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【麗姫と始皇帝】37話と38話のあらすじ・ネタバレ・感想。

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【麗姫(レイキ)と始皇帝~月下の誓い~】37話と38話。麗は、出陣した嬴政がはぐれてしまったと聞いて自ら助けに行きました。彼を助けたあとは再び王宮へと戻りますが、何者かの仕業により流産してしまいます。この記事ではネタバレ感想をお届けします。

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【麗姫と始皇帝】37話のネタバレ

救われた命と心

韓の領地で1人はぐれてしまった嬴政えいせいは、山の中を逃げている途中で韓兵に見つかり負傷してしまいます。

そこに麗が現れて嬴政を助けたものの、まだ付近には韓兵がいるため ひとまず安全な場所に逃げることに。

洞窟を見つけた2人はそこで身を隠し、嬴政は「命だけでなく心も救われた」と礼を口にしました。

話は秦軍のことになり、嬴政の身を案じたためにまだ軍を移動させていないと聞いた嬴政は、「余の命令に背いた蒙武もうぶ将軍を処罰せねば」と言います。

麗は、大王(嬴政)を思ってのことなのだから処罰するべきではないと助言しますが、嬴政は軍令は絶対だからと意思を変えません。

ひとまず蒙武将軍には、伝書バトで大王の無事を伝えて南陽で落ち合うことにしました。

天下統一とは

民のフリをして南陽の町を歩いていた嬴政と麗は、露店に立ち寄ったときに出会った女店主の家で居候をすることになります。

そこでは嬴政が慣れない料理をしたり、麗が軽口を言ったりと、普通の夫婦のように穏やかな時間を過ごします。

そんな中、麗の懐妊が発覚。

嬴政は大喜びで彼女を抱きしめ、一緒にいられて幸せだと伝えます。

夜になり家に帰ってきた女店主は「家族の全員が秦軍に殺された」と話し、それを聞く2人は複雑そうな表情です。

翌朝。

秦軍が女店主の家にやって来ます。

それにより“嬴政の本当の正体が秦王だと知った女店主は、家族の敵討ちのために嬴政を殺そうとしました。

それを見た蒙武将軍は、嬴政を守るためにとっさに女店主を刺し殺してしまいます。

居合わせた麗は、見返りもないのに自分たちを助けてくれた女店主の死を嘆き、「天下統一とは虐殺をすることなのか」と嬴政に言葉をぶつけました。

嬴政は一筋の涙を流し、「これからは軍記を正し 民には危害を加えさせない」と約束します。

燕を守るために

田光と丹太子は、秦国が韓を攻めたことについて話し合っていました。

田光は、次は丹太子の逃亡を理由に燕を攻めてくるのではないか、だとすれば燕を守るためには嬴政を暗殺するしかないと助言します。

一方、荊軻けいかたちが暮らしている屋敷には、荊軻の武術を一目見たい人たちがたくさん集まっていました。

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【麗姫と始皇帝】38話のネタバレ

死士

燕国では、丹太子が嬴政えいせい暗殺のための死士を募っていました。

丹太子に仕えたいと願状を送ってきた無相という男は、公開試合で勝利し死士となったものの、その夜に太子府の一室で暗殺されてしまいます。

そこで荊軻けいかは、嬴政暗殺の役目を丹太子に願い出ました。

自分は丹太子の逃亡を手助けした時点で秦から命を狙われる身であるし、何よりも秦の暴政をこれ以上は見過ごせないと思っているためです。

そのころ秦の王宮では、李斯りしをはじめとする家臣たちが、燕国に寝返った樊於期はんおき将軍の処遇について議論していました。

そんな中、嬴政に意見を求められた蒙武もうぶ将軍は、彼とは戦友ではあるけれど国のためには討つべきであると答えます。

すると嬴政は「いつかは燕国を討つつもりだが、距離の問題があるため まずは韓を侵略する」と決定を下しました。

韓申の決意

王宮に戻ってきた麗は天明と再会しました。

天明を連れてきた韓申かんしんは、これまでは麗を守るためならどんな危険もいとわなかったけれど、今となっては嬴政がいるからもう自分が王宮に残る必要はないと別れを告げます。

「いつか嬴政が君を守りきれない時や、傷つけられた時はいつでも俺を頼ってくれ」

韓申はそう言葉を残して王宮を去りました。

麗の流産

敏夫人は自分を捨てた趙遷ちょうせん(現在の趙王)を王座から引きずりおろそうと画策しており、その計画のために趙の嘉公子と手を組んでいました。

麗は、「あなたが画策していることを、すでに大王(嬴政)は知っている」と敏夫人に忠告しにいきますが、その最中につわりの症状が出て懐妊を悟られてしまいます。

それから何日かが経ち、太医府から届けられた薬湯を口にした麗は流産してしまいました。

懐妊を知っている敏夫人の仕業に違いないと確信した麗は、すぐに敏夫人の部屋に乗り込んで短剣をつきつけます。

そこに嬴政が現れて敏夫人を問い詰めました。

すると、敏夫人は罪を認めるのと同時に「本当に大王の子?昔の恋人と一夜を過ごしたのよね」と言って、嬴政の猜疑心を焚き付けようとするのです。

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【麗姫と始皇帝】37話の感想

民家で穏やかに暮らす麗と嬴政はとても幸せそうで、ずっとこんな日々が続いてほしいと願わずにはいられません。

身重の麗を気遣う嬴政の姿は、どこにでもいる“妻を愛する夫”そのものでした。

きっと彼は天下統一の夢を胸に抱きながらも、こんなふうに麗と普通の幸せな生活を送ることを心のどこかでは望んでいるのかもしれません。

だからこそ、わずかな時間でも普通の暮らしを経験できたことは、嬴政にとって忘れられない思い出になったはずです。

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【麗姫と始皇帝】38話の感想

韓申だけは何があってもずっと麗のそばに居てくれるものだと信じていましたが、彼女のもとを去ってしまい残念でなりません。

麗が心から信じられる最強の味方だったのに……。

秦の王宮を去った韓申はおそらく荊軻と合流すると思われますが、もしも共に嬴政暗殺を実行するのだとすれば、ドラマの結末は悲劇になる予感しかしません。

*次回39話・40話のネタバレ感想はこちら