「馭鮫記(ぎょこうき)後編」15話・16話あらすじネタバレと感想。よみがえる記憶

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「馭鮫記(ぎょこうき)後編」15話・16話あらすじネタバレと感想。北淵は火山噴火の危機に見舞われ、鮫族王子の長意と紀雲禾が噴火を制するべく立ち上がります。

すると、そこで紀雲禾は過去の記憶をよみがえらせ、長意と力を合わせて火山を制します。一方、万花谷の谷主の林旲青は青羽鸞鳥と手を組み、寒霜の源である朱厭に立ち向かっていました。

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第15話:全てを思い出す紀雲禾

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※本記事は物語が前後する箇所があります。

北淵ほくえん。鮫族王子の長意ちょういは記憶のない紀雲禾きうんかを受け入れ、かつてのように優しく接します。

ただ、何の記憶もない紀雲禾からすれば長意はコロコロと機嫌が変わる変な人にしか映らず、紀雲禾は戸惑う一方でした。そんな中、順徳じゅんとく仙姫の汝菱じょりょうの腹心である朱凌しゅりょうが、雷火地脈らいかちみゃくを復活させます。

朱凌は北淵を追放された九尾狐きゅうびこ族の奇鋒きほうを捕まえ、雷火地脈の場所を聞き出していたのです。みるみるうちに火山は煙を上げ、今にも溶岩が噴き出そうとしていました。

すぐに異変を察知した長意は決死の覚悟で雷火地脈を制することを決め、紀雲禾は迎えにきた万花谷ばんかこくの谷主の林旲青りんこうせいと共に北淵から脱出を図ります。

ところが、事情を知った紀雲禾は長意を救いたいと言ってきかず、そこへ朱凌が現れます。すると、林旲青は自ら朱凌の相手を引き受け、紀雲禾を長意の元へと向かわせました。

紀雲禾が雷火地脈の入口に辿り着くと、そこには侍女の制止を振り切ってでも中に入ろうとする王女の卿瑶けいようの姿がありました。紀雲禾は卿瑶に目もくれず、中に入って長意を手伝います。

その際、紀雲禾の真珠の首飾りが砕け散り、紀雲禾の頭の中へ吸収されていきます。そこには、過去の紀雲禾の記憶が詰まっていました。

全てを思い出した紀雲禾は九尾狐と化し、「大尾魚、私よ」と言って長意の頭上に飛び上がります。必死に雷火地脈を制そうとする紀雲禾に長意も覚悟を決めた様子で、東海の権杖けんじょうに飛び乗りました。

紀雲禾の力を借りて長意の力は増し、2人は雷火地脈を制することに成功しました。すっかり力を使い果たした紀雲禾はその場に倒れ、駆けつけた長意の腕の中で気を失ってしまいます。

仙姫府。汝菱は使いの者を通じて北淵の状況を知り、またもしくじった朱凌に怒り心頭でした。

その怒りは使いの者に向けられ、汝菱が使いの者の霊力を奪っていたところ、仙師の寧清ねいせいが現れます。汝菱は寧清の姿を見るなり態度を一変させ、御霊師ぎょれいしが捕らえられないと寧清に甘えました。

寧清は御霊師の捕獲を二つ返事で引き受け、すぐに汝菱の顔の治療を行おうとします。そんな顔が第一の寧清に痺れを切らした汝菱は、隙をついて寧清からも霊力を奪いました。

感想

ついに紀雲禾が過去の記憶を取り戻しました。記憶を取り戻した紀雲禾が、「大尾魚、私よ」と言って力を貸したシーンには思わず声を上げて喜んでしまいました。これまで紀雲禾と長意は、ことごとくしがらみに縛られていたので、今度こそは2人で自由に生きていってほしいです。

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第16話:青姫の覚悟

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北淵。万花谷の谷主の林旲青は、鮫族王子の長意から寒霜かんそうの秘密を聞かされ、朱厭しゅえんの討伐を決意します。

寒霜は朱厭の実体である玄冰げんひょうが生んだものであり、いくら解毒薬を作ろうとも朱厭を滅ぼさないことには寒霜を除けないからです。早速、林旲青は仙侍の思語しぎょと共に、鹿台山ろくたいさんを目指すことにしました。

とはいえ、林旲青の体は自ら解毒薬を試したことで限界を迎えており、思語は必死に林旲青を引き止めます。それでも林旲青は万花谷の谷主として、万花谷の者たちを寒霜の支配から解放すべく命を懸けることを選びました。

そこへ、北淵に向かっていた青羽鸞鳥せいうらんちょう青姫せいきが現れます。青姫は林旲青と思語のやり取りを聞いており、助太刀を買って出ました。

一方、目を覚ました紀雲禾は長意と共に北淵を一望できる場所を訪れ、北淵に来てから避け続けていた崖の件を謝罪します。実は長意も紀雲禾が裏切っていないことには気づいていたようで、わだかまりを解消した紀雲禾と長意は変わらぬ愛を誓いました。

鹿台山付近。青姫は仙師の寧清を誘き出し、言葉巧みに寧清を煽って時間稼ぎをします。

その隙に林旲青が寧清の密室に侵入して、隠された絵姿を燃やしつくします。これにより絵姿に封印された朱厭の残魂を破壊できるはずが、朱厭の多くは異変を察知して寧清の指輪に逃げていました。

敢えなく林旲青の作戦は失敗に終わり、寧清と激しい戦いを繰り広げた青姫は深傷を負い、従棘所じゅうきょくしょに捕らわれてしまいました。すると、そこに朱厭がやって来て、青姫にある取引を持ち掛けます。

それは、青姫が肉体を差し出し、その代わりに朱厭が寧清を討つというものでした。青姫は朱厭の取引内容を嘲笑あざわらいながらも、あっさりと自ら霊丹を差し出しました。

実はこれも青姫の作戦のうちで、青姫は朱厭が霊丹を占拠する間に攻撃を仕掛け、自身の霊丹ごと滅ぼしたのです。この一部始終は、北淵で眠る紀雲禾も見ていました。

紀雲禾は1度死を経験したことから超越した存在となり、瀕死の状態でなくても夢の中で寧悉語ねいしつぎょに会うことができるようになった

すぐに紀雲禾は寧悉語の力を借り、青姫に会いに行きます。青姫は朱厭に重傷を負わせたことを明かし、今すぐ寧清の指輪に潜む朱厭を仕留めるよう紀雲禾に託しました。

感想

いつの間にかすっかり林旲青も谷主らしくなっており、かつての軟弱さは感じられません。父の林滄瀾(りんそうらん)は林旲青の優しすぎるところを心配していましたが、優しさが仇となることもなく、谷主としての頼もしさすら感じます。そして、何よりも紀雲禾と長意が仲直りできて良かったです。

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本ページの情報は2024年2月のものです。最新の情報は公式ページまたは動画配信サービスにてご確認ください。