【月に咲く花の如く】感想59話・60話。趙白石が慟哭する理由とは? | Dramas Note

【月に咲く花の如く】感想59話・60話。趙白石が慟哭する理由とは?

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【月に咲く花の如く】ネタバレ感想(59話・60話)。

今回も見どころが盛りだくさんです。

趙白石が慟哭する理由とは?

また、死の瀬戸際で幸せを嚙みしめる星移の姿からも目が離せません。


そしてついに、黒幕のベイレこと郡王が姿を現す!?

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【月に咲く花の如く】あらすじネタバレ59話

郡王(元ベイレ)に狙われる周瑩

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北京刑部の牢にいる周瑩は、張に株をすべて譲渡したことで本日中に解放されることとなりました。

趙白石ちょう・はくせき、星移、王世均おう・せいきんは、刑部の前で周瑩が釈放されるのを待ちます。

趙白石いわく、いろいろな手続きはあるが、それでも本日中には解放されるだろうとのこと。

しかし、待っても待っても周瑩は解放されません。

何かがおかしいと感じた趙白石は、星移と王世均には宿に戻るように言い、自身は張に会いに行きました。

どうなっているのか張に問うと、周瑩の解放手続きは順調に進んでいたが、突然郡王(=元ベイレ)が自ら審理をすると言い出したとのこと。

なぜ郡王がこの件に関わるのか、張にも趙白石にも分かりません。

趙白石は、どうにか周瑩を助けてほしいと張に懇願しますが、張の助けを得ることはできませんでした。

郡王がなぜ関与したのか?を推測

沈家と利害関係にある郡王にとって、沈家の商いを邪魔する周瑩は害だから。

ひそかに織布局を狙っている郡王にとって、周瑩は邪魔だから。

宿に戻った趙白石は、「郡王が関与しているから、周瑩を助けるのは難しい」と星移と王世均に伝えます。

その場にいる呉漪ご・いも不安そうです。

一同が絶望モードになる中、星移は「郡王と沈家は関りがあるから交渉をしてみる」と言って宿を出ました。

王世均は、金の工面をするために呉家に戻るとのこと。

2人が去った後、呉漪は趙白石の前で膝をつき、泣きながら“証拠の封筒”を周瑩の書斎に置いたのは自分であることを告白しました。

呉漪は、張夫人から「趙白石が復職できる」と聞いてつい封筒を置いてしまいましたが、ここまで大ごとになるとは思わず内心ずっと周瑩のことが気がかりだったのです。

激怒した趙白石は、呉漪に手をあげそうになりますが辛うじてたえました。

趙白石の慟哭

周瑩を陥れた黒幕が張だと知った趙白石は、すぐさま張に会いに行きました。

あなたは変わってしまったと言う趙白石。

張は顔色ひとつ変えず「私は昔から実利主義だ」と答えます。

「いいえ。あなたは公正で清廉潔白で私欲に走らず、国と民を憂うお人です!」

「お前がそのような師を求めていたから、そう振る舞っていただけだ」

それを聞いた趙白石は、顔をこわばらせて涙を流し、その表情はやがて怒りへと変わっていきます。

張が去った後……。

