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海外ドラマ『タイムレス』シーズン2第5話ネタバレと考察。【JFK】未来を知っても運命は変えられない!?

タイムレスネタバレ SF

『タイムレス』シーズン2第5話では、後にアメリカ大統領となるジョン・F・ケネディの救出が任務。

高熱を出したルーシーの代わりに、フリンがチームに加わりスパイに撃たれる前に助け出す!

しかし、帰還した救命艇から出てきたのはフリンではなく、なんとケネディ!?

いったい何が?

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シーズン2第5話「若きJFKを守れ!!」あらすじ

1934年9月14日。学生だったジョン・F・ケネディ(以下JFK)は、先生に呼び出され銃を向けられていました。

その瞬間、フリンがJFKを救出しリッテンハウスのスリーパー(潜伏スパイ)を撃ち殺し救出します。

そして現代。ルーシーは、前回任務で訪れた17世紀で負った傷が原因で感染症を起こし、40度以上の高熱を出していました。

任務につけないルーシーの代わりにフリンが、ワイアットとルーファスとタイムトラベルに向かっていたのです。

その頃、救命艇が”JFKを守る”任務から帰還しました。ところがそこにはフリンの姿はなく、代わりに気を失った若きJFKが乗っていたのです。

スリーパーが若者の集団の中で発砲したことから、フリンがスリーパーを始末している間、JFKを守るために現代に連れてきたのだと言います。

フリンがすべてのスリーパーを始末したら、JFKを戻してフリンを現代に連れ戻すとのこと。しかし、意識を取り戻したJFKは、ワイアットたちを誘拐犯だと思い込み、目を離した隙に通気口から逃げ出してしまったのです。

このままでは、平和部隊も公民憲法も生まれないどころか、移民やキューバも危ない。さらに、彼が核戦争を止めなければ大変な事態となってしまいます。

しかも、リッテンハウスに見つかる前に彼を探さなくてはなりません。今回はジェシカも捜索に参加し、体調が回復しつつあったルーシーと、ワイアット、ジェシカの3人はJFKの足取りを追い、ルーファスとジアは映像からJFKの行方を探したのです。

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『タイムレス』シーズン2第5話の見どころと考察

JFKトラブル

逃げ出したJFKは、様変わりした街並みやネオンに当然のごとく驚きます。彼がいた時代は1934年で、ルーシーたちのいる時代から80年以上前。

本人はタイムトラベルしたとは知らないので、不思議な感覚だったでしょうね。JFKは、自分が守れているとは知らず、誘拐されたと思い込んだのが発端で、コンビニで知り合った若者の車に乗せてもらいカリフォルニア州に行ってしまいます。

JFKは、知り合った若者の家で開かれるパーティに出席。その写真を誰かがSNSに公開してルーシーたちはJFKの居場所を突き止めました。

JFKは、知り合った女性に「自分の名はジョン・F・ケネディで1934年から来た」と話したこともあり、女性はまさかと思いながらネットで検索したケネディ一家の情報をJFKに見せてしまいました。

自分の、そして家族の未来を見てしまったJFKは……。

ケネディ家の呪いとは?

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ケネディ一家は若くして大勢が亡くなったことから、アメリカでは”ケネディ家の呪い”と言われています。

JFKは9人兄弟で、そのなかで2人が普通ではない死に方をしているとのこと。それがJFKと弟のロバートです。

今回、5話で出てきたのは、JFKの兄ジョゼフ・ケネディ・ジュニア(通称ジョー)と妹のキャスリーンの話でした。

ジョーは、9人兄弟の長男で、ハーバード大学からハーバード法科大学院へ進み、卒業を前に海軍に入隊しパイロットとなります。

第二次世界大戦で、フランス沿岸に向かう秘密任務中に、飛行機の空中爆発により29歳の若さで亡くなりました。妹のキャスリーンは飛行機事故で、弟のロバートはJFKと同じく撃たれて死亡しています。

また、JFKの妻が死産、JFKの末弟エドワードは飛行機事故、JFKの息子も飛行機事故で妻と義姉とともに死亡したりと、他にもケネディ家にまつわる事故や死に関する話は多く、ケネディ家の呪いと言われている理由も分かります。

JFKがルーシーたちを信じるようになって、過去に戻ることになった際、ルーファスが「1963年11月22日にダラスには行くな」と助言しています。

この日は、JFKがテキサス州ダラスで暗殺された日です。

自分の末路を知ったJFKにとって、未来を変えるチャンスかと思われました。しかし、彼はダラスには行かなかったものの、皮肉にも同じテキサス州にあるオースティンで、大統領就任から2年後に暗殺されてしまったのです。

フリンがルーシーに恋?

ジェシカは、一般人ではあるものの今回はJFK探しの任務に参加しました。ルーリーからすれば、やりづらいはず。

しかも、ワイアットとジェシカとルーシーという完璧な三角関係。愛するワイアットと妻を見ているのは辛いはずですが、JFKが立ち寄った病院でジェシカはルーシーとワイアットの関係に気づいてしまいます。

ワイアットがルーシーを見る目。これは恋する男の目でした。ワイアットはジェシカを生き返らせるために任務に参加していましたが、今ジェシカを目の前にして一体どっちが本当の愛なのか。

本人は、ジェシカを愛していると思っていますが、それは彼女に対する後悔みたいなもので、本当はルーシーを愛しているような気がします。

また、そんな切ない想いを押し殺しているルーシーにそっと寄り添うフリン。敵同士だったものの、フリンはルーシーを別の視線で見ているようにも思われます。

彼もまた妻子を生き返らせるために歴史を変えようとしていましたが、時間が経つにつれその想いは徐々に薄れていくのかもしれませんね。

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『タイムレス』シーズン3第5話を観た感想

タイムトラベルというストーリーを中心に恋愛模様も描かれるようになってきました。JFKを守るという任務で、フリンはJFKと引き換えに過去にとどまったため、出番はほとんどありませんでした。

それでも肩を落とすルーシーの隣にそっと座り、ビールを渡す。言葉はなくともそこには、別の信頼関係が生まれているような気もします。

元々は敵対していましたが、フリンはルーシーを認めているし、彼女は信じられると思っているようにも見えます。

ワイアットがジェシカの元に戻るのであれば、ルーシーの傍にはフリンがいてリッテンハウスからルーシーを守るのも、もしかしたらフリンなのかもしれませんね。

今回、リッテンハウスがJFKの命を狙ったの理由は、「JFKはリッテンハウスを不都合な方向に国を導く男」だということ。それゆえに、邪魔な存在だったようです。

またJFkは当時、胃潰瘍や大腸菌、感染症など様々な病気に悩まされていたこともわかりました。『タイムレス』は、実際に起こった歴史の話を基にしているストーリーなので、ドラマを楽しみながら歴史の勉強も出来る、これが『タイムレス』の面白さでもあります。