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【燕雲台】49話・50話・51話ネタバレ感想|事件の真相(えんうんだい)

歴史 / 時代劇
©Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

燕雲台えんうんだい-The Legend of Empress-】49話・50話・51話のあらすじとネタバレ感想。噂を広めた黒幕を探すのに躍起になる蕭燕燕。心配して事件を調べ始めた蕭胡輦は噂の出どころが耶律喜隠の屋敷だと突き止め、蕭烏骨里に会いに行きますが……。

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49話のあらすじとネタバレ

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黒幕に蕭燕燕と離反したと思い込ませるため、宮中から呼び出しがあっても参内しない韓徳譲。

そんな韓徳譲の態度に自分が疑われていると思った蕭燕燕は、真犯人を見つけるために耶律休哥と耶律斜軫に命じて皇族の屋敷を捜査させました。

皇族から捜査について不満を訴えられた景宗は、蕭燕燕のもとを訪れ、漢人1人のために皇族から恨まれないように事件の捜査を止めるように言います。

しかし、蕭燕燕は李思のためではなく、我が子のために流言を絶つと言って捜査を止めようとしません。

蕭燕燕を心配して侍従に事件を調べさせていた蕭胡輦は、噂の出どころが耶律喜隠の屋敷だと突き止め、蕭烏骨里に会いに行きます。

蕭烏骨里は本当は何も知りませんでしたが、蕭胡輦に自分が噂を流したように決めつけられたため、つい、今も韓徳譲を想い続ける蕭燕燕が李思に嫉妬して殺したのだから噂ではなく事実ではないかと、開き直った態度をとってしまうのでした。

翌朝、蕭烏骨里の侍女が装飾品を屋敷から盗み出そうとしたという罪で殺されます。

蕭烏骨里は20年も仕えた侍女がそんなことをするはずがないと耶律喜隠を問い詰めました。

耶律喜隠は韓氏の屋敷に毒酒を届けた黒幕は自分で、侍女はそれを知ってしまったので殺したと白状します。

実は殺害された蕭燕燕の侍女には双子の姉がいて、耶律喜隠がその双子の姉を雇って蕭燕燕の侍女を名乗らせて韓氏の屋敷に毒酒を届けていたのです。

耶律喜隠は証拠隠滅のために蕭燕燕の侍女本人は殺害したものの、双子の姉の方は取り逃がしていました。

話を聞いた蕭烏骨里は、蕭燕燕から監視されている耶律喜隠の代わりに自分が双子の姉の口を封じる決心をします。

一方、蕭胡輦も自分の侍女から、韓氏の屋敷に毒酒を届けた蕭燕燕の侍女には双子の姉がいることを聞きます。

双子の姉の住まいには蕭胡輦が一足早く到着しました。

蕭胡輦は、部屋の奥に双子の姉が隠れていることに勘づきながら、後から来た蕭烏骨里にもう彼女は逃がしたと嘘をつくのでした。

蕭烏骨里はその言葉に騙され、部屋の手前だけ調べてもう逃げられたと思い込んで帰ってしまいます。

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その後、蕭胡輦は密かに侍女の双子の姉を連れ帰りました。

その頃、宮廷では皇族たちが蕭燕燕に事件の捜査の終了を求め、朝議が紛糾していました。

そこへ、蕭胡輦が蕭燕燕の侍女の双子の姉を連れてきます。

死んだはずの侍女に瓜二つの人物の登場にざわめく皇族たちに蕭胡輦は、彼女は先日遺体で見つかった蕭燕燕の侍女の双子の姉だと説明しました。

そして、韓氏の屋敷に毒酒を届けた張本人だと言うのでした。

蕭燕燕が誰に命じられたか尋ねると、侍女の双子の姉は耶律喜隠の屋敷の者から酒を届けるだけで病気の夫の治療費を出してやると言われ、毒が入ってることは知らなかったと答えるのでした。

耶律喜隠は、私には李思を殺す理由がない、奴婢の言うことを信じるのかとしらばっくれようとします。

しかし、韓徳譲に謀反に引き込もうとして拒否された私の口を封じるために毒酒を送ったのだろうと指摘されるのでした。

蕭燕燕は耶律喜隠を捕らえるように命じます。

その後、蕭烏骨里と留礼寿は宮廷の外にひざまずいて、耶律喜隠の罪の許しを乞いますが、蕭燕燕は取り合いません。

蕭烏骨里は諦めて、蕭胡輦に頼みに行くことにします。

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49話の感想

事件と噂の黒幕は、やはり耶律喜隠だったのですね。

せっかく一度流罪を許されにもかかわらず、また罪を犯した耶律喜隠を蕭燕燕が許すことはなさそう……。

三姉妹の関係はどうなっていくのでしょうか?

