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【武則天-The Empress-】あらすじネタバレ43話・44話。

アジアドラマ
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【武則天-The Empress-】43話・44話のネタバレ感想。ついに稚奴が皇太子になりました!ところが、皇太子になった途端に、武媚娘にもう会うのはやめようと言われてショックを受ける稚奴。一方で、武媚娘・陛下・李牧の三角関係がついに収束する!?

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【武則天-The Empress-】ネタバレ43話

武媚娘の説得

北宮門に到着した武媚娘は、兄弟間の争いをやめるよう呉王・李恪りかくを説得します。

陛下がこの騒ぎを知らないはずがない

現に、陛下は李勣りせき将軍を呼び戻し、半月前から謀反に備えている

しかし李恪は、慎重になりすぎれば大業を成せないといって武媚娘に剣を向けました。

「大業とは帝位につくことですか?もしも本当に望んでいるのならば、剣を抜いた瞬間に私を殺しているはずです」

そう言われた李恪は、心のどこかでは止めて欲しかったのかもしれないと本音をこぼし、悔いのない幕引きをすることに。

李恪は、李泰が門を通ったら挟みうちにして稚奴を救うと兵に伝えます。

その後、李泰の一行がやってきて、李泰と李恪は口論に。

稚奴はその隙に、自分を見張っていた学士の李義府り・ぎふを説得して縄を切らせました。

そうして身柄が自由になった稚奴は命が助かります。

一方、大勢の兵に囲まれた李泰は捕らえられました。

楊淑妃の願い

武媚娘と李恪は、北宮門の騒動が落ち着いたあと楊淑妃のもとへ向かいました。

楊淑妃は帝位への野望を捨てた李恪を激しく責め、武媚娘にも罵倒を浴びせます。

李恪を守るために誰にも心を許さず、李氏父子(←陛下たち)を殺して隋朝を復興させることだけを願ってきた楊淑妃。

しかし、それが失敗に終わった今、毒を飲んで隋に殉ずることを決心するのです。

そんな楊淑妃に、武媚娘はなぜ今まで自分を助けてくれたのかと問いました。

「助けたのは、女帝・武氏のあなたが唐を滅ぼしてくれると思ったから。

私はまだ負けてない。今ごろ李牧が陛下の命を狙っているはずよ」

それを聞いた武媚娘は、慌てて部屋を飛びだします。

直後、体に毒がまわった楊淑妃は命を落としました。

楊淑妃の最後の罠

李泰が瀕死状態だと聞いた李世民(陛下)は、急いで治療部屋へと向かいます。

しかし、そこにいたのは李泰ではなく、陛下の命を狙う隋朝派の者たちだったのです。

その数は多く、中には李牧もいます。

大勢の敵を相手に苦戦する陛下を助けたのは、意外にも李牧でした。

2人は息ぴったりの戦闘で敵を倒していきます。

やがて、陛下の部下と武媚娘が到着。

陛下は、自分の命を救ったことに免じて、李牧の過去(逆賊の子孫であるということ)を赦すことにしました。

ところが、李牧は「武媚娘と共に宮殿を出たい」と言って陛下を怒らせます。

李牧に剣を向ける陛下。

すると、武媚娘がとっさに身を挺して李牧をかばい……!?

