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『THE100/ハンドレッド』シーズン6第10話ネタバレ。クラークとベラミーの”愛”に感動!遂に逆転劇が始まる!?

ハンドレッドネタバレ SF

THE100/ハンドレッド 6thシーズン(出典:Amazon)
海外ドラマ『THE100/ハンドレッド』シーズン6第10話。

主導権を握ったクラークは、ガブリエルの元を目指しました。

もうひとつの意識にあるジョセフィンと共に……。

ひとつの体をふたりで共有しているからか、クラークにはジョセフィンの姿が見えました。

自分の体を取り戻すためにガブリエルに会いに行ったクラーク。

しかしジョセフィンとガブリエルは恋人同士。

クラークは自分の体を取り戻せるのか……。

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シーズン6第10話「ふたつの意識」ネタバレ

ガブリエルがサンクタムを逃走した理由

ガブリエルを探しに森へ向かったクラークは、途中でバイクで転倒しサンクタムの追手から逃れるために、土の中にある監視用拠点に隠れました。

そこにはジョセフィンの意識も一緒。

拠点内部は蜘蛛の巣に覆われ、長い年月が経過していることがわかります。

クラークはジョセフィンに、なぜガブリエルと深い仲なのに命を狙われているのか、なぜ彼はサンクタムから逃走したのかと尋ねました。

ジョセフィンは「ガブリエルは普通に死にたかったから」と、生きたかった自分との意見に相違があったとだけ答えます。

クラークは、ガブリエルが逃走した理由を”死体泥棒に嫌気が差したのだろうと推測。

もし、ガブリエルが永遠の命を望んでいないとすれば、ジョセフィンの記憶装置をすぐに壊さないことを祈ると皮肉りました。

その時です。クラークに異変が起こり意識を失ってしまいます。

ひとりの体をふたりで共有していることの症状が悪化しているようです。

ジョセフィンはクラークにだけ見えるただの意識。助けを呼ぶことも、拠点から出ることも出来ません。

しかしこのまま、クラークの意識が戻らなければ体は外に出ることが出来ないまま死に、ジョセフィンも装置に閉じ込められたままになってしまいます。

ジョセフィンは必死でクラークの意識を覚まそうとしましたが、彼女はそのまま倒れ込んでしまったのです。

サンクタム

サンクタムに連れ戻されたアビーやレイヴンは、ケインの一件でマズい状況になっていました。

新プライムも血液も失ったと報告を受けたラッセルは、黒い血も作れなくなったと聞きアビーとレイヴンを拘束したのです。

プライムの未来に絶望を感じたのか、シモーヌは夫に止められていたけど伝えたいことがあるとアビーを呼び止め、クラークが死んだと伝えました。

アビーとレイヴン以外の仲間はクラークがジョセフィンでもあり、尚且つクラークも生きていることは承知。

2人は黒い血を作りに宇宙船に乗船していたため知らなかったのです。

ラッセルはシモーヌに「クラークが生きていると知った仲間がジョセフィンを連れ去った」ことを伝えました。

さらに、サンクタムを封鎖した理由についても話します。

「ミランダが死んだ、クラークの娘に殺された」と。

マディ及び地球の仲間は拘束したものの、まだ2人(エコーとガイア)が逃走中とのことですが、サンクタムからは出ていな様子。

もし誰かが匿っていたら?もし、サンクタムの民が真実を知ってしまったら、自分たちが追放される。シモーヌは、自分たちが置かれている立場に危機感を抱きました。

見せしめとしてマディの処刑を提案。そして仲間を火刑にし、匿った者も同罪だと興奮気味。

しかし、もし全員を火刑にすればジョセフィンを救うための切り札が断たれてしまいます。

ラッセルの説得にシモーヌは、「サンクタムの夢は消えた、だけどラッセルの想いに免じて処刑はひとりにする」としたのです。

革命か救出か?

