「宮廷の諍い女(きゅうていのいさかいめ)」キャストと相関図を画像つきで一挙紹介。大理寺少卿の娘、甄嬛は最高の男性に嫁ぎ、添い遂げることが夢の少女でした。皇帝の妃嬪ともなれば夫婦のように添い遂げることもかないません。秀女選びに際し、甄嬛は選出されないことを神仏に祈りますが……。
あらすじ

宮中は皇后と、年羹堯大将軍の妹である華妃の二大勢力が寵愛と権力を求めて激しく対立していました。甄嬛は同時期に入宮した六名のうち、幼馴染の沈眉荘と、秀女選びのときに知り合った安陵容と友情をはぐくみます。
単純で気が強く、わがままな華妃は新しく来た彼女たちをいびり、嫌がらせをします。皇后は華妃と対応させるために見て見ぬふりをしています。
ほんの少しの気のゆるみが、自分だけでなく家族までも巻き込んでしまう、恐ろしい後宮のなかで、彼女たちはどのように生きて行くのでしょうか。
登場人物|相関図
初期の相関図

甄嬛/孫儷(スン・リー)

書物などに造詣の深い才女。元々は寵愛を競うつもりはなく、穏やかに過ごすことが希望でした。宮中に上がってすぐ、諍いの激しさに恐れをなし、病を口実に引きこもります。偶然出会った、果群王を名乗る男性と親しくなりますが、実はその人が皇帝本人でした。
演:スン・リー
雍正帝胤禛/陳建斌(チェン・ジェンビン)

清の第5代皇帝。亡き純元皇后の庶出の妹である、現皇后とは礼節を持って接しています。年将軍の妹の華妃を寵愛していますが、彼女の嫉妬には手を焼いています。亡くなった純元皇后を今でも愛しています。
甄嬛を始めて見た時から純元皇后の面影を追っていますがそのことは知られないようにしています。
果郡王允礼/李東学(リー・トンシュエ)

雍正帝の十七番目の弟で、彼が唯一心を許しているお気に入りの兄弟です。梅林で見かけた甄嬛を密かに慕っています。華妃にいたぶられた甄嬛の危機に必ず駆けつけて助けます。
温実初/張暁龍(チャン・シャオロン)

甄嬛の実家とは幼いころから家同士の知人で、兄のような存在でした。侍医になってからも甄嬛の実家に半月ごとに訪問し、診察をしていました。甄嬛を一途に想っていて、入宮後も献身的に助けます。
後宮の妃嬪
[甄嬛が入内する前からの妃嬪]▼
皇后・烏拉那拉氏/蔡少芬(ツァイ・シャオフェン)

後宮を切り盛りする皇后。亡き純元皇后の庶出の妹でもあります。華妃に対して表面上は親切に冷静に対応しているように見えますが、実際には彼女を追い落とすために、新しく来た妃嬪を利用しようとしています。
華妃・年氏/蒋欣(ジャン・シン)

功臣である年羹堯大将軍の妹であることから、最も寵愛を受けている後宮の実力者。嫉妬心が激しく、皇帝から寵愛を受けた妃嬪に対して後先考えず、衝動的にいたぶります。
端妃/李宜娟(リー・イーチェン)

華妃から虐待を受けて病に伏せっていましたが、甄嬛を見て純元皇后と似ていることに気付き、華妃への復讐のために、甄嬛を擁護し助けるようになります。
敬嬪/楊紫嫣(ヤン・ズーイェン)

温厚で聡明な妃嬪。特に誰にも与せず距離を置き、冷静な態度をとっていることから、皇帝や皇太后の評価も高いです。
曹貴人/陳思斯(チェン・スースー)

華妃に様々な献策を行い、敵対する妃嬪を追い落とす協力をします。聡明で気が回るため華妃に可愛がられていますが、自分の立場を守るため、旗色を読むのが得意です。
- 斉妃役/張雅萌—第三皇子の生母
- 麗嬪役/李佳璇—華妃に追従
- 欣常在役/萬美汐—流産したばかりの妃嬪
[甄嬛と同期の妃嬪]▼
沈眉荘/斕曦(ラン・シー)

甄嬛の幼馴染で家柄も良い少女です。秀女選びのときから皇太后に気立ての良さを気に入られます。女性の慎みと、優雅さを備え、温和な性格のため、すぐに皇帝の目にとまりますが、そのことで華妃の嫉妬を買ってしまいます。
安陵容/陶昕然(タオ・シンラン)

父親は地方官と身分が低いため、自信なげにおどおどとしています。秀女選びの際に、虐められているところを甄嬛と沈眉荘に助けられ、入宮してからも二人を姉のように慕いますが、もとから幼馴染の二人とは距離を感じてしまうことも。
淳常在/譚松韻(タン・ソンユン)

甄嬛と同じ宮殿に配属されたため、甄嬛を姉のように慕っているまだ幼い少女。家柄が良く、無邪気なため、コンプレックスがある安陵容には苦手意識を持たれてしまいます。お菓子が大好き。
- 富察貴人/趙秦
- 夏冬春常在/穎兒