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花の告発~煙雨に仇討つ九義人~キャストあらすじ相関図。本作は若い女性たちが働く繍坊で起こった事件で親友を失ったヒロインが仲間を集めて仇討ちをする過程を描いた時代劇です。7年前の出来事と現在での復讐劇が交互に描かれます。
あらすじ
若い女性たちが住み込みで働く繍坊・煙雨繍楼。実は弟子たちは師匠の呉廉から性被害を受けていました。ある日、その1人だった藺如蘭は勇気を出して役所へ訴え出ます。しかし呉廉は地元の有力者である寧国公夫人に気に入られていたため、訴えは聞き入れられずに藺如蘭は非業の死を遂げます。
7年後、煙雨繍楼の元弟子で藺如蘭の親友だった孟宛は徐家の正妻となっていました。孟宛は徐家の立場を利用し寧国公夫人に近づきます。そして呉廉に復讐するための仲間を集め……。
原作について
本作の原作「九義人」は、台湾のベストセラー小説「房思琪の初恋の楽園」とその作者の林奕含(リン・イーハン)へのオマージュとして書かれた時代小説です。
「房思琪の初恋の楽園」は高級マンションに暮らす13歳の文学好きな少女が憧れの国語教師から性被害を受けて心を支配されていく過程を描いた小説で、実話をもとにしていると記されています。
林奕含は「房思琪の初恋の楽園」の出版2か月後に自から命を絶ちました。白水社から「房思琪の初恋の楽園」日本語翻訳版が刊行されています。