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【スーパーガール】シーズン5第10話〜第12話ネタバレ。ブレイニーが大量発生でウィンも2人!?

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【スーパーガール】シーズン5第10話〜第12話ネタバレ。クライシスの影響によって新世界を迎えたアース・プライムでは、ブレイニーが大量発生したりウィンが2人出現したりと混乱を極めていました。さらに、ブレイニーは未来のために仲間と距離を取り、レックス・ルーサーと手を組むことを決めたのです。

「スーパーガール」の記事一覧

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【スーパーガール】シーズン5第10話

ブレイニーが大量発生⁉︎

※【スーパーガール】シーズン5第10話からはクライシス後の新世界となっており、クライシスによってマルチ・バースは消滅してアース・プライムとして統合したため、バリーやケイトなどのスーパーヒーローたちは皆このアースにいます。

ある日、アース・プライムに別次元の宇宙から複数のブレイニアック5が現れます。

彼らはクライシスによってマルチ・バースが破壊されたことは知らず、ワームホールを通ってここに来たのです。

すると、突然そのうちの1人のブレイニアック5が合成ウィルスが原因で突然死を遂げます。

彼は死に際に、”ボトルを開けさせてはならない“と告げました。

ブレイニアック5たちは、自分たちが通ってきたワームホールはアルの店にあることを突き止め向かいます。

アルの店に着くとそこにはアルも2人おり、各宇宙でアルの店にいた全員がアース・プライムへとやって来ていたことが判明しました。

そして、レインを生み出した魔女たちの姿もありました。

アースをボトルに詰めていたブレイニアック5

複数のブレイニアック5の内の1人は、クライシスが起きる前に自身の暮らすアースをボトルに詰めていました。

それに気付いたニアはみんなに相談するよう提案しますが、彼は悪びれる様子などなく、むしろ自分が70億人を救ったのだと豪語します。

何としてもボトルを開けたいブレイニアック5は、開封を邪魔する者に容赦なくニアに襲いかかります。

以前、突然死を迎えたブレイニアック5も彼によって殺されていました。

ニアは、目的を知られたブレイニアック5に命を狙われも、すんでのところで駆けつけたブレイニーとスーパーガールのおかげで難を逃れます。

しかし、ボトルはまだブレイニアック5が持っており、もし彼がボトルを開封すれば唯一残ったアース・プライムさえも消滅してしまうのでした。

ブレイニーが真の姿を取り戻す

ブレイニーは他のブレイニアック5と比べると反応が遅く、答えを導き出すのも一足遅れていました。

それには、ブレイニーの過去に秘密があったのです。

ブレイニーが幼い頃、家族旅行で初めて見た雪に感動したブレイニーは帰りたくないとはしゃいでいました。

そんなブレイニーを見た母は、その惑星ごとボトルに詰めてプレゼントしたのです。

母はその行為に何ら悪びれる様子はなく、ブレイニーもまたそれを自分の惑星だと思っていました。

そんな様子を見ていた父は、ブレイニーが闇に飲まれることを危惧して自己抑制装置を着けたのです。

そのためブレイニーは他のブレイニアック5より反応が遅れていました。

しかし、ブレイニーは他のブレイニアック5や周囲のサポートを受けて、自ら抑制装置を外して暴走するブレイニアック5を止めてみせました。

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【スーパーガール】シーズン5第11話

ウィンが2人現れる

レックスは、リバイアサンを倒す情報が全く見つからず手を焼いている中、ブレイニーがリバイアサンを倒すという共通の目的からレックスに協力を申し出ます。

そして、ちょうどアース・プライムやって来た悪いウィンを利用し、未来の情報を得ることにしたのです。

悪いウィンは父によって汚された未来の自身の汚名返上のため、レックスと手を組むことを決めます。

悪いウィンは手始めに”オモチャの祭典”に参加するチェスター・ダンホルツの殺害を試みるも、未来から現れたもう1人のウィンによって妨害されます。

未来から来たもう1人のウィンは、タイムコップにこの世界での殺人容疑をかけられており、犯人とDNAも一致していることから父のようなドッペルゲンガーの仕業ではと考え、自分の未来を守るべくアース・プライムへとやって来たのです。

