古相思曲(こそうしきょく)4話~6話ネタバレ

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「古相思曲(こそうしきょく)」4話・5話・6話のあらすじとネタバレ感想。伏兵が現れ、虎豹隊の将軍が虎豹面をとるとそれは陸鳶でした。その頃、李擁は虎豹隊に裏をかかれたとの報告を受けていましたが、今日は霧が出ないから作戦は失敗すると予想し……。

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4話 私たちの家

*「沈不言 目線」でのあらすじとなりますので事実と違う場合があります

心に決めた人

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伏兵が現れ、精鋭部隊である虎豹隊の将軍が虎豹面をとるとそれは陸鳶でした。

その頃、李擁は虎豹隊に裏をかかれたとの報告を受けていましたが、今日は霧が出ないから虎豹隊の作戦は失敗すると予想し落ち着いていました。しかし陸時の身代わりが陸鳶だと聞いた李擁は顔色を変えます。

陸鳶の部隊は必死に戦いますが、山頂に陸時の部隊はなかなか現れません……。

その頃、陸鳶が自分の代わりに囮になったと知った沈不言は急いで戦場に向かっていました。戦場に着いた沈不言はたくさんの兵が倒れ、虎豹面が落ちているのを見て泣きながら地面に拳を打ちつけます。

するとその拳を手のひらでそっと包む者がいました。それは陸鳶で、彼女は沈不言に「勝ったわ」と言います。

実は昨夜陸時は斥候の報告により乾燥していて明日は霧が出ないと知り、沈不言に相談していました。それを聞いた沈不言は煙幕弾を作ることを提案していたのです。

煙幕弾のおかげで陸時の部隊は伏兵を討ち取り、火烽堡を奪還することができました。

しかし陸時は戦闘で部下に大怪我を負わせてしまったことで自分は間違っていたのかと自問します。そんな陸時を倚華はそっと抱きしめるのでした。

一方、沈不言をを知っていたのに知らないかのように振る舞っていたことについて陸鳶は運命は変えられないと思ったからと説明します。それを聞いた沈不言は李擁を倒せば未来を変えられると言いました。

そして沈不言はどんなに困難でもここで君と共に立ち向かうと宣言します。

また沈不言が陸鳶は将来皇后になると言うと、陸鳶は皇后になって李擁に対抗するつもりだったが心に決めた人がいると言いました。

沈不言が「心に決めた人?」と聞き返すと、陸鳶は沈不言をじっと見つめるのでした。

楚同裳

陸姉弟は沈不言と倚華をかつて住んでいた山の中の家に連れて行きます。家に入った時、陸時は奥の部屋に人の気配を感じました。

陸時が剣を抜いて奥の部屋の扉を開けると赤子を抱いた老人が隠れていたのです。陸姉弟は老人を”かくさん”と呼び、知り合いのようでした。

郭さんは次のように話しました。

火烽堡が占領された時に捕虜になった北安王は自害したとされているが、実は李擁に秘密裏に殺された。

この赤子は北安王の下女をしていた自分の娘が身ごもっていた子で、北安王の死後に生まれた。難産のために娘は死に、自分が面倒をみてきた。

今の皇帝には跡継ぎがおらず、ただ1人の甥にあたるこの子を守らねば李擁に皇位を簒奪されかねない。

李擁の養子である陸時は話を聞いても義父の悪事がどうしても信じられないのでした……。

郭さんが赤子に名前をつけてほしいと言うと、陸鳶は”楚同裳そ・どうしょう”と名付けました。その名を聞いた沈不言はこの子は将来9国を統一する名君になると言います。

また郭さんは陸鳶に自分はもう長くないから赤子を都に連れ帰ってほしいと言い、陸鳶は了承しました。

そこへ兵が難民の相談をしたいと陸鳶を呼びに来ます。沈不言は陸鳶に同行することにしました。

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5話 兵よ、聞け!

