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【ハンドメイズテイル】シーズン3ネタバレ(8話)初めて明かされるリディアおばの過去。歪んだ信仰の始まり。

ディストピア

【ハンドメイズテイル】シーズン3第8話ネタバレ。

オブマシューの告げ口で無実のマルタ(フランシス)が処刑されたことは、侍女の間ですぐに広がりました。

彼女は”同じ仲間”を裏切ったとして、虐げられることとなる……。

ハンドメイズテイルの動画配信情報【ハンドメイズテイル】シーズン1~3まで[hulu](PR)  で配信中です。なお、ジューン役のエリザベス・モスは【トップ・オブ・ザレイク~消えた少女~】【トップ・オブ・ザ・レイク~チャイナガール】にも出演しています。

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【ハンドメイズテイル】シーズン3第8話あらすじ

物語は、オブアンディの出産シーンから始まりました。

フランシスはハンナの女中(マルタ)で、かつては舞台用品の会社に勤めてた。学校帰りの子を指導し、ガラパゴス旅行のために貯金してた。私の娘を可愛がったフランシスは死んだ。

出典:【ハンドメイズテイル】シーズン3第8話から引用

オブマシューへのジューンの怒りは収まることがありません。

彼女の告げ口でフランシスが命を落としたことは、侍女の間でもすぐに広まりオブマシューは皆から弾かれることに。

ジューンに話しかけようとするも、「話しかけないで」と言われ、別の侍女が水を差しだしてくれたかと思いきや唾を入れられる。

通りすがりに体当たりされたりと、もはや彼女の居場所はありませんでした。

その時、オブアンディの陣痛が遠のいあことからリディアおばや侍女たちは一旦引き上げることにします。

出産車に乗るよう指示を受けた直後、リディアおばがジューンに「みんなにやめさせて」と話しかけてきました。

ジューンは「すみません、何の話ですか?私の舌を抜いて腕を焼きますか?また撮影が無ければいいですけど」とリディアおばに仕掛けます。

ニコールの一件もあることから、ジューンは自分に手出しできないと踏んでいるようでした。

しかしリディアおばは、「出産車に乗って。まっすぐ帰れるとは思わないで」と含ませたのです。

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【ハンドメイズテイル】シーズン3第8話ネタバレ(前)

告白

オブアンディの出産に立ち会っていた侍女たち一同は、教育施設に集められリディアおばからの”教育”を受けていました。

フランシス処刑の件について、「アルタに悪事を働くようそそのかしたのは誰?」と。

一同は、輪の真ん中に座らせられたジューンを指さし「彼女です、彼女です」と繰り返します。

さらに「マルタを死に至らしめたのは誰?」と聞くと、侍女たちは同じことを繰り返しました。

するとジューンは、「悪いのは私」と認めますが反省している様子は全く無かったため、リディアおばは「マルタの死によって深く傷ついたのは”アグネス”だ」と、ハンナの事を持ち出したのです。

今回の一件でアグネスの”家族”は転属になり、アグネスも学校を辞めて友達とも離ればなれになったとリディアおばは言います。

つまり、アグネス(ハンナ)は今までより空虚で寒々しい環境に置かれているということ。

しかし、これで引っ込むジューンではありません。

手を挙げて発言を求めると「告白があります」と、オブマシューは出産に迷いがあると言い出したのです。

形勢逆転

【ハンドメイズテイル】シーズン3ネタバレ全話エピソードリンク一覧...
【ハンドメイズテイル】シーズン3ネタバレ一覧。内乱によりギレアド共和国に政権を奪われた、かつてのアメリカを舞台に描いたディストピア。異常な少子化を防ぐために、子供を産める女性は”侍女”として権力者の家に仕えさせられる。ここは【ハンドメイズテイル】シーズン3ネタバレ記事をスムーズにご覧頂くためのエピソードリンクです。

