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【秀麗伝】39話と40話のネタバレ感想。まさかのあの人が謀反!

アジアドラマ

秀麗伝しゅうれいでん~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~】39話と40話のネタバレ。麗華を恨んでいる元侍女の臙脂の再登場により、後宮で大きな波乱が巻き起こります。その後、まさかのあの人が謀反を決行してしまい……。この記事では、ストーリーの詳細と感想をお届けします。

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「秀麗伝」の記事一覧

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【秀麗伝】39話のネタバレ

臙脂の再登場

過家の要であった劉陽の死により、過珊彤かさんとう一派は衰退し始めていました。

これに危機感を抱いた過珊彤の母・過主は、息子の過康に「河北の有力者と連携して劉秀に圧力をかけなさい」と命じます。

過康は軽挙は慎むべきだと思いながらも、言われた通りに有力者たちに会いに行きました。

その帰り道、麗華への恨みを言い連ねている臙脂えんじという女性を見かけ、連れ帰って過主に会わせます。

すると、麗華を陥れるための駒として利用できると思った過主は、臙脂を宮入りさせる策を講じました。

一方で劉秀は、劉陽一派をなだめるために劉陽の息子を真定王に封じ、さらに(劉陽を殺した)耿純を左遷しました。

それを知った麗華は、耿純が過家の者に報復されるかもしれないと心配になり、左遷先まで送り届けるよう陰興いんきょうに言いつけます。

臙脂の暗躍

麗華の乗る馬車の前に、女性が飛びだしてきました。

その女性は、過主に命じられて意図的に麗華に接触しようとした臙脂でした。

企みを知らない麗華は、久しぶりの再会を喜び「これからは私があなたの面倒を見るわ」と宮中に連れて行きます。

そうして過主の思惑どおり、臙脂は再び麗華の侍女となったのです。

ある夜、麗華の外出中に劉秀が訪ねてきました。

臙脂は劉秀を引き止めると、薬で眠らせて既成事実を作り、戻ってきた麗華に「陛下は酔って私を……」と泣きながら訴えます。

慌てて麗華が寝台を見に行くと、肌着姿で眠っている劉秀の姿がありました。

それを“証拠”として捉えた麗華は、目覚めた劉秀を冷たく突き放して部屋を飛びだします。

劉秀は状況がつかめずにいましたが、着崩れた姿で泣きじゃくる臙脂を見てすべてを悟り、麗華を追いかけました。

しかし、麗華は自分の首に剣をつきつけ「近づいたら死ぬわ!」と脅しこの場から去っていきます。

劉秀は、彼女を行かせるほかありませんでした。

打ちひしがれて戻ってきた劉秀のもとに、「鄧禹とううが赤尾軍に負け、長安から逃走中です」という知らせが飛び込んできます。

さらに、各地で乱戦がはじまったとの報告を受け、劉秀は自身も出征することにしました。

すると、配下たちから「出征前に皇太子を立ててください」と迫られます。

これ以上は先延ばしにもできず、ついに劉秀は息子の劉強を皇太子に立て、同時に過珊彤を皇后に封じました。

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【秀麗伝】39話の感想

いよいよ臙脂が本格的にストーリーに絡んできました。

演じるウー・ジンイェンは、のちに【瓔珞】の主人公に大抜擢されるだけあり、この時から他の演員とはちがうオーラを醸し出しています。

美しさが飛びぬけているのは勿論のこと、微細な表情の演技もうまく、見ている者を惹きつける何かがあります。

それにしても、劉秀は本当に臙脂と一夜を共にしてしまったのか……。

“証拠”といってもただ寝台で寝ていただけですし、本当に既成事実があったとは言い切れません。

