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【麗姫と始皇帝】5話6話。荊軻の命と引き換えに、麗が後宮入りをする!?

アジアドラマ
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【麗姫(れいき)と始皇帝~月下の誓い~】5話と6話のネタバレ感想。どうしても麗を自分のものにしたい嬴政は、荊軻の命を盾にして麗が後宮入りするよう仕向けた。一方の麗は、荊軻の命を助けるためにその条件を飲み、残り少ない荊軻との時間を穏やかに過ごす。麗は本当に後宮入りしてしまうのか!?

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【麗姫と始皇帝】5話のネタバレ

手に入れるための手段

嬴政えいせいは、反逆人の嫪毐ろうあいを100日かけて凌遅刑に処すると布告した。

また、麗を手に入れたい嬴政は、兵を捜索に当たらせ彼女の人相書きを町中に貼らせる。

一方、わけも分からず追われる身となった麗は、荊軻けいかとともに盖聶こうじょうの家を出ることにした。

見送りにきた魯勾践ろこうせんは、困ったことがあれば友人の田光でんこうを訪ねるようにと彼宛ての手紙を麗に渡した。

麗たちがあてもなく逃げていると、秦国の四大名手である風林火山と遭遇し、戦った荊軻は胸を刺されてしまう。

秦王の命令を受けて毒剣で荊軻を刺すことが目的だった風林火山は、麗を深追いせずに逃した。

嬴政(秦王)は、荊軻の解毒剤をエサにして麗を自分に嫁がせるつもりなのだ。

呂不韋の弱音

呂不韋りょふいの屋敷を訪れた嬴政は、出迎えた食客の李斯りしを気に入り呂不韋とは会わずに帰った。

≡王宮≡

嬴政は、太后を王宮に戻した。

祖太后は、「嫪毐との密通は大罪。彼との間にできた幼子2人を排除する」と言う。

太后は子供の命は助けてほしいと懇願するが、嬴政は取り合ってくれなかった。

さらに、後日開かれた宴の席では、嬴政に「ご所望なら若い男を部屋に向かわせます」と侮辱までされる有様。

見かねた呂不韋が「すべては自分の責任です」と割って入る。

すると、嬴政はここぞとばかりに呂不韋の悪行を言い連ね、呂不韋を相国の座から廃すると宣言して去った。

宴の席に残された呂不韋は、隠居する潮時かもしれないと太后に弱音を吐く。

田光との出会い

風林火山の毒剣に刺された荊軻は日に日に弱っていく。

彼をどうしても助けたい麗が荊軻を荷台に乗せて運んでいると、偶然出会った田光が手を貸してくれた。

屋敷で荊軻を診た田光は、「猛毒に侵されており解毒剤なしでは7日も生きられない」と告げた後、これは麗を手に入れたい秦王のやり口に違いないと推測を述べた。

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【麗姫と始皇帝】6話のネタバレ

秦王の正体

田光の話を聞いた麗は、解毒剤をもらうために秦の王宮へと赴いたが 秦王(嬴政)と対峙して驚愕する。

なぜなら、目の前にいる秦王は以前に洛陽の酒屋で出会った男性だったからだ。

「自分の命はどうなっても構わないから荊軻だけは助けてほしい」と懇願すると、嬴政はその代わりに秦の後宮に入るよう条件を出してきた。

麗は3か月後に入内すると約束して王宮を去った。

つかの間の幸福

解毒剤を飲んだ荊軻は意識を取り戻した。

麗は、解毒剤を秦王からもらったことや後宮に入る約束をしたことは伏せ、田光が調合した解毒剤だと嘘をつく。

それからしばらくの間、麗と荊軻は田光の屋敷で穏やかな日々を過ごし、天気の良い日には市場でデートを楽しむこともあった。

燕の剣客

荊軻から剣術の鍛錬をしたいと聞いた田光は、燕国にいる剣客の高漸離こうぜんりに会ってはどうかと提案する。

荊軻はすぐに会いに行こうと麗を誘うが、彼女は乗り気ではない様子だ。

おそらく麗は、荊軻が燕国に行っている間に入内するつもりなのかも?
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【麗姫と始皇帝】5話の感想

今回は、嬴政のダークな一面が浮き彫りになりました。

若い男に溺れる母親を目にしてきたせいで多少性格が曲がってしまうのは理解できますが、それでも、宴の席で母親に恥をかかせるのは少しやりすぎな気がします。

さらに、いくら麗を手に入れたいからと言って、荊軻の命を盾にするのも卑怯。

確かにそうすれば麗は自分のものになるかもしれませんが、心を得ることはできないでしょう。

今回は彼のマイナス面ばかりがフォーカスされましたが、良い面(義心があって愛情深い)もあるのでこれから挽回してほしいところです。

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【麗姫と始皇帝】6話の感想

嬴政が幼い頃に出会った麗はきっと、彼のことを人質としてでなく王族としてでもなく、ただ1人の人間として接してくれた人物なのでしょう。

生まれてからずっと針のむしろのような環境で生きてきた彼にとって、何の損得勘定もない純粋な麗の優しさは、さぞ心に染み入るものだったはずです。

だからこそ彼女のことを長年忘れられなかったのだろうし、そんな彼女と再会した嬴政が、どうしても自分のものにしたいと思うのも無理はありません。

ただ そうだとしても、麗を手に入れるための手段がやはり卑怯……。

嬴政にも長所はたくさんあるのだから、真正面からアプローチをすれば心を得られる可能性はゼロではなかったはずです。

こんなやり方で彼女を手に入れたとしても決して心までは得られないし、3人全員が苦しむ未来しか見えません。

少なくとも、麗はすでに苦しんでいます。

きっと彼女は入内してもずっと荊軻を想い続けるのだろうと思うと、今回の穏やかな市場デートもただただ切ない限りでした。

*次回7話・8話のネタバレ感想はこちら