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【武則天-The Empress-】ネタバレ44話

稚奴のせつない恋ごころ

陛下のもとに重臣たちがやってきて、北賊について話し合います。

すぐにでも自ら出征するつもりの陛下に、長孫無忌はそれならば皇太子を立てましょうと進言。

一番の候補者であった李泰が謀反を起こしたため、皇太子は稚奴に決定ました。

陛下は、早急に稚奴の婚儀をおこなう必要があると言い、よい妃候補はいないかと意見を求めます。

長孫無忌の口添えにより、王玉燕が皇太子妃に選ばれました。

その後。

李牧をかばった一件で牢に入れられてしまった武媚娘のもとに、稚奴が差し入れを持ってやってきました。

稚奴は神妙な顔つきで結婚が決まったことを伝え、「李牧がうらやましい」と語ります。

「李牧は夢のような場所で生きている、私にはこの世で一番美しいと思える場所。

私はいくら努力しても、その場所へは行けない」と。

武媚娘がその場所はどこなのかと聞くと、稚奴は「そこへは、陛下も行ったことがある」と答えました。

稚奴は言葉にはしませんでしたが、その場所とは、武媚娘の心の中のことだったのです。

稚奴は本心を隠したまま「必ず救い出す」とだけ伝え、牢を後にしました。

兄弟の別離

皇太子冊封の日、稚奴が恩赦を主張し続けたことにより武媚娘は釈放されました。

冊封の儀式が終わると、稚奴はその足で流刑に処された兄たち(前皇太子と李泰)のもとへ向かいます。

再会した兄弟3人は別離の酒を飲みかわしました。

稚奴は別れを惜しみながら、流刑される兄たちを見送るのでした。

武媚娘は甘露殿の前でひざまずき、李牧をかばったのは幼なじみ&命の恩人だからで、恋ごころはないと陛下に釈明をします。

陛下は、武媚娘の心が読めないと言うと部屋に入っていきました。

一方で、婚儀を終えた稚奴は、初夜だというのに妃をほったらかしにして部屋を出ます。

甘露殿に向かった稚奴は、ひざまずく武媚娘を見て声をかけました。

すると武媚娘は、今までは親しくしても噂が立たなかったけど、皇太子になった今は節度ある行動をするべきだと諭し、これからは会わないようにしましょうと言うのです。

武媚娘の言葉にショックを受けた稚奴は、つい怒りの言葉をぶつけてしまいます。

李牧の牢を訪れた陛下は、2つの盃を置き、どちらか1つを選べといいます。

「1つには毒が入っており、残った盃を武媚娘に飲ませる。生き残った1人だけを宮殿から出してやる」

李牧は、如意が生き残ったら必ず彼女を宮殿から出してくれと陛下に約束させると、2つともを飲み干しました。

甘露殿に戻った陛下は武媚娘を呼び出し、李牧の命を奪ったことを伝えます。

すると武媚娘は、剣を手にとり自害しようとしました。

「勝手に自害することは許さぬ。死ねるのは、朕が命じた時だけだ」

「ならば今すぐに命じてください」

陛下は「よかろう、許す」と言うと、部下に盃を持ってこさせて武媚娘に飲ませました。

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【武則天-The Empress-】感想43話

やはり李恪(呉王)は善良な男性でした。

母の願いを聞いて北宮門に来てみたものの、ずっと葛藤があったのではないでしょうか。

だから彼はきっと、武媚娘が説得をしてもしなくても、陛下や稚奴を殺さなかったと思います。

目の前で母親(楊淑妃)が自害をしてしまい、残された李恪がますます不憫。

一方で李牧は、両親の仇である陛下を殺すどころかむしろ刺客たちから守りました。

それにより、せっかく陛下から罪を赦されたというのに、「武媚娘と宮殿を出たい」と言って陛下の怒りを買ってしまうところが率直な李牧らしいです。

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【武則天-The Empress-】感想44話

稚奴の恋ごころは切なくもあり癒しでもあるので、彼が登場するとドラマの空気が柔らかくなります。

稚奴は、武媚娘を守るためだけに皇太子になったというのに、いざ皇太子になった途端に「もう会わないようにしましょう」と言われて不憫すぎました。

武媚娘の心の中に入った李牧たちをうらやみながら、同時に自分は絶対に入れないと切なそうに語る稚奴の姿に胸が痛みます。

ついつい稚奴に肩入れしてしまいますが、冷静に考えてみると、稚奴に嫁いだ妻も切ない立場です。

稚奴の心の中には武媚娘しかいないから……。

一方の李牧の件もどうなるのでしょうか。

視聴者目線では、武媚娘が李牧に恋ごころを抱いていないことを知っていますが、陛下目線ではさぞ疑わしいはず。

身を挺して李牧の命を守ったり、徹夜で嘆願するといった武媚娘の行動は、李牧に恋ごころがあると誤解されても仕方ありません。

この三角関係がどのように終着するのか、そのあたりも注目ポイントになりそうです。

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