前回、オブマシューは出産に対して不安があるようで、ジューンはその雰囲気を察していました。

リディアおばはオブマシューに近づき、「告白しなさい」と優しく言い、一瞬そんな気がしただけというオブマシューに、小さくうなづきます。

そして標的はオブマシューに。

オブマシューは、今回の子供が女の子のような気がして将来を考えて不安になった様子。女の子であれば、自分と同じ立場になると考えたようです。

リディアおばは、ジューンとオブマシューの席を入れ替えると、神の御心に背いて拒むのは罪人だと言い始めたのです。

ジューンは自分の思惑通りになり、怪しげな笑みを浮かべました。

初めて明かされたリディアおばの過去

リディアおばは、かつて教育者でした。

母親と連絡が取れない子どもを自宅に連れ帰って面倒を見ようとするなど、優しい一面も……。

その時から信仰深く、気になる男性もいたようでした。

結婚も1度していますが、失敗しているとのこと。

生徒とその親を食事に誘ったり悩みを聞いたり、アドバイスもしたりと子供にも好かれるいい先生だったようです。

ギレアドになってから、侍女の教育者となったのもそういった経験が関係しているのかもしれません。

特にリディアおばが気に掛けていたのは、ノエルというシングルマザーとその息子のライアン。

クリスマスを一緒に祝うなど、リディアおばにとって特別な存在のようです。

ライアンにタブレットをプレゼントし、ノエルとライアンからは「あなたは愛情深い人だからそろそろいい人を見つけて欲しい」と”化粧品”をプレゼントされました。

ノエルは、本心からリディアがいい人と再婚できればいいと願っていたのです。

その想いを受け取ったリディアおばは化粧して着飾り、同僚の教師と夜のバーで待ち合わせして新年を迎えるデートをしました。

教師になる前は家族法の弁護士だったというリディア。

前から憧れだったという同僚からの言葉にとまどいながらも、その想いを受け取ります。

バーでは、酒を楽しみステージでデュエットもしました。

2人はそのままリディアの家で1度乾杯し、いいムードのままキスをします。

酒が入っているせいか、リディアは大胆にも同僚に体の関係を求めてしまったのです。

同僚が、拒むようなそぶりを見せたことでリディアはハッとし、「ごめんなさい」と背中を向け

男性は「まだ早いと思っただけでまた会いたい」と言いますが、リディアは自分を恥じ、彼と会うのは学校だけと気持ちを押し殺してしまったのです。

リディアの歪んだ信仰の原因

次の日から、リディアは一変しました。

親しくしていたノエルを、児童保護施設に訴え親権をはく奪しようとしたのです。

・彼女は仕事が長続きしない
・息子の朝食も昼食も用意しない
・ライアンはよく洗濯していない服を着てる
・教会にも行っていない
・男関係が派手でひとりは既婚者だった

同僚と過ごした夜の失敗から、怒りの矛先はすべてノエルに向いてしまったのです。

彼女が自分を嗾けた。

子供も汚れた環境に居るとすぐ影響されると、歪んだ考え方をするようになってしまたのです。

ノエルはリディアを罵り、いい関係になりつつあった同僚からも見放されたリディア。

彼女が、神だけがすべてと思うようになった瞬間でした。

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【ハンドメイズテイル】シーズン3第8話ネタバレ(後)

ギレアドの現実

オブアンディの出産が始まり、夜中に呼び出されたジューン。

しかし赤ん坊は死産。

妊娠したからといって、必ずしも健康な赤ちゃんが生まれてくるわけではない。

これがギレアドの現実でした。

侍女たちはオブアンディに寄り添い、彼女の娘を悼みます。

ローレンス宅に戻ると、司令官から夫人が知りたがるからと性別を聞かれましたが”死産”であることは隠すようにいわれました。

また、明日は夫人にカードの相手をしてほしいと頼まれます。

そこで矛盾を感じたジューンは、ローレンスに尋ねました。

「あなたは夫人のことしか頭にない。でも、あなたが作ったこの世界のせいで 夫人は苦しんでる夫人を脱出させられるはず 電話1本で。でもそうしない 守るんじゃなく 追い詰めてる」

出典:【ハンドメイズテイル】シーズン3第8話から引用

ローレンスは痛いところを突かれたというような感じでしたが、そもそもローレンスは掴みどころのない男。

本心は誰にも分かりません。

ジューンはローレンスの反応を見て、自分を誇らしく思いました。

その頃リディアおばは、司令官の所に仕えさせる侍女を選ぶ作業を行っていました。

リディアおばが手に取ったのはジューンの資料。

オブジョセフ(ジューン)は模範的だったのに、ウォーターフォード家で変わったと指摘します。

当時のパートナーはエミリーで、今のパートナーは妊娠中。

子供を守るためにも、侍女の配属先との相性に気を付けなければというリディア。

”環境による影響を過小評価してはいけない”と持論を話したのです。

オブマシュー錯乱!そして暴走

雪が降り積もる日。

ジューンは、パートナーのオブマシューを待って買い物に行きます。

彼女は先日の”出産の迷い”のことが原因なのか、傘も持たせてもらえなかった様子。

スーパーに入ると、ジューンはリディアおばに呼び出され、次の配属先の話しをされていました。

ジャニーンは、「大丈夫?」とオブマシューを気遣っていましたが、突然オブマシューが暴走したのです。

涙を流しながら缶詰でジャニーンを何度も殴打し、止めようとした守護者を殺害すると銃を奪い、不気味な笑みを浮かべるジューンに銃口を向けます。

しかし、そこから銃口はリディアへと移りましたが、発砲する直前に別の守護者に撃たれてしまったのです。

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【ハンドメイズテイル】シーズン3第8話の感想

ジューンの含み笑い、不気味な笑みは背筋がゾッとするほど恐ろしく感じました。

リディアおばの過去に関しては、今まで明かされていませんでしたが、彼女なぜここまで歪んだ考え方になってしまったのかがよくわかりました。

もっと楽しんだ方がいいというノエルの言葉を真に受けて、自ら墓穴を掘ったものの怒りの矛先が自分自身ではなくノエルに向かったことはやりきれない気持ちになります。

今のリディアおばがあるのも、あの一件が原因。

最後、オブマシューが向けた銃口がジューンからオリディアに向かったのは、彼女自身もギレアドの在り方に納得していたわけではなかったからでしょう。

かつてのリディアと同じような思考の持ち主だったのかもしれません。

また、ジューン自身も以前からは考えられないほど残酷な一面が浮き彫りになりました。

侍女は下を向くのが鉄則のギレアドですが、ジューンは逆に上を向いているほど。

ハンナを失ったことの怒りが、彼女を鬼へと変えてしまったのか。

とにかく”面白いことになって来た”ことに間違いありません。

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