぜ国連軍は撤収することになったのか?

国連軍が撤収”クリスマスの奇跡”

優勢だった国連軍が中国軍の数に押され港まで後退し、民間人も押し寄せ「ダンケルク」状態となりましたが、アーモンド軍団長は誰一人として見捨てることなく、定員60名の貨物船で1万4000人を避難させました。死者ゼロに加え、赤ん坊まで生まれたことから”クリスマスの奇跡”と呼ばれています。

ワイアットの祖父を殺害して、ワイアット自身を消すつもりか?と思いきや、エマの狙いはチーム全員を抹殺することでした。

戦場にいたラングフォード中尉に金塊を見せて抱き込み、ルーシーたち4人を殺害するよう取引したのです。

そして現代では、ルーシーたち4人の死亡記事が……。なんと、エマの怒りは4人を抹殺することで決着つけようとしたのです。

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チラ見せ劇場と11話を観た感想

今回のチラ見せ劇場では、エマの手先となったラングフォード中尉は死亡し、ワイアットが操縦桿を握ったとのことで、4人とも命を落とさずに済みました。

エマは、リッテンハウスのリーダーとして自分を認めない仲間を平気で撃ち殺すような非情な人物です。今後も容赦なく仕掛けてくると思われますが、物語は終わりに近づいているので、案外簡単に落ちてしまう可能性はあるでしょう。

怒りで回りが見えなくなり仲間も全て失ってしまうのかも。意外にも結末は簡単に終わってしまうのかもしれませんね。

さらに、ルーファスを取り戻すことが出来たなら、もしかしたらフリンも取り戻せるかも!? シーズン2で打ち切りが決定しているので、最後はぜひハッピーエンドで!