運命

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赤子が泣きやまず、郭さんは馬乳を取りに出て行きます。

その後、外で物音がして陸時は倚華と赤子を家の中に残して様子を見に行きました。家の前に倒れている男を見た陸時は郭さんだと思った近づきます。

ところがその男は刺客で、陸時の手の甲を斬りつけてきました。陸時はすぐに応戦しますが、次々と刺客が現れて襲いかかってきます。複数の刺客を相手に戦い続ける陸時でしたが、手の甲の傷から毒が回ってきて……。

沈不言と歩いていた陸鳶は、もし運命を変えられたのなら自分が過去に会った沈不言は存在していないはずだと考えます。運命を変えられていないのなら陸時の命が危ないと気づき、自分を呼びに来た兵を怪しむ陸鳶。

陸鳶が攻撃すると兵は逃げて行き、陸鳶と沈不言は慌てて家に引き返します。

家の中で外の異変に気づいた倚華は扉を開けようとしますが、陸時は外から扉を押さえて倚華に赤子を守れと言うのでした。

陸鳶と沈不言が戻ると、陸時は扉の前に立ったまま息絶えていたのです。

鳳牌

沈不言は刺客の武器に塗られていた毒が北烈ではなくこの国(晟国)のものだと気づきます。

また沈不言は鎧も虎豹面も着けていなかった陸時を北烈が虎豹隊の将軍だとわかったり、家の場所を知っていたりするはずがないとも言いました。

それを聞いた虎豹隊のよう副将は先ほど陸時の死を触れ回っている者がいて、その者が間者だったのではと言います。

捕えられた間者は自分は北烈人だと自白しました。そう言われた楊副将は間者の体を斬りつけると見せかけて髪を切り落とします。

間者が安堵した顔をしたのを見た陸鳶は北烈人なら髪を大事にするはずだと言って、その間者が晟国の者だと見破りました。

その時、北烈軍が再び迫っているとの報告があります。沈不言は陸鳶と楊副将をその場に残し、ある作戦を実行するために出て行きました。

その後、陸鳶に火烽堡の民たちが城門を開けろと騒いでいるとの報告があります。陸鳶が城門に着くと、1人の男が北烈が襲ってくると言って民たちを煽っていました。

陸鳶は男を矢で射り、民たちにこの者は北烈の間者だと言います。そして陸鳶は民たちに「私が守ってみせる」と言いますが、将軍でも何でもない陸鳶の言葉を民たちは信じようとしません。

そこで陸鳶は以前に皇帝からもらった鳳牌を取り出し「私は晟国の皇后である」と宣言します。

民たちは陸鳶にひざまずき、騒動を聞いて駆けつけた沈不言はたとえ宿命は変えられなくても共に困難に立ち向かうという約束は守ると誓うのでした。

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6話 大芝居

虎豹面

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火烽堡の城門の前で北烈軍を待ち構える沈不言と陸鳶。沈不言は北烈軍の宇文うぶん都尉の不名誉な来歴を挙げて兵たちの笑い者にすることで心理的に攻撃します。

宇文都尉は陸時が死んだことは知っていると言い返しますが、その時城門の上に陸時の虎豹面を着けた男が現れました。兵たちは騒然とし、虎豹面の男は北烈軍の旗を射落とします。

また背後の山から馬の蹄の音と兵たちの怒号が聞こえました。沈不言の作戦は山の中に潜ませた民たちに道具を使って馬の蹄の音を出したり、兵のように怒号を上げたりさせることだったのです!

