【月に咲く花の如く】感想と考察(29話・30話)。呉家が合併して開業!? | Dramas Note

【月に咲く花の如く】感想と考察(29話・30話)。呉家が合併して開業!?

出典:www.amazon.co.jp

【月に咲く花の如く】ネタバレ感想(29話・30話)。

買い占めからの相場操作という流れで大儲けしようとする周瑩でしたが、星移に一本とられてしまいます。

一方、呉家全体では開業の兆しが!?


なお、呉聘を毒殺した真犯人についても考察しています。

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【月に咲く花の如く】ネタバレ解説29話

大きな取り引き

【月に咲く花の如く】感想27話・28話。星移と周瑩の駆け引きに顔がほころぶ。
【月に咲く花の如く】あらすじとネタバレ感想(27話・28話)。収入源がゼロになってしまった周瑩は、巧妙な策を用いて利益を…

豪商のどうに会うため周瑩が正装に着替えると、王世均おう・せいきんや使用人は絶賛。

「大きな取り引きをする時の挨拶の仕方がわからない」と言う周瑩に、王世均は挨拶の文面が書かれている紙切れを渡します。

いざ童と対面した周瑩は、はじめこそ商家の若奥様らしく振るまい、挨拶もカンニングをしながらそつなくこなしますが、結局最後はいつもの周瑩に戻ってしまいました。

単刀直入に「綿花をすべて売ります」と切り出す周瑩。

童は、この地には思い入れがあるゆえ“特別に1斤60文”で買うと額を提示します。

対して、1斤120文で売ると強気な周瑩。

童は当然「高すぎる」と言いますが、周瑩は決して高くはないことを主張するのです。

・昨年綿花の値が暴落したことで、綿花を扱う農家が半減した

・綿花の畑が災害の被害にあった地区もある

・よって、今年は綿花の量が激減しているため相場が上がる

・関中(地名)の綿花はすべて呉家東院が買い占めている(80万斤ほど)

以上の説明を聞いた童は、思案した末に綿花をすべて周瑩から買うことに決めました。

周瑩は初めに代金をもらえれば1斤110文に値下げすると言い、最終的にその額で取り引きが成立するのです。

するとそこへ、どこから聞きつけたのか星移が現れて、取り引きに割り込んできます。

「童さん。私も1斤110文で売りますよ、代金は7日以内で構いません」

代金のことを聞いた童は、それならば星移と取り引きをすると言い出しました。

周瑩はたまらず星移の胸ぐらをつかみ、人気ひとけのない場所へと連れて行くのです。

星移の妙計

関中の綿花はすべて周瑩の手中にあるのに、星移は一体どこで綿花を仕入れたのか。

実は星移は、“今”周瑩から仕入れるつもりのようで、すべての綿花を俺に80文で売れと言うのです。

そのあと俺が100文で童に売れば、お互いに利益を得られると言う星移。

周瑩からすると、何の労力も費やしていない星移に利益を横取りされる形になるので、当然星移の提案を却下します。

すると星移は、「だったらお前と同じ額でこちらも童に提示し続けるだけだ、しかも代金は7日以内という条件つきで」とドヤ顔。

実は周瑩は、代金を7日待つことができないのです。なぜなら、農家から綿花を納品された際にお金を支払わなくてはならず、すぐにでもお金が必要だから。

「私も7日待てる」とウソを言う周瑩ですが、とっくに調査済みの星移にはウソが通じません。

結局周瑩が折れて、手持ちの綿花をすべて星移に1斤80文で売ることとなるのです。

ちなみに、周瑩が綿花を仕入れた額は1斤65文なので、80文で売ってもそれなりの利益は出ます。

商いの合併

星移に取り引きを横取りされたとは言え、それなりに利益を得た周瑩。

後日、周瑩は奥様の誕生日の宴を開き、祝いにきてくれた別院の幼い子供たちに銀子(お金)を配ります。

別院の奥様たちはその額の多さに驚きますが、同時に周瑩の羽振りの良さを喜んでいる様子です。

周瑩は宴の最中に、蔚武いぶ(西院当主)と蔚全いぜん(中院当主)と同席し、商いの話を始めます。

「童が売っている“湖北産”の綿布は売れ行きが良いのに、なぜ呉家の反物は売れ行きが悪いのか」

そう周瑩が問うと、蔚武は生産量が少ないからだと教えてくれました。

そこで周瑩は、「私たちの商いを合併しましょう」と2人に大胆な提案をするのです。

(おそらく通常は、生産過程でそのつど費用が発生するため大量生産が難しいと思われます。しかし呉家が以下の商いを合併すれば、途中の費用が発生しないため大量生産が可能だと周瑩は考えたのかも?)

