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【燕雲台】55話・56話・57話ネタバレ感想|(えんうんだい)

燕雲台,キャスト 歴史 / 時代劇
©Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

燕雲台えんうんだい-The Legend of Empress-】55話・56話・57話のあらすじとネタバレ感想。蕭烏骨里の誕生日の宴で、蕭燕燕の盃には毒酒が注がれていましたが、韓徳譲が間一髪のところで毒殺を阻止しました。蕭燕燕の毒殺に失敗した蕭烏骨里は自分が毒酒を飲んで自害してしまいます。蕭燕燕と蕭胡輦は大きなショックを受け……。

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55話のあらすじとネタバレ

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宴当日、蕭烏骨里から蕭燕燕の盃に酒を注ぐように命じられた侍女は手が震えてうまく酒が注げません。

蕭烏骨里は侍女を不器用だと叱りつけ、自ら蕭燕燕の盃に毒酒を注ぎました。

何も知らない蕭燕燕が盃に口をつけようとした時、韓徳譲が兵を引き連れて入ってきて、それは毒酒だと言います。

本当に毒酒なのかと問いただす蕭燕燕に蕭烏骨里は、これも同じ酒器から注いだ酒だと言って自分の盃を飲み干してみせました。

そして、蕭烏骨里は韓徳譲が私たち姉妹を引き裂こうとしているのだと言うのでした。

韓徳譲は蕭燕燕の盃を蕭烏骨里に渡し、ならばこれも飲んでみろと言いました。

蕭烏骨里がたじろぐと、韓徳譲は酒器を持ち上げて底の仕掛けを見せ、2つの盃の酒は同じ酒か?と尋ねるのでした。

実は韓徳譲は、自分の配下を侍女として蕭烏骨里の屋敷に潜り込ませ、酒器の秘密を調べさせていたのです。

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しかし、長年仕えた侍女に裏切られたと思い込んだ蕭烏骨里は自分の侍女を刺殺し、その剣を蕭燕燕にも向けたのでした。

韓徳譲は蕭烏骨里を取り押さえ連行しようとしますが、蕭燕燕が三姉妹だけにしてほしいと言い、韓徳譲たちを下がらせます。

私を殺そうとしたのかと問い詰める蕭燕燕に蕭烏骨里は、あなたは耶律喜隠と留礼寿を助けてくれなかったと言って責めるのでした。

仲裁しようとする蕭胡輦に、蕭烏骨里は姉上の夫も蕭燕燕に殺されたと言い放ちます。

蕭胡輦が驚くと蕭烏骨里は、耶律罨撒葛の致命傷となった矢は蕭燕燕が射たものだと言うのでした。

ショックを隠し切れない蕭胡輦ですが、蕭燕燕にひざまずき蕭烏骨里を許してほしいと懇願します。

それを見た蕭烏骨里はひざまずくことはないと言って、自ら酒器に残っていた毒酒を飲み干すのでした。

蕭胡輦は酒を吐き出させようとしますが、蕭烏骨里は耶律喜隠の後を追うと言って息を引き取ります。

宴の後、蕭烏骨里のことで落ち込む蕭燕燕に韓徳譲は、耶律喜隠と留礼寿の件は景宗が今後の戒めに手を下すと決め、止めようがなかったことだと言って慰めました。

それでも、誰を信じればいいのかもうわからないと弱音を吐く蕭燕燕に、韓徳譲は「私がいる」と言うのでした。

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その後、韓徳譲は蕭烏骨里の霊前で蕭燕燕の弔問を拒んでいる蕭胡輦に会いに行きます。