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50話のあらすじとネタバレ

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蕭胡輦は蕭烏骨里親子の身勝手さに激怒しながらも、命だけは助けるようにと蕭燕燕に嘆願する約束をします。

嘆願を受けた蕭燕燕は、今まで蕭烏骨里のことを想って耶律喜隠を生かしてきたが踏みにじられた、命は助けるが二度と会わなくて済むようにと言って耶律喜隠を流罪にするのでした。

耶律喜隠は留礼寿に、景宗が即位した時のように機をつかんで帝位を奪うように言い聞かせ、流刑地へ送られて行きました。

その頃、宮廷では玉簫の懐妊が判明します。

蕭燕燕がまだそのことを知らないうちに侍従から玉簫の懐妊を聞き出した蕭烏骨里は、恩着せがましく蕭燕燕に知らせました。

心中穏やかではない蕭燕燕でしたが、その後、宮中で偶然玉簫に会った時は、ひざまずく玉簫に対して身重なのだから楽にしなさいと声をかけるのでした。

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夜になり、景宗は蕭燕燕の部屋を訪ねます。

景宗は侍従たちを下がらせて玉簫の話をしようとしますが、蕭燕燕の方から、やっと気に入る女子が見つかったのだから毎日会えるところに住まわせればいいと切り出されます。

謝罪の言葉を述べる景宗ですが、蕭燕燕は皇帝なら当然のことと言って立ち去ろうとしました。

引き留める景宗に蕭燕燕は、玉簫のことを怒っているのではなく、ずっと隠されていたことを怒っているのだと伝えます。

景宗は蕭燕燕を抱き寄せ、改めて謝罪するのでした。

その後、玉簫が男子を出産しますが、景宗の病状はさらに進行していました。

景宗は耶律休哥を呼び、名誉職である大于越に任命し、耶律一族の将来を託すのでした。

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50話の感想

かつて景宗の権力で韓徳譲と引き裂かれたものの景宗に心を開いた蕭燕燕ですが、玉簫のことを隠されていて怒るのは当然ですよね。

しかし、玉簫自身には辛く当たらない蕭燕燕の寛容さが素敵です。

そんな中、景宗の病気がどんどん進行していき……遼の国政はどうなっていくのか今後の展開が気になります。

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51話のあらすじとネタバレ

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捺鉢の季節が近づき、蕭燕燕と韓徳譲ら腹心たちは、景宗が今の病状で長旅に出ることを懸念しますが、景宗は自分が捺鉢に行くことが企みを持つ者を捕らえる機会になると言うのでした。

景宗は若い耶律斜軫に都の守りを任せ、他の腹心たちを連れて捺鉢に行くことにします。

蕭燕燕は、景宗の留守中に蕭烏骨里が都で何か問題を起こすのではないかと心配し、蕭胡輦に蕭烏骨里を連れて一緒に捺鉢に行ってくれるよう頼みました。

蕭烏骨里は留礼寿も連れて行こうとしますが、留礼寿はもう子どもではありませんと言って都に残ることを希望します。

景宗一行が都を出てすぐに留礼寿が謀反を起こしました。

その知らせを聞いた蕭燕燕は、蕭胡輦に蕭烏骨里を連れて都に留礼寿の説得に戻るように頼みます。

都では、謀反を予想していた耶律斜軫が、縛り上げた耶律喜隠を留礼寿の目の前に突き出し、投降するよう呼びかけていました。

留礼寿は呼びかけを無視して騎馬を進めたため、耶律斜軫は弓兵に号令をかけました。

弓兵に射られて落馬する留礼寿。

耶律喜隠は兵に体当たりして刀を奪い、留礼寿に助太刀しますが、多くの兵を相手に太刀打ちできません。

蕭烏骨里が駆けつけた時、留礼寿は既に息絶え、耶律喜隠は虫の息でした。

耶律喜隠は蕭烏骨里に自分と息子のことは忘れ、新しい夫に嫁いで幸せになるように言い残して息絶えるのでした。

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一方、捺鉢では景宗が危篤となり、景宗の12歳の長男を次の皇帝とし、皇后が摂政となるという遺詔が読み上げられました。

その後、景宗は長男を枕元に呼び、韓徳譲は父と母が最も信頼する人物だから父に対するのと同じように敬い、誠意をもって接するようにと遺言します。

長男を退室させた後、景宗は蕭燕燕と韓徳譲にかつて裏切ったことを謝罪しました。

そして、景宗は韓徳譲に蕭燕燕と我が子を託したいと言います。

韓徳譲は皇后と幼帝を必ず守ってみせると答え、それを聞いた景宗は韓徳譲の手に蕭燕燕の手を重ねようとして力尽きるのでした。

その頃、都では病に臥せっていた韓匡嗣も危篤となっていました。

病床で景宗の崩御の知らせを聞いた韓匡嗣は、韓徳譲は今、捺鉢でやるべき務めが多いだろうから都に戻ってくるまで自分の死を知らせないようにと言い残し息絶えるのでした。

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51話の感想

自分の最期を利用して謀反の芽を摘もうとする景宗は本当に最後まで策略家ですね。

そして、無事に謀反は防ぐことができましたが、耶律喜隠と留礼寿を失った蕭烏骨里が新たな災いの火種となりそうで心配です。

とうとう景宗が崩御し、幼帝を蕭燕燕と韓徳譲が補佐することになりますが、どんな試練が待ち受けているのでしょうか。

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