北烈軍が動揺する中、陸鳶は李擁が養子である陸時を殺すわけがない、これは2人が仕組んだ策だと言いました。北烈軍は退却するのでした。

その後、兵を率いた李擁が火烽堡に到着すると、虎豹軍が「皇后の許可なく火烽堡には入れませぬ」と足止めしました。北烈の間者である趙啓龍ちょう・けいりゅうが「晟国に皇后はおらぬ」と言うと、陸鳶は鳳凰牌を見せます。

李擁は「冊書がなくば皇后に認められぬ」と言い返しますが、楊副将は「私は鳳牌を信じる 皇后のめいに従うのみ」と答えました。

趙啓龍は一旦退却して再び攻め入る姿勢を見せます。陸鳶は晟国が内乱にならないよう李擁について都に戻ると言い、楊副将に虎豹隊を任せました。実は先ほど虎豹面を被り陸時のふりをしていたのも楊副将だったのです。

陸鳶とともに都に戻ることになった倚華は陸時の体から抜いた矢を隠し持っていくのでした。

皇帝の裁き

李擁が陸鳶と倚華を罪人のように護送して都に戻ると、”皇后を解放せよ”との勅命があります。李擁が参内すると、5年前に突然子供のようになってしまった皇帝が元の威厳のある姿に戻っていました。

皇帝は李擁に皇后への不敬罪と陸時殺害の罪を追及します。李擁が陸時は不慮の死だったと言い訳すると、陸鳶に捕らえられていた間者が連れて来られ李擁の罪を証言しました。

実は皇帝はまだ元に戻っておらず、都に先回りした沈不言が皇帝に台詞を覚えさせていただけだったのです。

会話するうちに本当は皇帝が元に戻ってないのではと気づいた李擁は鎌をかけて陸鳶を”鳶姉さん”と呼びました。

皇帝もつられて”鳶姉さん”と呼びそうになりますが、陸鳶は皇帝の言葉を遮って「陸将軍のためにも厳正な裁きを」と叫んでごまかします。

ところが皇帝は李擁に向かって「鳶姉さんに代わりお前を謀反の罪に問う!」と言ってしまい、李擁に本当は元に戻っていないことを確信させてしまうのでした。

李擁は皇帝に「戻ってお休みください」と語りかけ、皇帝は思わず「いいの?」と言ってしまいます。そして李擁は家臣たちに現在皇帝は8歳児と同じ知能だと暴露してしまうのでした。

また李擁は陸鳶が皇帝を操り、罪を捏造して自分を陥れようとしたとも言いました。家臣たちが陸鳶を非難する中、倚華は隠し持っていた矢を持ち李擁に向かっていきます。

それを見た沈不言は倚華から矢を取り上げて李擁を刺しました。しかし沈不言も背後から趙啓龍に剣で刺されてしまいます。慌てて駆け寄った陸鳶に沈不言は「10年後 上巳節の夜に」と言い遺して息絶えるのでした。

沈不言が目覚めると現代に戻っていて、玉佩の亀裂がまた1つ消えて破片は2つになっていました。

李擁が死んで全てが変わったと思った沈不言でしたが、歴史書を見ると”元啓の変”は変わっていませんでした。インターネットで李擁について調べても”大病を患った”としか書かれておらず……。

感想

沈不言が「心に決めた人?」と聞き返した時、陸鳶が沈不言をじっと見つめたのは「心に決めた人」が沈不言ということでしょうか?

陸鳶は過去は知ってるけど未来は知らない、沈不言は未来は知ってるけど過去は知らないという状況の中、お互いの言葉の真意を理解するのは難しいです。

陸時がいくら「殺神」と呼ばれていても毒を盛られたら刺客に太刀打ちできないですよね。陸時を想っていた倚華もかわいそうです……。

それにしても沈不言の民に兵のふりをさせる作戦は成功しましたが、皇帝に元に戻ったふりをさせるのはちょっと難しかったみたいですね。

一旦現代に戻ってきた沈不言ですが、歴史は変わってなかったようです。玉佩の破片が2つになってしまったのはもしかしてあと2回しかタイムスリップできないということ??

沈不言は限られた時の中で陸鳶を救うことができるでしょうか。見ている方も時々頭を悩ませてしまう展開ですが、続きが楽しみです!

「古相思曲(こそうしきょく) ~君想う、千年の調べ~」2023 (c)bilibili
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