エコーとガイアを匿っていたのはライカーでした。彼はかつてガブリエルをサンクタムから逃がした張本人であり、ラッセルたちにバラされるのを恐れて匿っていたのです。

ライカーは、これまで息子や娘を差し出した民に、プライムの真実を話しました。

民は、プライムと一体になったと思わせられていたこと、愛する家族はすでに死んでいるという事実に愕然とします。

これはエコーたちが考えたプランAの作戦。

プライムの実態を知った民にクーデターを起こさせようとしたのです。

しかし、真実を知ってもクーデターが起こる保証はありません。

そのためにもうひとつ、プランBも考えていました。ところが今夜、地球人のひとりを処刑するとライカーから聞かされたエコーは、クーデターを待つのではなくプランBを決行しよとしたのです。

マディは黒い血、つまりはホストとなれる身。

ライカー曰く、ホストは処刑されないとのことでしたが、誰ひとりとして仲間を処刑させるつもりはないエコーは、照準器と処刑場が見える窓に案内するよう言うのです。

的を外せば仲間に当たる。

しかしエコーには、そんな不安は全くありませんでした。

ライカーによれば、処刑する者をプライムが選ぶのではなく、”誰かを差し出させる”とのこと。

その頃、拘束された仲間たちの中では、処刑を前に緊張感が高まっていたのです。

そんな中、プライムの真実を知った男のひとりがシモーヌを殺害。

サンクタムの民に”真実”が伝わるのも時間の問題です。

裏切り者

拘束されているのは、マディやエモリ、マーフィー、アビーら6人。

差し出されるのは裏切り者の自分に決まっていると落ち着かない様子のマーフィーにアビーが訪ねます。

「裏切り者ってどういうこと?」

マディは、ジョセフィンがクラークの体を乗っ取ったのを知りながら、彼女に協力していた裏切り者がマーフィーだとアビーに話したのです。

これにアビーが立ち上がり、マーフィーは「死んだと思っていた」と弁解し、エコーも「皆を救うためだった。生きていると知って考え直した」とマーフィーを擁護します。

しかし、アビーの気が収まるはずがありません。

アビーはマーフィーに平手打ちをくらわし、「エコーが救出に失敗したら、あなたを差し出す」と強い口調で言ったのです。

プランBの実行に当たり、ガイアはわざと拘束され皆に計画を伝えました。

不安そうな顔をするマーフィにガイアは、死ぬのはラッセルだと伝えたのです。

記憶の混濁

意識を失ったクラークは、主導権を失ったのか再び脳内で目を覚ましたしたが、脳内の様子が少し違っていました。

今まで、ジョセフィンの領域にあった地球での記憶が溢れだしていたのです。

記憶の本は散乱し、ジョセフィンが言うにはクラークが主導権を渡さないのが理由だといいます。

脳内は地震のように揺れ始め、クラーク本人が死ぬのもジョセフィンがフレームに閉じ込められるのも時間の問題。

すでにジョセフィンの領域もなく、意識の境界が崩れ始めていました。

クラークはジョセフィンを撃ち殺そうとしましたが、ジョセフィンの「宇宙に漂う」という言葉から”意識を戻すには2人の記憶を分ける”ことが重要だと気が付きます。

ジョセフィンの記憶の本を捨てて一旦落ち着いたものの、またすぐに脳内警報が発令しました。

ジョセフィンの膨大な記憶がクラークの領域に入ってしまっていることから起こっているパニック。

彼女の記憶をもっと捨てなければなりません。ジョセフィンは捨てる記憶だけ選ばせてほしいとクラークにお願いしたのです。

しかし、悠長にえらんでいる時間などあるはずもなく……。

クラークはタイムリミットになれば記憶は脳内から一斉に排除されると、一旦クラークの記憶の扉の中にジョセフィンと避難したのです。

その瞬間、ジョセフィンの姿は消え、脳内にはクラークだけが残っていました。

さらに、再びクラークの体が目覚めた時には、なぜかジョセフィンが主導権を握っていたのです。

再会

ジョセフィンとガブリエルが再会。

しかし、クラークの体は弱り切っており、このままでは2人とも死んでしまいます。

元々、”再生”に否定的だったガブリエルは、ジョセフィンと永遠の別れを決意してフレームを取り除くことに。

ところが、フレームを取り除いてもクラークの意識は戻りません。

その理由は、ジョセフィンがまだクラークの脳内に存在していたからでした。

ジョセフィンは、体を自分のものにするために記憶の本から取り出した斧で、クラークの首を一撃。

この時点でガブリエルは2人とも死ぬと諦めましたが、ベラミーが必死に蘇生しながら呼び続けた声がクラークに届ました。

「君がないと俺はダメなんだ……」

クラークは、一瞬の隙をついて反撃しジョセフィンの存在を打ち消したのです。

ジョセフィンの存在がなくなると同時に、クラークは目を覚ましました。

長い間ずっと共に戦ってきたクラークとベラミー。

2人の間には、愛という一言では済まされない深い絆があったのです。

火刑で危機一髪!プライムの残酷さが浮き彫りに!

