【雲間の月は輝きて ～運命の恋人～】4話・5話・6話のあらすじとネタバレ感想。
雲浅月は容景に連れられ、参拝のために女媧廟へ赴きました。
近くの宿で清婉公主の差し入れを食べた雲浅月は、しばらくすると意識を失ってしまい……。
4話のネタバレあらすじ
容景は雲浅月（＝李蕓）の宝探しを手伝うことを承諾しました。
ただし、交換条件として、十数年前に起きた慕容家の事件の記録を雲王府で探してほしいと頼みます。
雲浅月は屋敷中を探しましたが、記録らしきものは見つかりませんでした。
翌日、雲浅月は容景に連れられ、参拝のために女媧廟へ赴きます。
すると門前には、第二皇子や第四皇子、清婉公主、冷邵卓、秦玉凝らが集まっていました。
第四皇子は雲浅月と容景が一緒の馬車でやって来たのを見て不機嫌になり、また、容景に思いを寄せる秦玉凝も複雑そうな表情を見せます。
その後、雲浅月は第四皇子に誘われ川へ遊びに出かけました。
その間、容景は手製の魚料理を用意し 宿で雲浅月を待っていましたが、従者から第四皇子と遊びに出かけたと聞いて嫉妬し料理を片付けさせます。
川から戻ってきた雲浅月は、魚料理があると聞いて容景の部屋へ。
するとそこへ、容景を恋い慕っている清婉公主が差し入れを持ってやって来ました。
容景は体質的に食べられないと断りましたが、雲浅月はその場でつまみ食いをします。
外へ出て祈祷樹を発見した雲浅月は「現代に帰れますように」とお祈りをしました。
その時、タンポポの花粉が舞うのと同時に雲浅月は意識を失い、崖下に落下してしまいます。
目覚めると洞窟のような場所におり、なぜか隣に容景もいました。
実は雲浅月が落下した時、ちょうど近くにいた容景は雲浅月を助けるために一緒に飛び降りたのです。
医薬に精通している容景は、雲浅月が催情引（媚薬のようなもの）に侵されていることに気づき、手っ取り早く解毒するには“男”と関係を持つしかないと説明します。
雲浅月はそれを聞いて再び卒倒しました。
寒毒の病に侵されている容景は女性との接触は禁物ですが、雲浅月を救うためにキスをしました。
雲浅月はそのお陰で目を覚ましましたが、キスはあくまでも応急処置であるため一刻も早くここから脱出して解毒する必要があります。
出口を探す2人は偶然にも秘密の部屋に入り込み、そこには黄金の像がいくつも並べられていました。
どうにか脱出する2人でしたが、雲浅月は再び意識を失ってしまいます。
宿に戻った容景は無事に雲浅月を解毒した後、清婉公主の差し入れに催情引が盛られていたことを突き止めました。
清婉公主は容景への恋心は認めたものの、催情引を盛ったことについては否定し、尊厳も面目も失ってしまったことで自害してしまいます。
突然の清婉公主の訃報に、皇帝は心を痛めていました。
容景は皇帝の前で、第二皇子の屋敷に催情引の引き金となるタンポポが大量に植えられていることを指摘します。
第二皇子は清婉公主の差し入れに催情引を盛ったことを認め、跪いて皇帝に謝罪しました。
第二皇子は、自分が太子になれば雲浅月と結婚することになってしまうが（故皇帝が定めた決まりにより、代々 雲家の長女が皇后となる）他に想い人がいるため雲浅月と結婚したくありませんでした。
そこで、催情引を盛り、容景と雲浅月の間に“男女の間違い”を起こさせようとしたのです。
そうなれば、自分は雲浅月と結婚しなくて済むと考えたのでした。
皇帝は激怒し第二皇子に禁足を命じました。
4話の感想
破天荒な性格ゆえか、ヒロインの雲浅月は時々「え？」と思うようなことをします。
たとえば今回、屋敷で記録を探し回っている最中に、侍女の髪の毛を掴んで引きずり回そうとする“残念な描写”がありました。
そんなことをしなくても、雲浅月の破天荒さは十分視聴者に伝わっているのだから、ヒロインの人格を疑ってしまうような描写は減らして欲しいと思ってしまいました。