♦合併の詳細♦

東院……綿花の仕入れ

中院……織物工房

西院……反物店

周瑩は、上記3つを合併しようと提案

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【月に咲く花の如く】あらすじネタバレ30話

呉家布業、開業!

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商いの合併を提案した周瑩ですが、蔚全には反対され、蔚武には「蔚全を説得できたらその時は私も同意しよう」と言われてしまいました。

呉家の中でも、蔚全は特に頑固な人物なため、正攻法で説得してもうまくいきそうにありません。

そこで周瑩は、“占いを妄信する”蔚全の性格を利用することに。

偽占い師を使って蔚全が合併に賛成するよう仕向けたところ、周瑩のその策が見事にはまりました。

そうして蔚全と蔚武の賛同を得ることに成功し、呉家は商いを合併。

ついに“呉家布業”を開業することとなるのです!

誘拐事件

“呉家布業”が開業したことは瞬く間に広まり、その噂は杜明礼と・めいれいの耳にも入ってきました。

杜明礼は、没落した呉家東院が息を吹き返し始めていることに焦りを覚え、周瑩を始末するための策を考えます。

その後杜明礼は、周瑩を憎んでいる詠梅えいばいをそそのかし、詠梅に周瑩を始末させようと目論みました。

・(杜明礼の息がかかった)盗賊に周瑩を誘拐させる

・人質が殺されるのはよくあること、盗賊に周瑩を殺させれば私たちは疑われない

その様にそそのかされた詠梅は、杜明礼に言われるがまま盗賊に誘拐&殺害依頼の文を書きました。

ところが誘拐決行日、呉家東院にいるはずの周瑩はおらず、盗賊は間違えて呉漪ご・い(呉家西院の娘)をさらってしまうのです。

その後、呉漪は趙白石に助けられます。

以下、結末に関する重要なネタバレを含んでいますので、未視聴の方はご注意ください。

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考察/呉聘を毒殺した真犯人は誰?

