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【ロック&キー】シーズン最終話のネタバレと考察。本当の裏幕はとても身近に……⁉

ロック&キー 海外ドラマ
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【ロック&キー】10話のネタバレと考察。ルーカスに変身したドッジに、奪われてしまった”影の冠”とその鍵。ついに完成した”影の冠”を被ったドッジが、キーハウスへ姿を現しました。タイラーたちとドッジの直接対決が、今ここで開かれるのです。

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【ロック&キー】10話のネタバレ

ドッジVSタイラーたち

エリーとルーファスの帰りを待っていたタイラーたちは、彼女たちの戻りがあまりにも遅いことを気にしていました。

するとその時、キーハウスに”影の冠”を被るドッジが現れ「仲間を招待させてもらう」と言い、たくさんの影を出してタイラーたちを襲撃。

薄暗い室内でタイラーに、”オメガ鍵”はどこだと襲い掛かりますが、機転を利かせたボードが部屋の明かりを点けると、影は消えてしまいました。

影は戸締りをしても隙間から入ってきて、暗闇だと怪物のように実体化するが、あくまで影のため明るいところでは消えてしまう。

影に追いやられ2階へ逃げて来たボードは、ライトセーバーのようなおもちゃに”マッチ棒鍵”をつけた武器を作り、襲い掛かってきたドッジの影に突き刺します。

すると、ドッジの影はマッチ棒鍵の効果で炎が燃え広がり、溶けて消えてしまいました。

ボードたちが2階へ逃げたとき、1階には怪しげな微笑みを浮かべたドッジの姿があった……。

ドッジの行方を気にしていると、玄関の前に気絶して横たわるドッジの姿が。

ボードたちは、消えたはずのドッジの姿に困惑するも、オメガ鍵は無事だったと安堵したのです。

ドッジの処理方法

次の問題は、普通の方法では死なない”という気絶したドッジをどう処理するかでした。

井戸に戻すことも考えましたが、”こだま鍵”はエリーが持っているため不可能。

そこでキンジーが、ドッジが元々いた”黒い扉”に投げ入れたらどうかと提案します。

タイラーは、レンデルの友人が悪魔に憑りつかれたことを懸念して反対しますが、キンジーはそんなタイラーを説得し、行動に移しました。

一方、ボードは別行動でエリーたちの様子を見に行くことにします。

キンジーは、海の洞窟までドッジを運ぶため、ゲーブ、スコット、ジャッキー、イーデンに助けを求めます。

ところが、ドッジを海の洞窟の”黒い扉”まで運び終わった頃、キンジーはこれが本当に正しいのか疑問を感じ始めタイラーにストップを掛けました。

ところがタイラーは他に方法がないことや、潮の満ち引きの時間が迫っていることを理由に、手早く済ませようと押し切り扉を開けることにしたのです。

扉を開けると光の玉が飛ぶから気をつけるよう、周囲に注意を促しながらみんなで扉を開け、タイラーとキンジーでドッジを投げ入れました。

その瞬間、目を覚ましたドッジは、「タイラー何をするの。助けて」と言いながら扉の中に飲み込まれていったのです。

扉の中は青く光り、黒いモヤのようなものがうごめいていた

キーハウスに戻ると、キンジーは手伝ってくれたお礼に皆を食事に誘います。

すると、ゲーブは即答で「いつでも腹ペコだよ」と答えたのです。

本当にドッジだった⁉

エリーの家にやって来たボードが目にしたのは、リビングに倒れていたルーファスの姿でした。

ボードは911に通報。

救急車と、事件性があることから警察も到着しました。

ルーファスが意識を取り戻すと、ボードは彼が病院に運ばれる前に何があったのかを尋ねます。

ルーファスが言うには、

  • 先に倒れたため、ニーナに何があったのかはわからない
  • ルーカスは”変身鍵”を使って女の人に変身した(ルーカス=ドッジ)

