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【新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜】81話・82話・83話あらすじネタバレ感想。復位する皇帝

新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜,ネタバレ 復讐劇
©Tims Productions

【新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜】81話・82話・83話あらすじネタバレ感想。歩兵常備軍と民による反乱は激しさを増し、そんな騒動にまみれて故アフメト皇帝の正妃キョセムの皇子たちが拉致されます。ついに皇帝オスマンを捕まえた兵士たちは、オスマンの身ぐるみを剥がして市中を引き回すなど止まるところを知りません。

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「新・オスマン帝国外伝〜影のキョセム〜」81話あらすじネタバレ

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トプカプ宮殿。

歩兵常備軍イェニチェリと民による反乱は激しさを増す一方で、兵士たちは民を引き連れて宮殿を取り囲んでいました。宮殿内では、歩兵常備軍に代わり要求を伝えにきたイスラムの長老エサトが皇帝オスマンに反逆者ハーインの処刑を直訴します。

しかしオスマンは要求を聞き入れるどころかエサトから要求を提示されたことに激怒し、反逆者が記されたリストを破り捨てました。そして、誰1人として引き渡すことはせず、軍団を処罰すると強硬な姿勢を貫きます。

帝都。

故アフメト皇帝の正妃キョセムの皇子ら4人は宦官ビュルビュルと合流できず、町を彷徨っていました。ビュルビュルも皇子たちを捜索し続けますが、歩兵常備軍兵士キリンディルに先を越され皇子たちを連れ去られてしまいました

皇子たちが連れ去られる瞬間を目撃したビュルビュルは直ちにキョセムに知らせを送り、キリンディルの後を追います。使いの者を通じて事情を把握したキョセムは憤慨ふんがいし、キリンディルが仕える皇女ディルルバの元へと急ぎます。

キョセムはディルルバを訪ねるや否や皇子たちを引き渡すよう詰め寄りますが、ディルルバは先帝ムスタファの復位を条件に取引を求めました。

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トプカプ宮殿。

歩兵常備軍65番部隊隊長マンスールはイスラムの長老エサトが戻って来ないことに痺れを切らし、ついに兵士たちを前進させて宮殿内へと侵入します。その傍で宰相さいしょうダヴドが配下の兵士に合図を送り、皇帝ムスタファを求むとの声掛けを行わせました。

オスマンに怒り心頭の兵士たちはすぐに便乗し、皇帝ムスタファを求めて迎えに行きます。皇帝オスマンは師父しふオメルの逃亡と事態の悪化を受け、大宰相と後宮宦官長スレイマンを兵士たちに引き渡しました。

ところが、兵士たちは師父オメルが引き渡されなかったことに納得せず、反乱が治まることはありませんでした。いよいよ身の危険を感じたオスマンは宮殿からの脱出を決意します。

とはいえすでに港は押さえられており、何とか外までやって来るもオスマンたちの前にはキョセム派の歩兵常備軍長官アリ率いる軍団が立ちはだかります。

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「新・オスマン帝国外伝〜影のキョセム〜」81話の感想

いよいよ皇帝オスマンに対する歩兵常備軍の怒りが爆発し、オスマンの治世に暗雲が垂れ込めます。オスマンはひとまず宮殿から脱出できたにしろ、このまま皇帝であり続けることは不可能に等しい気がします。

ここまで兵士や民のヘイトを集めてしまっては挽回するのは至難の業ですし、仮に師父オメルを見つけ出して引き渡したとしても1度失った信頼を取り戻せはしないでしょう。となると、気になるのは次期皇帝ですが、残された道は先帝ムスタファか皇子ムラトしかありません。

心を病んで不安定なムスタファか、まだ幼いムラトか、どちらが後を継ぐのか注目したいポイントです。

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「新・オスマン帝国外伝〜影のキョセム〜」82話あらすじネタバレ

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歩兵常備軍の兵舎。

先帝ムスタファは母ハリメと宰相ダヴドに連れられ兵舎にやって来ると、歩兵常備軍65番部隊隊長マンスールに迎えられます。すでにマンスールはムスタファを皇帝として認めており、ムスタファのことを陛下と呼んで忠誠を示しました。

とはいえ現状まだオスマンが皇帝であるため、ムスタファを復位させるにはオスマンの捜索と周囲との同盟が求められます。引き続き兵士たちでオスマンの捜索を行い、ダヴドが最も影響力のあるイスラム法学者の説得に向かいました。

ところが、キョセム派であるイスラムの長老エサトが納得するはずもなく、イスラム法学者たちの支持を得ることはできませんでした。このままではらちが開かないと感じたダヴドは妻の皇女ディルルバと手を組み、オスマンと皇子らもろとも殺害することを決意します。

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皇帝オスマンは歩兵常備軍の長官公邸に避難しており、キョセムにこれまで隠してきた胸の内を吐露とろしていました。