麗華は臙脂の言い分だけでなく、劉秀の話も聞いてから判断しても良かったのでは?と思ってしまいます。

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【秀麗伝】40話のネタバレ

鄧奉を頼って育陽へ

後宮を飛びだした麗華は、実家には戻らず鄧奉とうほうを頼って育陽の地にやって来ました。

後宮で起きたこと(既成事実)を話すと、鄧奉は劉秀への怒りをあらわにします。

その頃の陰家。

陰興は、麗華の世話をしに行くという琥珀を引き止め将来の話をしようとすると、母親がやってきたため話を中断しました。

母親は、陰興が琥珀を娶りたがっているのを分かっていましたが「まずは良家から正妻を娶り、琥珀は妾にしなさい」と言います。

謀反

劉秀は各地の反乱に頭を悩ませていました。

その1つである南陽呉漢ごかんを遣わせ平定するよう命じましたが、呉漢の配下が好き放題に略奪を働いたため南陽は焼け野原に……。

ちょうど同じ頃。

鄧奉は、麗華に婚約者を紹介するため南陽に向かっていました。

到着すると南陽は荒れ果てており、その上なんと鄧奉の婚約者が殺されていたのです。

それを見て我を失った鄧奉は、呉漢に復讐するべく周辺の逆賊たちと手を組み、呉漢のいる拠点に奇襲をかけました。

味方の漢軍(呉漢)に攻撃をしかけることは、すなわち謀反となります。

つまり鄧奉は、謀反人になってしまったのです。

一方、謀反の報告を受けた劉秀は、すぐに配下を向かわせ「なるべく慰撫に努めよ」と命じます。

ただ内心では、鄧奉のそばにいる麗華が謀反をやめるよう説得してくれるだろうと思っていました。

しかしその読みは外れ、鄧奉は麗華の説得にも応じずこのまま謀反の道を突き進む様子です。

一方で、甥の鄧奉が謀反人になったと知った鄧禹とううは、功を焦って無理やり赤尾軍に奇襲をかけたせいで大敗してしまいました。

攻めるタイミングを焦って見誤ったのは、手柄と引き換えに鄧奉の命を守りたかったからでした。

しかし結果的に大敗し、馮異が劉秀からの伝言を伝えにきます。

「洛陽に帰れ。この地は私が守る」

鄧禹は洛陽には帰らず、印綬だけを返して故郷に戻りました。

臙脂の懐妊

宮中では臙脂の懐妊が発覚しました。

それを知った過珊彤が薬で流産させようとすると、兄の過康に止められます。

「まだ使い道があるかもしれない」

その後、過康が牢獄にいる臙脂に会いにいくと、子の父親は劉秀ではなく過康だと告げられました。

それをこっそり聞いていた侍女は、過珊彤に報告します。

臙脂の子が自分の血縁だと分かった過珊彤は、劉秀に口添えして臙脂を“美人”(妃の位)に封じさせました。

麗華は鄧奉に謀反をやめるよう説得したあと、漢軍の陣営へ足を運び「鄧奉を見逃してほしい」と掛け合いました。

しかし、法を厳格に守る岑彭しんほうらは聞き入れないどころか、麗華までもを謀反の共謀者扱いします。

そこへ、「鄧奉が奇襲をしかけてきました」と知らせが入り……。

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【秀麗伝】40話の感想

ここに来てとんでもない展開に……。

まさかのまさか、鄧奉が謀反を起こしてしまうとはあまりにも辛すぎる展開です。

麗華からしてみれば、弟分の鄧奉がかつての仲間たちと戦うのを見るのは耐えられないはず。

とはいえ、愛する人を殺されてしまった鄧奉が衝動的な行動を取ってしまったのも仕方ない気がします。

すぐに思い直して謀反をやめていれば、ここまで大事にはならなかったはずですが、どうやら鄧奉が引き下がる様子はありません。

一方で、鄧奉の謀反を知り冷静な判断ができずに大敗してしまった鄧禹も気がかりです。

そして、もう一つのまさかの展開は、臙脂が懐妊していたこと。

しかも、子の父親は劉秀ではなく過康だというのだから、これからますます面白くなっていきそうです。

*次回41話と42話のネタバレ感想は(こちら)から。