そしてボードに、”頭の鍵”を手渡したのです。

ボードはキーハウスに戻ると、タイラーとキンジーに”黒い扉”に投げ入れたドッジは本物かと確認しました。

ボードによれば、

  • エリーが行方不明
  • ルーファスはルーカスにやられた
  • ルーカス=ドッジ

これらの事実からボードは、黒い扉に投げ入れたのは本当にドッジなのかを気にしているよう。

それを聞いたタイラーとキンジーは、「信じろ」と落ち着かせたのです。

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【ロック&キー】10話の結末まで

翌朝、ニーナはタイラーたちと朝食を囲みながら、誰もエリーを見ていないことに不思議がっていました。

ルーファスは、ネブラスカで暮らす親戚が連れて行った。

ボードは、親戚に引き取られたルーファスに宛てた手紙の中で、鍵は家族の一部であり、これからは自分たちが鍵の番人だと伝えていました。

キンジーと電話で話す、ゲーブの回想シーン。

  • 自らの顎に”変身鍵”を差し込みドッジへと姿を変え、ドッジからルーカスへと変身する様子
  • ドッジを黒い扉に投げ入れたあの夜、エリーはドッジに”変身鍵”を差し込まれ、”ドッジ”の姿に変身させられた
  • ボードが2階でドッジの影と戦っていたとき、”ドッジの姿をしたエリー”を1階の玄関前に寝かせたのが”本物のドッジ”
  • ”ドッジの姿をしたエリー”を黒い扉に投げ入れた後、イーデンの腕に光の玉が当たっていた
  • ゲーブはその様子を見て微笑んでいた

キンジーとの待ち合わせの前にゲーブが向かったレストランには、大量の食事を囲んで頬張るイーデンの姿がありました。

調子はどうかと聞かれたイーデンは、”とてもお腹が空く”と答えたのです。

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【ロック&キー】10話の考察

ドッジ(悪魔)の目的①すべての鍵を手に入れる

ドッジ(悪魔)の目的はおそらく、キーハウスの全ての鍵を手に入れることに間違いないでしょう。

そもそもドッジは1話から”こだま”として現れ、ボードにキーハウスの鍵のことを教えて探させる度に、私に返せと言いました。

この発言からも見て取れるように、やはり鍵はキーハウスのものではなく、ドッジのものだったのでしょう。

そして、代々キーハウスに住むロック家が”鍵の番人”として、鍵を守り続けてきたのではないかと考えます。

これはある意味、”ロック家が鍵”とも捉えられます。

”ロック家含めた全ての鍵”を手に入れたいのか、鍵だけを手に入れるために存在が邪魔なロック家を消したいのか。

これは、ドッジがキンジーの彼氏という立場のゲーブに変身していたことから、自身のプランを変更したと考えられます。

当初はドッジの姿のままパワープレイで押し切り、手段を選ばず鍵を手に入れることを考えていたのでしょう。

しかし、ドッジの姿のままでは上手くいかないと踏んで、子供たちにより近付いて鍵を手に入れていくプランに変更したのではと推測します。

そのため、キンジーの同級生としてゲーブの姿で現れたのでしょう。

ドッジ(悪魔)の目的②仲間を作る

今後ドッジ(悪魔)は、悪魔になったイーデンを仲間にすると考えられます。

前項で推測したように、鍵を手に入れることがドッジの目的だと考えると、ゲーブの姿に変身して行動し始めた時点で穏便に進めたいはず。

特に、タイラーたちはドッジ(悪魔)を倒したと思っており、”ルーカス=ドッジ”がバレた以上、今までの姿で行動する意味がないのです。

さらに、サムも仲間にしようと考えていたのでしょう。

サムの収容された刑務所内でのドッジとの会話では、”家族になるなら”信頼できなければとの発言がありました。

これは、サムが黒い扉を開けて光の玉に当たることで、悪魔にして仲間にしたかったのでしょう。

そこで気になるのが、タイラーとキンジーの年齢

”大人になったら忘れてしまう”というキーハウスの鍵や謎、エリーたちは「大人になっても忘れない方法を見つけた」と話していましたが、この方法をタイラーたちが知ることができなかったら……?

タイラーとキンジーの正確な年齢はわかりませんが、高校生なのは確かです。

”大人になったら”の定義がはっきりしないものの、高校卒業と共に忘れる可能性も十分に考えられます。

だとすれば、ドッジ(ゲーブ)は特に自ら手を下さなくても、タイラーたちがキーハウスの鍵や謎を忘れてしまえば、そのうち簡単に鍵を手に入れることも可能なはずです。

もしそこまで計算していたとしたら、ドッジ(悪魔)は相当な切れ者です。

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【ロック&キー】シーズン2に持ち越された謎

ここで、シーズン1では明らかにされなかった謎についてまとめていきます。

シーズン2に持ち越された謎は、以下の通り。

  • 幽霊鍵で幽霊になったサム・レッサーのその後
  • 海の洞窟内の黒い扉には何がいるのか
  • ”鍵”は何のためにあるのか
  • 様々な場所に描かれた”オメガマーク”の謎
  • レンデルとエリーの鎖骨辺りにあった”鍵穴の痕”
  • ”幽霊鍵”で幽霊になったサム・レッサー