オスマンが弟メフメトの処刑を悔やみ自分を責め続けていたことを知ったキョセムはオスマンを許し、オスマンにも自分を許すよう告げました。こうしてキョセムはオスマンと再び心を通わせ、事態の収拾に介入します。

まずは歩兵常備軍の反乱を鎮めて秩序を取り戻す必要があるため、近侍頭ズルフィカールと長官アリが歩兵常備軍との交渉に向かいます。歩兵常備軍の将校たちは満場一致で反乱を終わらせるとの見解を示して事態は収拾に向かうかと思われた矢先、マンスールに煽られたアリがオスマンは長官公邸にいると口を滑らせてしまいました。

次の瞬間、アリは隣にいたマンスールに胸を刺され、ズルフィカールも背中を刺されます。

その一方、宦官ビュルビュルは歩兵常備軍兵士キリンディルの後を追って皇子たちの監禁小屋を突き止め、近くの草むらに身を潜めていました。すると、そこへ皇女ディルルバの使いの者が現れ、ムスタファが皇子たちの処刑を命じたことをキリンディルに伝えます。

すぐさまキリンディルは皇子たちを監禁する小屋に火をつけました

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「新・オスマン帝国外伝〜影のキョセム〜」82話の感想

ようやく故アフメト皇帝の正妃キョセムと皇帝オスマンが和解できて良かったです。これでキョセムが宮殿に戻れたら、キョセムがオスマンを正しい道へと導いてくれるでしょう。

しかしまずこの事態を収拾しないことにはそれも叶わないので、キョセムが先帝の母ハリメに打ち勝つことを望みます。

また、何よりも気掛かりなのはキョセムの息子で皇子のムラトら4人の安否です。ムラトたちは拘束されたまま小屋に火をつけられてしまったうえ、近くに潜んでいた宦官ビュルビュルも倒されてしまいました。

この絶望的な状況を打破する術があるのかについては怪しいところで、幼い子供たちに出来ることは限られており心配です。

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「新・オスマン帝国外伝〜影のキョセム〜」83話あらすじネタバレ

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帝都。

歩兵常備軍の長官公邸に避難していた皇帝オスマンは、長官アリに居場所を聞いて押し寄せた兵士たちに外へと引きずり出されます。公邸の外は怒り狂った兵士と民でごった返しており、オスマンは身ぐるみを剥がされ侮辱を受けます。

さらには腕を拘束されて馬に乗せられ、歩兵常備軍の兵舎まで市中を引き回されるのでした。その道中、オスマンは民から石や食べ物などを投げつけられるというこの上ない侮辱を受け続けました。

一方、故アフメト皇帝の正妃キョセムは配下の兵士から報告を受け、状況を把握します。先帝ムスタファを復位させるためには手段を選ばぬ母ハリメに、怒り心頭に発したキョセムは歩兵常備軍の兵舎へと急ぎます。

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歩兵常備軍の兵舎。

兵舎に辿り着いたキョセムは亡骸となった近侍頭ズルフィカールとアリの姿を目撃すると目の色を変え、先帝の母ハリメと皇女ディルルバの元へと向かいました。そして、キョセムはハリメたちに対し、世界皇帝であるオスマンをさらし者にするという非道な手段に出たことを責め立てます。

しかしまだ幼き皇子たちの命を引き合いに出され、キョセムはムスタファの復位を認めざるを得ない状況に追いやられてしまいました。他に手立てもなくなったキョセムはムスタファの復位を宣言し、皇子たちの救出に向かいます

キョセムの皇子たちが監禁される小屋。

キョセムは宦官ハジュと共に皇子たちが監禁される小屋へとやって来ますが、小屋は全焼して中はもぬけの殻でした。キョセムは皇子たちを救えなかったことを嘆き、膝から崩れ落ちてしまいました。

ハジュの慰めを受け何とか心を持ち直したキョセムは、オスマンを救うために兵舎へと戻ることにします。キョセムたちを乗せた馬車が兵舎を目指して走っていたところ、突然馬車が止まり、そこに宦官ビュルビュルが姿を現します。

そして、ビュルビュルは皇子たちは無事であることに加え、これまでの経緯を説明します。

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「新・オスマン帝国外伝〜影のキョセム〜」83話の感想

確かに皇帝オスマンが行った弟殺しは過ちだったにせよ、皇帝たる者を拘束して市中を引き回すのはあまりに酷すぎます。身ぐるみを剥がされて市中を引き回されるオスマンの姿は見るに堪えず、こんなことを指示した先帝の母ハリメと皇女ディルルバの気が知れません。

ハリメもなかなかに意地汚い人物ですが、ディルルバの性悪さは比にならないレベルです。故アフメト皇帝の正妃キョセムもそうだったように、それだけ宮殿には人を一変させる力があるのでしょう。

また、キョセムの皇子ら4人が無事だったのが何よりも救いで、歩兵常備軍兵士キリンディルが宦官ビュルビュルを仕留め損ねていたのが幸いでした。

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本ページの情報は2023年7月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービスにてご確認ください。