趙白石は「周瑩すまない、私は救ってやれない」と呟き、そして慟哭するのです。

その頃、星移は周瑩を救うために、郡王の配下である杜明礼と・めいれいのもとを訪れました。

星移が貿易会社の株7割を交換条件に出すと、杜明礼はあっさりと承諾。

しかしこの後、杜明礼は上司と相談をした結果、何やら策を弄するつもりのようです。

星移の幸せ

星移は、郡王が書いたという“釈放の命令書”を杜明礼から預かりました。

星移が急いで刑部へ行き命令書を見せると、周瑩がいる牢へと案内されます。

上海で別れて以来、久しぶりに会う周瑩と星移。

星移の顔を見た周瑩は「どうして……あなたが」と驚いた表情を見せます。

「言っただろう、娶ることを諦めないと。盗賊のアジトにいようが、牢の中にいようが必ず救う」

周瑩は、沈家には復讐してしまったのになぜ助けてくれるのかと問いました。

「君は沈家に対する恨みを晴らしただけだろ?それが何だ。君を愛してる」

出典:【月に咲く花の如く】59話より引用

星移はそう言って周瑩の手を取り、2人は手をつないだまま牢を出たのです。

刑部の中を手をつないで歩く2人は、時おり顔を見合わせたり微笑み合ったりと幸せそうな様子。

そうして、2人が出口に近づいた瞬間、役人の一人が声をあげました。

「脱獄だ!」

なぜか脱獄の罪を着せられてしまった2人は、多くの役人たちに囲まれるも必死に抵抗。

役人たちも2人を捕らえようと必死になります。

周瑩と引き離された星移は、渾身の力で役人たちを振り払い周瑩のほうへと近づきますが……。

斬られそうになった周瑩をかばったことで、自身が斬られてしまいます。

崩れ落ちる星移を、抱きとめる周瑩。

時は止まり(演出)、2人は見つめ合ったまま心を通じあわせました。

周「星移 あなたなら分かるわよね 私が何を考えてるか」

星「ああ すべて分かってるよ」

周「また あなたを巻き込んでしまった」

星「いいんだ この瞬間こそが 人生で最高に幸せな時だから」

周「私も幸せよ」

出典:【月に咲く花の如く】59話より引用。上記は心の声です。

やがて2人は引き剥がされ、周瑩は牢に、星移は刑部長官のもとへ連れていかれるのでした。

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【月に咲く花の如く】あらすじネタバレ60話

趙白石と周瑩の関係

呉家は周瑩を助けるために、沈家は星移を助けるために、それぞれが奔走します。

そんな中、趙白石は周瑩が猶予付きの死罪になったと聞き、責任を感じて周瑩に会いに行きました。

彼は、周瑩に織布局の出資をさせたばかりにこうなってしまったと自責しているのです。

周瑩は、あなたのせいではないと首を振り、世の中を変えようと大志を抱いた自分の考えが甘かったのだと話します。

すると、趙白石は「世の中の闇に打ち勝つ力が私にはなかった、男として不甲斐ない!」と言うなり短剣を己の足に刺し、必ず救うと誓うのです。

「やめてください、もう友を失いたくない」

趙白石は、私を友と呼んでくれるのか……?と驚き顔。

周瑩は少し恥ずかしそうに言いました。

「今までずっと、あなたの高潔なお人柄を尊敬していました。

よければ義兄あに上になってくれませんか?