蕭胡輦は韓徳譲に、あなたと蕭燕燕が蕭烏骨里を追い詰めたと言って責めました。

韓徳譲は、蕭燕燕を害する者は誰であろうと容赦しないと言い、あの日もし蕭烏骨里が成功していたら死んでいたのは蕭燕燕の方だったと諭すのでした。

蕭胡輦は三姉妹がこんなことになって両親に合わせる顔がないと泣きながら自分を責め、もう権力争いは見たくないから北方へ戻りたいと言います。

蕭烏骨里を亡くしてショックを受けている蕭燕燕のために都を去らないでほしいと言う韓徳譲。

しかし、蕭胡輦は、皇太后となった蕭燕燕のことを案じてくれる人はたくさんいるから私は必要ないと言い、北方へ戻ることを願い出る奉状を韓徳譲に託すのでした。

奉状を読んだ蕭燕燕は引き留めたい気持ちを抑え、蕭胡輦が北方に戻るのを許可します。

蕭胡輦を見送った後、蕭燕燕は病気を理由に屋敷に閉じこもっている耶律道隠を見舞いの名目で訪ねました。

屋敷の者を下がらせた後、蕭燕燕は耶律道隠が病気にもかかわらず、最近、蕭烏骨里と耶律敵烈の妻が頻繁に屋敷を訪れていたことを問い詰めます。

何者かが私を陥れようとしていると言ってしらばっくれようとした耶律道隠ですが、蕭燕燕が子孫の安全をちらつかせると、自分が悪かったと罪を認めるのでした。

蕭燕燕は、蕭烏骨里の死を命で償ってもらうと言って毒薬を置いて立ち去ります。

また、蕭燕燕は幽州に逃げ帰っていた耶律敵烈の妻を都に連行し、毒酒を飲ませて死罪としたのです。

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55話の感想

蕭烏骨里が蕭燕燕を恨む気持ちもわかりますが、あまりにも辛い別れになってしまいましたね……。

蕭燕燕と蕭胡輦の受けたショックを思うと悲しくなります。

それでも都に1人残された後、気丈に事件関係者を仇討ちする蕭燕燕の行動から蕭烏骨里への想いが伝わってきました。

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56話のあらすじとネタバレ

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蕭烏骨里が亡くなって3年が経っても、蕭胡輦からは政務に関する手紙しか届かず、蕭燕燕は姉上はまだ私を恨んでいると辛い気持ちを韓徳譲に打ち明けるのでした。

韓徳譲は、蕭胡輦は口に出さなくてもきっと心の中では理解していると言って蕭燕燕を慰めます。

私の苦しみをわかってくれるのはあなただけ、景宗亡き後あなたがいたからここまでこれたと言って、韓徳譲に感謝を述べる蕭燕燕。

蕭燕燕は耶律虎古ら契丹人の老臣が韓徳譲に対して無礼なふるまいをしていることを嘆き、権威を示すために韓徳譲の誕生日に宮中で祝いの宴を開こうと提案しました。

韓徳譲は自分は気にしていないし、改革で朝廷が揺れている時にそんなことをするのは危険だと言いましたが、蕭燕燕は今こそ思い知らせるべきだと言って宴を断行することにします。

一方、北方を守る蕭胡輦は、ある日、気晴らしに1人で馬に乗って狩場にある湖に行きました。

ところが、湖畔で急に馬が暴れ出し、蕭胡輦は居合わせた青年に助けられます。

青年は撻覧阿鉢たつらんあはつ(ション・イールン)と言い、北方の集落の者で蕭胡輦の馬を世話する仕事をしていると言いました。

撻覧阿鉢は蕭胡輦の顔を知らなかったようで、蕭胡輦が私がこの狩場の主だと名乗ると驚きます。

蕭胡輦は助けてもらったから褒美を与えると言いますが、撻覧阿鉢は褒美はいらないから明日、自分の集落へ来てくれと言って去って行きました。

翌日、侍女からは貧しい集落の者が取り入ろうとしているのではないかと心配されますが、蕭胡輦はかまわずに1人で北方の集落へ向かいます。

集落では男たちが、お互いが身につけた帯状の布を馬で走りながら奪い合う競技をしていました。

一番多くの帯を集めた者が意中の女子を得ることができるルールだと撻覧阿鉢が説明します。

撻覧阿鉢も出場すると聞いて、蕭胡輦は当然、集落で皆が憧れている美女が目当てなのだろうと思い観戦していました。

結果は撻覧阿鉢がすべての帯を奪い、見事に優勝。

競技後、撻覧阿鉢は奪った帯を集落一の美女に渡し、美女も自分の花冠を渡しますが、なんと撻覧阿鉢は受け取った花冠を蕭胡輦の頭にかぶせたのです。

なぜ私に?と問う蕭胡輦に撻覧阿鉢は、俺の心を奪ったからだと答えるのでした。

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韓徳譲の誕生日当日、宮中での宴には韓徳譲の兄妹やその子供たちも招かれました。

宴の席で蕭燕燕が聖宗に、韓徳譲を年長者として祝いの言葉を述べるように言います。

老臣たちはあからさまに不満な態度をとり、韓徳譲も礼に背きますと言って辞退しようとしますが、聖宗は弟妹たちと一緒に韓徳譲の前にひざまずいて祝いの言葉を述べ、贈り物をしたのです。

蕭燕燕は私からも贈り物があると言って、侍女に皇族の私兵の兵符を持ってこさせます。

宴席はざわめき、耶律虎古が立ち上がって皇族の私兵の兵符は代々皇族が管理してきたものだと言って反対し、韓徳譲も私はそんな手腕を持ち合わせていませんと言って固辞しました。