また、女優の表情演技に不自然さを感じてしまうのも、無理に破天荒さを表現しようとしているからでは？と感じてしまいます。
その辺りの引っかかりは、話数が進むにつれて慣れてくるのかもしれません。
ストーリーに関しては、ところところで意外な展開が見られ面白くなってきました！
男性キャラがヒロインを巡って悪事を働くパターンはよく見ますが、第二皇子はその逆で“ヒロインと結婚したくないから”悪事を働くとは、意外な真相で面白かったです。
ただ、そのせいで善良な公主が亡くなってしまったのは心が痛みます……。
5話のネタバレあらすじ
＜栄王府＞容景の屋敷
雲浅月は自分のために負った容景の傷の具合を見に行きました。
容景は雲浅月を遠ざけようとするも押し切られ、寝台に横になって包帯を変えてもらいます。
すると、寝台に血が滲んでしまい、それを見た従者の弦歌は2人が“男女の関係”になったのだと誤解。
容景は弁明しないばかりか、男女の関係になったかのように匂わせ、そのせいで屋敷中に噂が広まってしまいます。
その晩、容景と口論になった雲浅月は「この屋敷を出て行くわ！居候生活も、師弟関係もこれで終わりよ」と告げて栄王府を去りました。
＜雲王府＞雲浅月の屋敷
雲浅月の姿が鏡に映っていないのを見た侍女の彩蓮は悲鳴をあげました。
雲浅月は自分は雲浅月ではなく違う世界から来た人間で、自分がもとの世界に戻れば雲浅月もこの世界に戻ってくるはずだと話します。
その話を聞いた彩蓮は、雲浅月がもとの世界に帰るのを手伝うと約束しました。
まずは現代に帰るために必要なお宝を、賞金を懸けて集めることに。
しかし手持ちのお金がないため、雲浅月は容景にお金を借りに行きました。
容景は「金が欲しいなら来い」と言い、雲浅月を酒楼へ連れて行きます。
容景は料理に口をつけもせず、「酸っぱそうだ、塩気が多い、甘そうだ」と文句をつけました。
腹を立てた雲浅月はお金のためじゃなければあなたには従わないし、あなたのような病弱な男ではなく健康でガッチリした男性が好みだと言い放ちます。
すると、容景は雲浅月の横に来て腕をつかみ「私の体が弱いかどうか試してみるがいい」と迫りました。
雲浅月が動揺しているうちに容景は姿を消し、机の上には大金が置かれていました。
月岐の国が反乱を起こしました。
第三皇子派の冷王は、現地の第三皇子に鎮圧を任せてはどうかと皇帝に進言します。
すると、秦宰相は即座に「第三皇子は政治には疎いお方だ」と冷王をけん制しました。
そこへ、容景が上奏文を持って謁見しにきます。
上奏文に目を通した皇帝は、容景を第三皇子の補佐役として月岐へ行かせることにしました。
冷王はこのことについて息子の冷邵卓と話し合った結果、容景が月岐へ行けば面倒なことになるため、容景の月岐行きを妨害することにします。
その頃、雲浅月は街なかでお宝を募っていました。
賞金が懸けられているとあって人々はこぞってお宝を持ってきましたが、どれも本物ではありません。
すぐ近くでは、講談師が「時を超え、現在と過去を繋ぐお宝」について話していました。
雲浅月は講談師から、月岐に行けばそのお宝を見つけられると聞き月岐へ行くことにします。
しかし実は、講談師は冷邵卓の仕込みで、雲浅月を月岐に行かせて容景の足枷にさせるのが狙いでした。
5話の感想
秦玉凝は最初の印象では良識のある女性に見えましたが、雲浅月への敵対心が凄すぎて悪女になってしまいそうな予感。
秦玉凝の父である宰相も最初はいい人そうに見えたけど、冷王との会話を見る限り、どうやら腹に一物ありそうです。
冷王と宰相が対立しているのだとすれば、太子に推す人物も異なる可能性が高いですね。