私のような卑しい者が厚かましいでしょうか……。」

趙白石は周瑩の望みを受け入れ、義兄妹になることをこの場で誓います。

周瑩はさっそく嬉しそうに「義兄上」と呼び、頼みたいことがあると話します。

もしも私の死罪が決まったら、星移に伝言を伝えてほしいと言うのです。

その伝言とは……。

「来世があるなら、あなたの妻となり、生涯添い遂げる」

趙白石は、必ず伝えると約束をしました。

郡王(元ベイレ)との対面

蔚武(いぶ)……西院当主
蔚全(いぜん)……中院当主

趙白石が宿に戻ると、来ていた蔚武と蔚全が、呉家のすべての財産をなげうってでも周瑩を助けようと言います。

話し合った結果、郡王が貪欲な人物であるならば、交渉次第で望みはあるはずだという結論に達しました。

趙白石は、郡王に直接会って交渉をするため、まずは配下である杜明礼との接触を試みることに。

杜明礼の屋敷の前で張り込んでいた趙白石は、帰宅した杜明礼の輿に飛び込み、刀をつきつけて「このまま王府へ向かえ」と脅します。

王府に到着した趙白石は、いよいよ郡王と対面。

趙白石は、500万両と呉家の10年分の利益を郡王に差し出し、周瑩を助けてくれるよう懇願しました。

「誠意は伝わった、受け取っておこう。

だが、もう一つ欲しいものがある。

趙白石、お前だ

周瑩が再びこころを失うとき

やっと解放された周瑩は呉家に戻りましたが、出迎えてくれる人たちの中に、星移の姿が見あたりません。

「星移はどこ?」

「会いに行こう」と言われて趙白石について行くと、そこは墓地でした。

趙白石いわく、星移は獄中で亡くなったのだといいます。

とても信じられない周瑩は、星移の墓の前で涙を流しながら「嘘よ、そんなはずない」と口にします。

「死ぬときは一緒だと思ってたのに、なぜ1人で逝ってしまったの?」

泣きじゃくる周瑩の涙は止まりそうにありません。

それからというもの、周瑩は商いの仕事にも身が入らず、すっかりふさぎ込んでしまいました。

一方で、沈家は3件もの“銭荘”を開店し、四海は満足そうな表情を浮かべるのです。

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【月に咲く花の如く】感想59話

周瑩と星移が顔を合わせるのは、上海で別れて以来なので久々です。

1話で2人が初めて会った時から10年以上が経っているので、星移はだいぶ大人になりましたが周瑩への気持ちだけはブレていません。

周瑩にコテンパンにけなされても、周瑩が子を宿しても、周瑩が復讐のために沈家を潰そうとしても、それでも変わることなく愛し続けて彼女を守り通してきました。

そんな星移をずっと見てきたからこそ、今回は涙腺が緩むシーンがたくさん……。

周瑩と星移が手をつないで刑部を歩くシーンもうるっときましたし、官兵から周瑩を全力で守ろうとする星移にも泣かされました。

たとえここで死のうとも、周瑩を守れるのならば本望なのでしょう。

死の瀬戸際で周瑩の腕に抱かれる星移が幸せそうで、そんな彼を見ていると涙が止まりませんでした。

彼は、34話で死を覚悟したときも愛する周瑩と一緒に居られて幸せそうでしたから、本当に愛に溢れた人だなと思います。

また、星移が「愛してる」と口にするのは2度目ですが、「我爱你」の言い方が1度目(34話)とはまったく異なるのも感慨深い。

1度目のときは全力で愛を叫ぶ感じで、今回は静かに穏やかに愛を伝える感じでした。

そして、今回は趙白石も凄かった!

師匠の本性を知った趙白石が、ショック→怒り→憎しみへと表情を変える様は圧巻です。

周瑩を助けられないと悟った時の慟哭も胸にくるものがありました。

思うに、趙白石は恋愛に関しては意外と激情型なのではないかと。

以前に周瑩が“寡婦の誓い”を立てたときも、血がにじむほど拳を握りしめ、書斎の本も投げ散らかしていました。

そんな彼が、呉漪との結婚により想いを押し殺さなくてはならなくなったのだとすると、趙白石の心中は想像以上に苦しいものなのかもしれません……。

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【月に咲く花の如く】感想60話

視聴者目線では趙白石が周瑩を好きなことは明らかですが、周瑩本人は今までずっと軽蔑されていると思い込んでいたようです。

卑しい私なんかが厚かましいかもしれませんが……なんて、周瑩らしからぬ物言いからは、本当に趙白石を尊敬しているのだということが伝わってきました。

ずっと尊敬してた、お義兄さんになって欲しい。

そんなふうに言われて頼られて、きっと趙白石も嬉しかっただろうと思います。

ただ同時に、兄になるということは結ばれる可能性もゼロに近くなるわけですから(そもそも結婚している身ですが)複雑でもあったはず。

そんな中、とどめは周瑩の星移への愛の伝言

「来世があるなら、あなたの妻となり生涯添い遂げる」

趙白石は、この愛の伝言を一体どのような気持ちで聞いていたのか、彼の複雑な心中は計り知れません。

そして今回、星移の死という衝撃のできごとが起こりました……。

ただ、チラッと映った四海の嬉しそうな表情を見るかぎりでは、星移が亡くなったとはとても思えません。(長男の月生が亡くなった時はもっと悲痛でした)

きっと星移は生きているのではないかと予想します。

※次回61話・62話のネタバレ感想はこちら。

【月に咲く花の如く】感想61話・62話。亡き人の幻、周瑩のこころ。
【月に咲く花の如く】ネタバレ感想(61話・62話)。心を失ってしまった周瑩は、亡きあの人の幻を見てさらに抜け殻に……。心…

ずっとシリアス続きでしたが、62話ではようやく明るさを取り戻します。