『わたし、定時で帰ります。』7話ネタバレと感想。父娘が対立!? 娘の言い分、父の想いとは?

わたし定時で帰りますネタバレ 2019年春ドラマ
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ドラマ『わたし定時で帰ります』7話。

元婚約者・晃太朗から、今でも好きですと思いがけない告白で次回へ続くとなった6話。

結衣、巧、晃太朗の三角関係はどうなっていくのでしょうか?

そんな中、突然母が家出し父娘が対立!?

娘の言い分、父の想いとは一体……!?

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『わたし、定時で帰ります。』7話のあらすじ

酔った勢いで結衣の事を今でも好きだと告白した晃太朗に、驚く結衣と巧。そのまま上海飯店の店主・王丹に晃太朗の事を任せて店を後にしました。

ぎこちない空気が流れながらの帰り道、酔っぱらった晃太朗を心配する巧に「私が好きなのは巧だからね。私が結婚したいのは巧だから。」と結衣は自分の気持ちを素直に伝えます。

お互いの気持ちを確かめ仲よく手を繋いで帰っていると、結衣に実家の父から「お母さんが家出した」との連絡が入ります。あわてて実家へ戻ると”もう家に帰りません”と残された書置きを前に父親がうつむいて座っていました。

泊りのゴルフから帰ってきたら姿を消していた母親のことを、家出する理由が分からないという父親。結衣は母親の還暦の誕生日を忘れていたことが原因なのではないかと話します。

仕事優先で妻の誕生日を毎年忘れている父親に呆れながらも、父に代わって母へ謝罪のメールを送る結衣。しかし母からは「結衣が結婚したら離婚しようとおもってました。離婚してください。」という返事がきます。それを見た父親は激怒してしまいました。

”母さんから連絡ないか?”というメールを何度も送ってくる父親に頭を抱えつつ、結衣は新規案件の会議へ。福永が直接クライアントから受けてきた案件は、3500万円という超低予算。相手の要望通りにすると倍以上の見積額になる案件をなんとかしろという福永に頭を抱えることに……。

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『私、定時で帰ります。』7話のネタバレ感想

ついにブラック上司が動き出す

大手の星印株式会社から直接案件を取ってきた福永。3500万円という格安な見積もり書を作って会議にもってきました。完全に残業前提の赤字案件を結衣が担当することになります。

低予算の見積額に不安を隠せない社員達でしたが、あくまで見積もりだからと社員達の気持ちをなだめる晃太朗。しかし吾妻から福永の前の会社は超ブラックで死ぬほど働かされて社員がごっそり辞めたらしいと聞いた結衣は更に不安になりました。

福永、晃太朗、結衣の3人で星印へ向かい、担当の牛松と打ち合わせを行うも、3500万円の予算は稟議を既に通っており、内容も変えずにやるといってしまっているという牛松。

オドオドする牛松を前に「なんとかならない?このままじゃ牛松さん上に怒られちゃうよ」と晃太朗と結衣に気楽に言う福永。2人に丸投げする気満々な様子に、一体ナニ様なんだよ!と突っ込みたくなりました。

帰り道、不満を口にする結衣に対し、晃太朗は、福永さんには悪気はなくクライアントに泣かれると断れず採算度外視で仕事を取ってくるんだと擁護します。

大学で肩を壊してプロ野球入りを諦めた晃太朗を拾って、仕事を一から教えてくれた福永に対し、今でも恩を感じているようです。倒れるまで仕事をさせられたにも関わらず、ザ・体育会系の世界を晃太朗はいまでも引きずっているようにも思えます。

悪気がなく仕事を取ってくるのは構いませんが、自分が取ってきた案件にも関わらず後は丸投げ。死ぬ気で自分も残業しまくって社員と共に頑張る姿勢を見せてくれれば、社員達も救われると思いますが、その気配が全くない所が真のブラック上司といった感じでした。

どうやら星印の担当者牛松は、ネットヒーローズのメインバンクである銀行の頭取の息子のようです。福永は自分を今のポジションに引き抜いてくれた役員との会食の場でその話を持ち出し、社内審査が通るように裏工作を始めました。

社内審査が通るはずないと睨んでいる晃太朗と結衣でしたが、ブラック上司は更に上を行く鬼畜ぶりを発揮していきそうです。

VS昭和な父

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昔から仕事一番な父親に、還暦の誕生日を忘れられていた事で母親は家出してしまいました。

妻がいなくて、今まで一切家事をやっていなかった父親はてんてこ舞い。

”銀行のカードはどこだ” ”印鑑がない” ”電子レンジが動かない” しまいには”ポットのお湯がぬるい” と結衣にメールを送りまくる父親に、結衣は終業時間を忘れるほどに仕事のペースを乱されていきます。

離婚を切り出されて動揺する父親でしたが、上から目線の態度を変えない父親。

さらに何かにつけて晃太朗の事を口にされ結衣もブチ切れます。

「お父さんみたいな人とは絶対結婚しない!お母さんが出ていくのも当然だよ」と、父親に怒鳴ってしまいました。

お父さん、ショックだったでしょう。家族のためにと働いてきたのに、そのため家族をないがしろに。

結果、家族から捨てられるという悪循環。

しかし、決して家族を蔑ろにしていたわけではなく、家族のためにと働いてきたはず。

本人もどうしていいのか分からなかったのでしょう。

こういった昭和な父でも簡単に切り捨てたくないですね。

結局、上手だったのは母親でした。賤ヶ岳らによって父親と仲直りした結衣たちのもとへ、母親が「ただいま~」と帰ってきます。

温泉に入っていたら離婚の事なんてどうでもよくなったと、あっけらかんとして言う母。

「次は一緒に温泉行こうね。」と父親に声を掛けてあげました。

母親はやっぱり強いです!

結衣と母親が好きなハンバーグを作ろうとして、焦がしてボヤ騒ぎをおこし、「料理は難しいな」と苦笑いする父親。

素直な気持ちが見えてちょっと可愛かったです。

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『わたし、定時で帰ります。』7話のまとめ

結衣たちの三角関係が進展していくかと思われましたが、晃太朗は結衣の事を好きといった事を覚えておらず……で、特に進展はありませんでした。

とはいえ、好きだという言葉は巧の心にも結衣の心にも突き刺さっているのでは?と思っています。

この小さな棘が後々大きな痛みとなっていくのか。

母親のお土産の地獄まんじゅうを配る結衣。ラストでは地獄の文字が何度もクローズアップされました。

そして、福永がクライアントと一緒に会席する場でグツグツ煮える鍋。

社内規定で赤字案件はださない方針の会社ですが、福永があげたブラック案件がブラック福永の裏工作によって通りそう。この件で会社が大荒れとなる予感がします!

7話の視聴率は10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)2週連続2桁キープです。