「ハンドメイズ・テイル」ファイナル・シーズンで主演のエリザベス・モスが最終回を含む4つのエピソードを監督することが分かりました。さらにブルース・ミラー監督は「ハンドメイズ・テイル」の続編となるマーガレット・アトウッド著「誓願/The Testaments」のスピンオフを製作中。
エリザベス・モスが4エピソードを監督
「ハンドメイズ・テイル」のジューン役でエミー賞主演女優賞を受賞したエリザベス・モスが、「ハンドメイズ・テイル」ファイナルシーズンで最終回を含む4つのエピソードで監督を務めることが分かったと米TV Lineが報じました。
エリザベス・モスはインタビューで「正直、最終シーズンはかなりワイルドです。間違いなく最終シーズンのエネルギーを持っています。」と語っており、最終シーズンがこれまでよりもっと激しい内容になることを示唆しました。
さらに「それは大きくて野生で、さまざまな場所に行きます、そしてそれはずっと、非常に驚くべきものです。」とも語っています。
エリザベス・モスは、シリーズ初回とエピソード2、そして最後から2番目のエピソードとシリーズフィナーレの指揮を執ることになっており、製作は今夏に開始される予定とのことです。
「ハンズメイズ・テイル」は、シーズン5のプレミア公開に先立ち2022年9月に更新され、エグゼクティブプロデューサーのヤーリン・チャンとエリック・タックマンが ブルース・ミラーの後任としてエピソード最終回の共同ショーランナーを務めます。
エリザベス・モスは「私たちにとって最もエキサイティングでやりがいのあることは、ファンのためにこれを作っていると感じることだと思います。5年間、かなり暗いことに耐えなければならなかったのに、みんなとてもとても勇敢でした。そして最終シーズンは視聴者に恩返しをしているような気がする」とTV Lineに語りました。
そして最後に「でも、それは大きなことよ。嘘をつくつもりはないわ。決して小規模なシーズンではない。」と、笑顔でメッセージを送っています。
スピンオフ「誓願/The Testaments」
またブルース・ミラー氏は マーガレット・アトウッドが2019年に発表した「ハンドメイズ・テイル」のスピンオフ作品「誓願/The Testaments」の制作に取り掛かっています。
「誓願/The Testaments」は、「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」の続編で、リディアおばと司令官の家の養女になったアグネス・ジェミマ、そしてカナダで育ったニコールの3人の女性の目線で語られる物語となっています。
「ハンドメイズ・テイル」本編では、ギレアドに従うことで身を守っていたリディアおばが、続編ではギレアドを転覆させるべく奮闘するという役どころとなっており、3人の女性によりギレアドが揺るがされることになります。