AppleTV＋で観れる実話シリーズ。アン・ハサウェイ主演のWeWork創設の物語やDior創始者の伝記ドラマなど

まだ作品数こそ少ないものの、エミー賞で20部門を受賞したコメディドラマ「テッド・ラッソ：破天荒コーチがゆく」や、豪華製作陣が集結したSFドラマ「サイロ」といった質の高い作品を生み出しているAppleTV＋。そこで今回は、実際に起きた事件や実話に基づくドラマシリーズをジャンル別にご紹介します。

ヒューマン/伝記

となりの精神科医

作品概要

「となりの精神科医」は、ジョー・ノセラによる同名ポッドキャストで語られた実話をドラマ化した心理的ブラックコメディです。セラピーをするうちに患者の人生を支配していった精神科医の実話に着想を得ています。

アイク医師（ポール・ラッド）を訪ねたマーティ（ウィル・フェレル）は、他者との距離感に悩んでいるだけでしたが、30年の時を経て距離が近すぎる関係の弊害を身をもって知ります。

メモリアル病院の5日間

作品概要

「メモリアル病院の5日間」は、ジャーナリストのシェリ・フィンク著書のベストセラー小説に基づくヒューマンドラマ。多くの死者と甚大な被害をもたらした、ハリケーン・カトリーナ発生からの5日間を描いています。ハリケーン発生から2週間後の出来事から始まり、当時を振り返っていく形で物語が展開されていくのが特徴的です。

WeCrashed～スタートアップ狂騒曲～

作品概要

「WeCrashed～スタートアップ狂騒曲～」は、全世界でシェアオフィスを展開するWeWorkの創業者アダム・ニューマンの伝記ドラマ。ジャレッド・レトがアダム・ニューマンを、アン・ハサウェイが妻レベッカを演じました。一時は470億ドルまで企業価値を伸ばし、世界的ブランドに成長したWeWorkですが、わずか1年で400億ドルもの損失を出してしまいます。

ニュールック

作品概要

「ニュールック」は、フランスのトップブランド”ディオール（Dior）”の創設者クリスチャン・ディオールの伝記ドラマです。第二次世界大戦下のパリを舞台に、クリスチャン・ディオールの1947年のコレクション「ニュールック」を通じてフランスの街が世界を活気づけた、20世紀のファッション界における重要な瞬間に焦点を当てています。

ディオールと同時代を生きたガブリエル・シャネル（CHANEL）、ピエール・バルマン（BALMAN）、クリストバル・バレンシアガ（BALENCIAGA）といったライバルたちとの物語も交えながら、ディオールのアトリエやデザイン、クリエーションに迫ります。

クライム

ブラック・バード

作品概要

「ブラック・バード」は、元FBI工作員ジミー・キーンの自伝的小説「In with the Devil: a Fallen Hero, a Serial Killer, and a Dangerous Bargain for Redemption」に基づき、アメリカの作家デニス・ルヘインが創作したクライム・ミニシリーズです。

麻薬販売で10年の実刑判決を受けた魅力的な受刑者ジミー・キーン（タロン・エジャトン）は、その魅力を買われ、FBI捜査官からある提案を受けます。それは、連続少女殺人犯ラリー・ホール（ポール・ウォルター・ハウザー）から自白を引き出せば、釈放を約束するというものでした。