冷王は第三皇子派なので、宰相は第四皇子を支援することになるかも？
どちらが太子になるにしろ、第三皇子も第四皇子も雲浅月のことが好きなようなので、雲浅月の安全は保証されたようなものですね。
6話のネタバレあらすじ
月岐に駐留している第三皇子は、伝書鳩を使って定期的に愛する雲浅月に文を送っていました。
しかし、いつからか返事が来なくなり、ついに鳩まで戻って来なくなったため”私を忘れてしまったのか？”と憂います。
一方、現代に戻るために必要な宝を月岐で見つけたい雲浅月は、容景の月岐行きに同行させてもらうため、賄賂の鳩汁（第三皇子の伝書鳩）を差し入れることに。
その頃、容景は上官茗玥（容景の友人？）の治療を半裸で受けていました。
上官茗玥は寒毒の病を患う容景が月岐の寒さに耐えられるのかと心配しましたが、容景はどうしても行かねばならないと言います。
上官茗玥はくれぐれも気をつけるようにと念を押した後、月岐の国師はもとは天聖の大理寺卿で、かつて雲王爺を助けて慕容家の例の事件を調査した人物だと教えました。
そこへ、差し入れを届けにきた雲浅月は、2人を男色だと誤解し（半裸だったから？）すぐに立ち去ります。
その後、雲浅月と彩蓮は男装し、月岐行きの容景の隊列に紛れ込みました。
隊列は宿泊施設に到着しましたが、兵士たちと大部屋で寝ることになってしまった雲浅月は慌てて容景の部屋に逃げ込みます。
男女が同じ部屋で寝ては噂になると言う容景に、雲浅月は「何もしないくせに」と挑発。
容景は「試してみるか？」と接近するも、逆に「望むところよ」と顔を近づけられたので逃げ回ります。
結局、容景は降参して雲浅月に部屋を譲りました。
その晩、雲浅月が熟睡している隙に冷邵卓の配下が侵入し、通関証を盗まれてしまいます。
一方、雲浅月の月岐行きを知った第四皇子は彼女を追いかけることにし、月岐行きの小舟に乗り込みました。
ところが、相乗りした客が盗賊だったために所持金を狙われ、揉み合ううちに川に落ちてしまいます。
川辺に流された第四皇子が目を覚ますと、少女が自分に銛を向けていました。
少女は「あなたのせいでヒキガエルを捕まえられなかった！貴重な漢方素材なのに！」と憤慨し、ヒキガエルを探せと強要します。
第四皇子がスルーして立ち去ろうとすると、少女は「私は拓拔葉倩よ！」と名乗り攻撃を仕掛けました。
しかし、歯が立たたないと分かると、拓拔葉倩は今度は袖から赤い蛇を出して第四皇子を脅します。
第四皇子はあっさりと蛇を退治。
拓拔葉倩は「蛇までいなくなった！」と地面に座り込んで泣き出し、どうしてもヒキガエルを探して欲しいと懇願しました。
第四皇子は仕方なくヒキガエルを捕まえてあげましたが、今度は「私の指当てがなくなった！盗んだわね」と言いがかりをつけられます。
そこへ、「公主！」と侍従たちが駆けつけました。
第四皇子は自分は天聖の皇子だと身分を明かしましたが、信じられない拓拔葉倩は鈴で虫を操り第四皇子を襲わせます。
虫が苦手な第四皇子は、拓拔葉倩に従わざるを得えなくなるのでした。
その頃、宿屋にいる雲浅月は赤い蛇に噛まれて毒に侵されます。
容景がすぐに毒を吸い出したものの、雲浅月は意識を失ってしまいました。
6話の感想
鳩汁にされてしまった第三皇子の伝書鳩が可哀想すぎる！（笑）
第三皇子は月岐に駐留しているようなので、雲浅月と再会する日も近そうですね。
雲浅月に想いを寄せるもう一人の皇子、第四皇子はなかなかの行動力で、雲浅月を追いかけて月岐までやって来ました。
でも到着して早々、拓拔葉倩という厄介な少女に絡まれて大変そう……。
散々振り回されても、最終的にヒキガエルを探してあげる第四皇子の優しさが素敵でした。
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