ただでさえ、サンクタムの民を騙し続けて神と化していたプライムでしたが、今回は彼らの残酷さがさらに浮き彫りになりました。

自身の”家族”を守るためとはいえ、プライムは更なる罪を重ねていきます。

ライカーの話では、火刑になるのはひとりということでしたが、ラッセルは直前で全員を火刑にすると変更。

ラッセルを殺害して皆を助け出すというプランBに暗雲が立ち込めます。

ライカーに案内された窓際で矢を構えるエコーを、ライカーは見事に裏切りました。

家族のためだと言いながら、エコーの頭部を殴って気絶させてしまいます。

火刑直前でラッセルを……という、エコーだよりの計画が実行できず、仲間が窮地に追い込まれました。

地球の仲間6人のほかに、シモーヌを殺害した男も含まれていました。

マディは、子供だからという建前で実際は黒い血のホストであるという理由から火刑は免除。

牢に取り残されましたが、彼女は仲間の処刑にも一切動じません。この理由は下記に記してあります。

6人が火をつけられる瞬間、土壇場でマーフィーが「骨髄から黒い血が出来る。自分たちを殺せば永遠に分からない」とラッセルに言います。

ただこの方法は。かつてラッセルたちも行ったけど失敗したとのこと。

しかし、実はこの方法にはあるコツがあったのです。

マーフィーの機転で6人全員が解放されましたが、シモーヌを殺害した男だけは、見せしめに火刑にされてしまいました。

自分たちを守るために民を犠牲にする以外にも、プライムの残酷な一面がさらされた瞬間です。

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シーズン6第10話を観た感想とユーザーの反応

おかえり!クラーク

ジョセフィンを消滅させ、クラークは自分の体を取り戻しました。

ジョセフィンがフレームの中に入ったのか、それとも本当に消滅してしまったのかは不明ですが、フレームを取り外した後のことなので彼女の存在は全て無くなったと考えられます。

クラークとベラミーがハグした瞬間は、プライベートでの2人の関係も垣間見れたようで素敵でした。

ふたりがハグする姿を、涙を浮かべながら見て喜ぶオクタヴィアも、かつての彼女に戻った様子。

ベラミーは、ブラドレイナの行いを許す事が出来ず、オクタヴィアと再会したときも彼女を拒みましたが、本来のオクタヴィアに戻ったことを知ればきっと許せるような気がします。

オクタヴィアそしてクラークが戻ったとなれば、いよいよ逆転劇の始まりか!?というところですね。

マディは闇の総師に支配されていた

クラークが死んだと聞かされた直後から、マディに異変が起きていました。

歴代の総師に助言を授かる儀式でのこと、マディが意識の中であったのは闇の総師だったのです。

闇の総師に支配されたマディは、残酷かつ冷酷にプライムを殺害したのでした。

闇の総師は、AIを操って他の総師の意識を分離。

クラークの死で、闇に囚われてしまったマディの心に入り込み利用したのでしょう。

今回マディを操っているのは、4番目の魂の番人(フレームキーパー)で前の3人の番人を殺害。

このままマディを操ったまま総師となれば、ブラドレイナの比ではないとガイアは危惧します。

フレームはパスコードを変えられているため取り出すことが出来ず、奴を葬るには今のところマディを殺害するしか方法はないようでした。

レイヴン曰く「コードを分解すれば総師たちの意識は消せる」とのこと。

それには”ベッカの書”が必要ですが、書はマシンショップに置いてあるようです。

ベッカの書、そしてガブリエルの手を借りれば、もしかしたらマディを取り戻すことが出来るかもしれません。