蕭燕燕は耶律虎古に、皇族の私兵はもともと皇帝のもの、聖宗が反対しないのになぜ臣下が反対するのかと言い、かつて景宗も韓徳譲に兵権を与えたことがあると言います。

耶律虎古は納得いかない顔をしながらも黙って座り、韓徳譲は蕭燕燕と聖宗に感謝を述べて兵符を受け取るのでした。

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56話の感想

蕭胡輦にまさかの新しい出会い。

これまで人のために生きてきた蕭胡輦はやっと自分のために生きることができるのでしょうか。

韓徳譲の誕生日の宴では老臣たちとの溝がますます深まりますが、それも蕭燕燕の狙いだったのかもしれません。

蕭燕燕の狙いが吉と出るか凶と出るか、続きが気になります。

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57話のあらすじとネタバレ

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成人した聖宗には耶律虎古ら皇族からたくさんの縁談が持ち込まれていましたが、聖宗が心惹かれる女子はいませんでした。

そんな中、聖宗は誕生日の宴で韓徳譲の姪である蕭菩薩哥しょうぼさつかを見初めていたのでした。

蕭燕燕に妃選びについて尋ねられた聖宗が蕭菩薩哥のことを話すと、蕭燕燕も妃にふさわしいと認めました。

その後、聖宗は父上が亡くなった後、国と私のことだけを考え、自分のことを後回しにしている母上が心配だと言います。

そして、自分に想う人ができて、母上にも新たな人生を歩んでほしいと言い、もしその相手が韓徳譲なら私は反対しませんと言いました。

また、聖宗は韓徳譲も李思の死後、ずっと独り身を貫いている、この機を逃したら生涯後悔するとも言うのでした。

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一方、集落で自由奔放に生きる撻覧阿鉢と過ごし、久しぶりに楽しいと感じた蕭胡輦。

撻覧阿鉢から集落にとどまれば毎日楽しく暮らせると言われますが、北方を守る責任がある蕭胡輦は撻覧阿鉢に将軍になって城で一緒に暮らしてほしいと提案します。

今まで自由に暮らしてきた撻覧阿鉢は戸惑いますが、地位のためではなく蕭胡輦と一緒にいるために将軍になると決意するのでした。

都では、蕭燕燕が聖宗と蕭菩薩哥の縁談を進め、韓徳譲は蕭燕燕の子どもと自分の姪が結婚することを感慨深く思います。

しかし、耶律虎古は聖宗が蕭菩薩哥を娶ることで韓徳譲との縁がより強くなることが面白くありません。

耶律虎古は朝議の時、他の契丹人の老臣を従えて聖宗が成人したので蕭燕燕に隠居を求めるという上奉文を渡しました。

上奉文を読んだ蕭燕燕は激怒し、遼の発展を願わずに目先の利益だけにこだわって新政を阻む者たちに皇帝の補佐ができるのかと声を荒げます。

耶律虎古は蕭燕燕が皇族の私兵を分割し、漢人を重用していることを批判し、韓徳譲を侮辱する発言をして反論しました。

それを聞いた耶律休哥は、韓徳譲は大功をたて、すでに身分も高いのになぜそのように侮辱するのだと耶律虎古を怒鳴りつけます。

耶律虎古の息子である耶律磨魯古は、大于越の称号を持つ耶律休哥までもが韓徳譲に肩入れしたら、皇族は身の置きどころがなくなると揶揄し、韓徳譲は皇太后と関係があるのだと蕭燕燕までも侮辱するのでした。

耶律磨魯古は侮辱罪で投獄されることになります。

蕭燕燕は耶律虎古も罰しようとしますが、聖宗が老臣であり穏便に済ませたいと言ったため不問に付すことに。

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しかし、耶律虎古は翌日の朝議に刀を持って現れ、なんと蕭燕燕に襲いかかったのです。

韓徳譲が盾となって蕭燕燕を守った後に耶律虎古を討ち取り、事態は収束しました。

その後、蕭燕燕は傷の手当てをしながら韓徳譲に、さっきはあなたを失ってしまうかと思って怖かったと言います。

韓徳譲は、燕雲台で縁を絶たれてからも想いは一度も変わっていない、これからも永遠に見守り続けるから心配するなと言うのでした。

その言葉を聞いて蕭燕燕は見守られるだけでなく夫婦になりたいと言いますが、韓徳譲はそんなことをしたら汚名を着せようとする者が現れ攻撃の的にされると言います。

蕭燕燕は何をしても批判されるなら、いっそ一緒になりましょうと言いますが、韓徳譲は明答を避け、黙って蕭燕燕を抱きしめるのでした。

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57話の感想

聖宗に背中を押され、新しい人生を歩み始める決心をした蕭燕燕。

燕雲台で引き離されて以来、ずっと感情を抑えていた韓徳譲が蕭燕燕にやっと想いを告げられたのを見て感動しました。

ここまで本当に長かったですが、この後、韓徳譲と蕭燕燕には幸せになってもらいたいです。

©Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited
本ページの情報は2023年1月時点のものです。最新の情報は公式ページまたは動画配信サービスにてご確認ください。