悪いウィンは、オモチャの祭典でのダンホルツ殺害は未遂に終わったものの、未だダンホルツ殺害を諦めてはいませんでした。

すると今度は、SNSを駆使して民衆を煽り支持さえも獲得し始め、ついには未来のウィンを賞金クビにしたのです。

こうして、悪いウィンはダンホルツ殺害を決行したのです。

ブレイニーの本音

最近のブレイニーの異変に気付いていた未来のウィンは、彼に何があったのかを問いただします。

するとブレイニーはみんなに嘘をついていることや、レックスに協力していることを打ち明けました。

未来を守るためには冷徹になるしかないと他のブレイニアック5に言われたものの、このままだと悪党になりそうで恐怖を感じていると胸中を明かします。

ブレイニーはウィンの未来を脅かしたため恨まれると思っていましたが、ウィンは恨むどころかブレイニーに感謝を示し、仲間であることに変わりはないと彼を受け入れたのです。

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【スーパーガール】シーズン5第12話

”悪いウィン”は死んでいなかった

悪事を働き暴走を続ける悪いウィンは、未来のウィンによって倒されたかのように思われましたが、実はコンピューターの中で生きるAIとなっていました。

これはウィンの父トイマンが晩年研究し続けていたものであり、精神をデジタル空間に移して”超意識体”になるというもの。

こうしてインターネットの中で不滅の存在となれば、飛行機や政府機関などを操ることもできて世界中でどんな犯罪も可能になります。

ひとまずブレイニーがDEO内のサーバー内に封じ込めたものの、悪いウィンは拘束を解くよう要求し、DEO内にあるAIを搭載した武器を操って攻撃を繰り出しました。

Lコープはオブシディアンと協力関係に

オブシディアン・ノース社は、第2世代のVRコンタクト”オブシディアン・プラチナ”の発売を目前に控えていました。

そんな中、突然オブシディアン・プラチナのインターフェースに問題が起きます。

異例の事態に新製品の発売が遅れると焦りを見せるアンドレア。

そこにレナが現れ、オブシディアン・プラチナの問題の対処にLコープが協力すると申し出ましたが、アンドレアはレナとの私情を理由に協力を断ります。

ところが、レックスはまるでそれも見越していたかのように、オブシディアンの役員であるジェマ・クーパー(カーラ・ブオノ)に話をつけていたのです。

その結果、Lコープはオブシディアンと協力関係となりました。

ジェマ・クーパーはリバイアサンで”ガメムナエ”と呼ばれる者で、ラマ・カーンにも助言をしていた人物。
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【スーパーガール】シーズン5第10話〜第12話のプチ情報

  • ブレイニーはスーパーヴィランだった⁉︎

第10話は”ボトル・エピソード”というタイトルでしたが、これは別次元の宇宙からやって来たブレイニアック5が自分の暮らす惑星を縮小してボトルに詰めていることに由来します。

そもそもブレイニーの正式名称はブレイニアック5ですが、この5というのは5代目を指しており、初代ブレイニアックはスーパーマンにとって最大のヴィランでした。

ブレイニアックはコルという惑星の邪悪な科学者で、肉体を失い精神だけが電子生命体となって生き延びます。

あらゆるものを小型化してコレクションしており、スーパーマンの故郷クリプトン星の首都カンドールもボトルに詰めていました。

それにより、クリプトン星の爆発の悲劇を逃れて生き延びたのです。

  • 第11話の監督はジョン役を演じるデイヴィッド・ヘアウッド

第11話の”バック・フロム・ザ・フューチャー”は前編後編となっており、前編にあたる第11話はジョン・ジョーンズ役を演じるデイヴィッド・ヘアウッドが監督を務めました。

タイトルの”バック・フロム・ザ・フューチャー”からもわかるように【バック・トゥ・ザ・フューチャー】(1985)のオマージュとなっており、所々に遊び心が散りばめられています。

冒頭でブレイニーが”悪いウィン”を脱獄させるシーンでは、全身黒づくめのブレイニーがバイクに乗り「死にたくなければついてこい」と発言しますが、これは【ターミネーター2】(1991)のT-800がジョン・コナーを助けるシーンを再現しています。

ちなみに、クライマックスのバトルシーンで流れた”アイ・オブ・ザ・タイガー”という曲は、シルヴェスター・スタローン主演の【ロッキー3】(1982)の主題歌です。

  • トイマンとは?

ウィンの父が”トイマン”というヴィランであることは以前明らかとなっていますが、このトイマンとはスーパーマンの原作コミックに登場する古参ヴィランの1人です。

トイマンを襲名する者の中には日本人もいたりと複数存在しますが、【スーパーガール】(2015)に登場するトイマンは1943年のスーパーマンの原作コミックに登場したおもちゃを犯罪に使うヴィラン。

また、おもちゃを使うトイマンは【ヤング・スーパーマン】(2001)にも登場しており、その際もレックスと組んでチンパンジーのおもちゃでオリバー・クイーンを殺そうとしました。

【スーパーガール】(2015)でもチンパンジーのおもちゃを使っていることから、そのシーンのオマージュだと思われます。