杜明礼が犯人説

なんと、呉聘を毒殺したのは柳婉児ではありませんでした。

柳婉児が呉聘を毒殺しようとしていたのは事実ですし、使用人の宝来は実際に、呉聘の“お茶に毒”を入れました。

けれどもあの日、呉聘は宝来の入れたお茶を飲んでいなかったのです。

呉聘の遺体を確認した結果、“毒殺”されたことは確定しています。

つまり、柳婉児の他にも呉聘を毒殺しようとした人がいるということ。

では、その人物は誰なのでしょうか。

結論をいうと、おそらく犯人は杜明礼ではないかと推測します。

と言うのも、呉聘は亡くなった当日に、杜明礼の屋敷を訪ねて食事や酒を口にしているのです。

呉聘が当日に口に入れたものは、杜明礼宅での飲食と、帰宅後のナツメ餅のみ。

そのどちらかの食べ物に毒が盛られたことは間違いないでしょう。

もしも杜明礼の屋敷で毒を盛られていた場合は、亡くなるまでに時差があるので遅延性の毒ということになりますね。

杜明礼が犯人だった場合、動機は2点のうちのどちらかでしょう。

① 查坤(さこん)の剣を呉聘に見られてしまったから

② 徹底的に呉家東院をつぶしたいから

まず①ですが、呉聘は杜明礼の屋敷を訪ねたときに、查坤さこんの剣を見て「見覚えがある」と言っていました。

查坤の剣は、月生殺人の証拠になりえるもの

おそらく①の場合、剣を見られたことで何かしらの危機感を覚えた杜明礼が、部下に命じて呉聘を毒殺したのではないかと推測します。

続いて②の場合、杜明礼は以下のような心境で呉聘を殺したのではないかと。

♦杜明礼の“当時の”目線♦

・ベイレ様の命令により、蔚文(呉聘の父)に膏薬偽造の罪を着せる予定

・このまま順調にいけば、蔚文は捕まり呉家東院は没落する

・しかし、呉聘が生きている限り、呉家東院はまた再建するかもしれない

・念のため呉聘も始末しておこう

杜明礼は、このように↑考えて呉聘を始末したのかもしれません。

今回、呉家東院が息を吹き返したタイミングで周瑩を殺そうとしたことからも、杜明礼は呉家東院を徹底的につぶすために動いているように見えます。

話は戻って、呉聘の死後に「周瑩が呉聘を毒殺した」という告発状を呉家に送ったのも、おそらく杜明礼でしょう。

なぜなら、その前後のシーンで、杜明礼が「周瑩には夫殺しの罪を着てもらおう」というようなことを查坤に話していたからです。

以上のことから、呉聘を毒殺したのは杜明礼だと推測します。

最後に。別パターンとして、杜明礼がナツメ餅に毒を仕込ませた可能性もゼロではありません。

その場合、杜明礼の命令でナツメ餅に毒を盛った人物が呉家にいることになりますが、それは誰なのか。

今後は使用人たち一人ひとりにも注目し、怪しい人物がいないか見ていこう思います。

詠梅が犯人説

詠梅犯人説に関しては、視聴者さんの鋭い推理をツイッターで見つけたのでご紹介します。

まとめると

・詠梅は、呉聘が周瑩のために毎日ナツメ餅を買っていることを知っていた

・詠梅は、呉聘は甘いものが苦手だから食べないことも知っている

・だから、ナツメ餅に毒を盛れば周瑩だけが死ぬことになる(はずだった)

・呉聘が亡くなった当日、ナツメ餅の店のおじさんがいつもと違う人だった(買収?)

・呉聘が亡くなったあとの、詠梅のセリフにどこか違和感がある

以上のことから、“詠梅がナツメ餅に毒を盛った”説も大いにありそうですね。

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【月に咲く花の如く】感想29話

周瑩が商人として歩み始めたことで、ストーリーに商いの要素が加わりとても面白くなってきました。

周瑩がやったことは要するに、相場操作というやつですね。

(災害などにより)綿花が減る→値が上がることを見越して、関中の綿花をすべて買い占めていたというわけです。

その発想力は素晴らしく、星移相手に一泡吹かせたのですが、最終的な結果として星移に一本とられてしまったところも面白い!

しかも、星移の提案内容は、星移だけが得をする内容ではなくてちゃんと周瑩にも利益が出る内容であるところが良いのです。

単純な協力関係でもなければ、単純な敵対関係でもない、その絶妙な関係性が面白いと感じました。

今回は綿花で稼いだ周瑩ですが、それにとどまらず、もっと大きく稼ごうとする豪胆さもワクワクします。

一方の星移は、綿花で儲けたことを父親に絶賛され嬉しそうにしていましたが、よくよく考えると星移はただ周瑩の取り引きを横取りしただけ(笑)

買い占めも相場操作も、もとはと言えばすべて周瑩の発想力から生まれたものです。

とは言え、利益をすべて横取りするのではなく相手を蹴落とそうとするでもなく、商人として真正面から競おうとしている星移には好感が持てます。

これからも2人の競い合いが楽しみですね!

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【月に咲く花の如く】感想と考察30話

以下、結末に関する重要なネタバレを含んでいますので、未視聴の方はご注意ください。

なんということでしょう!

呉聘を毒殺したのは柳婉児ではありませんでした。

ここに来てどんでん返しがあるとは思っていなかったので驚きです。

何てことのないように思えたシーンにも伏線が張られており、後々になって意味がでてくるといった脚本力が素晴らしいですね。

すずりの件もしかり、蔚全の“占い好き”という設定も今回うまく生かされていました。

また、西院と中院が織物関係の店を営んでいたことも今となってはストーリーに大きく関わっていますし、練りに練られた脚本力には毎度うならされます。

呉聘毒殺の件で驚いたあまり他の内容が吹っ飛んでしまいましたが、今回は趙白石と呉漪の出会いも注目ポイント。

呉漪は誘拐犯から救ってくれた趙白石に一目ぼれをしたように見えましたが、今後2人の関係がどう変わっていくのか気になるところです。

※次回の31話・32話の感想&考察記事はこちらになります。

【月に咲く花の如く】感想31話・32話。詠梅が布業に参戦で面白い展開に!
【月に咲く花の如く】ネタバレ感想(31話・32話)。星移と周瑩が綿布の販売を競う中、まさかの詠梅が布業に参戦で面白すぎる…

周瑩と星移が綿布の販売をめぐって競い合い!

と思いきや、そこにまさかの詠梅が布業に参戦してめちゃめちゃ面白い展開に!?