キーハウスへ”頭の鍵”を手に入れようとを訪れたサムでしたが、結局上手くいかず、駆けつけた警察から逃げるために”幽霊鍵”が差し込まれたままの扉から外に出てしまいました。

そして扉を閉められてしまい、恐らくそのまま本体の身体は死亡として処理されたであろうことから、キーハウス周辺で幽霊として彷徨っているはずですが、シーズン1でその後の描写はありませんでした。

  • 海の洞窟内の黒い扉の先には何がいるのか

タイラーたちは黒い扉を開けるもすぐ閉めた上に、投げ入れた”ドッジの姿をしたエリー”がどうなったのかは、明らかになりませんでした。

扉を開けると”光の玉”が飛び出してくることから、何らかの生命体が存在しており、それが身を守るために”光の玉”を飛ばしていると考えても不思議ではありません。

”光の玉”に当たると悪魔になるので、悪魔のボス的存在とも推測できます。

もうひとつ、ドッジ自身の奪われた記憶を取り戻すためという可能性。

もしかするとレンデルは、過去にドッジの記憶を奪ったのでは?

レンデルは”花の鍵”を使って取り出したドッジの記憶を、海の洞窟の黒い扉の中へ投げ入れたのか、一番安全と考えて自らの子供たちの頭の中に隠したのではないかと推測します。

それならば、ドッジがあそこまで”オメガ鍵”にこだわるのだとしても、何ら不思議はありません。

  • ”鍵”は何のためにあるのか

ドッジの目的①でも考察したように、恐らくドッジ(悪魔)の返せという発言から、鍵はもともとはドッジ(悪魔)のものだったのでしょう。

悪魔たちが自分らの発展のためか、人間を滅ぼすなど、何らかの目的のため鍵を作ったのではないかと考えます。

もしくは、鍵を作ったのは代々キーハウスに住む”ロック家”の人間とも考えられます。

キーハウスの鍵は、使い方によって良くも悪くも使えるものばかりです。

もしかしたら、”悪魔”という存在に気付いていたロック家が、悪魔と対抗するために作ったものかもしれません。

  • 様々な場所に描かれた”オメガマーク”の謎

シーズン1で所々で現れたオメガマークには、どんな共通点があるのかは明かされぬままでした。

今のところ明らかになっているのは、こちらの記事でお伝えしたように、マーク、サム、レンデルの卒業アルバムと海の洞窟の黒い扉のドアノブ。

これらは、オメガマークが入った者だけが海の洞窟にある黒い扉の正しい使い方ができるのではないかと考えます。

  • レンデルとエリーの鎖骨辺りにあった”鍵穴の跡”

”鍵穴の跡”に気付いて疑問に思ったニーナが、エリーに傷跡について尋ねると、仲間が亡くなった事件を忘れぬようみんなで火かき棒でつけたと言いました。

レンデルとエリー以外に傷跡があるのかは不明ですが、実はこれが大人になってもキーハウスの鍵や謎を忘れないようにする方法なのではないかと推測します。

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【ロック&キー】プチ情報

レンデルの卒業アルバムに隠された秘密

3話で、ニーナがレンデルの荷物から見つけた卒業アルバム。

このアルバムにはレンデルの親友たちの姿も見られ、彼らの写真の横に書かれた文章を読むと、それぞれのキャラクターを表したような引用文が書かれているのです。

・鍵に出会ったレンデルは、ピーターパンの作者ジェームス・マシュー・バリ―の文から
“The moment you doubt whether you can fly, you cease forever to be able to do it.”
(疑った瞬間、永遠に飛べなくなる)

・優しい性格のエリンは、言葉にまつわるマザーテレサの名言
“Kind words can be short and easy to speak, but their echoes are truly endless.”
(やさしい言葉は、たとえ短く簡単な言葉でも、いつまでもいつまでも心にこだまします。)

・ルーカスを愛していたエリーは、作家オスカー・ワイルドから愛にまつわる言葉
“Keep love in your heart. A life without it is like a sunless garden when the flowers are dead.”
(いつも心のなかに愛を持ち続けていなさい。それがない人生は、花がすべて枯れてしまった、日の当たらない庭のようなものです。)

・自己中心的なルーカスは、ヘビーメタルバンドのメタリカの「Nothing else Matters」歌詞の中から人生観について
“Life is ours. We live it our way.”
(人生は俺達のものだ、好きなように生きる)

・信頼の厚かった仲間想いのマークは、ダースベイダーの信念にまつわるセリフ
“I find your lack of faith disturbing.”
(信念への冒涜は不愉快だ)

この文章から、ルーカスはもともと自己中心的な性格だったことがわかりますし、それぞれ深い意味があるようにも思えます。

カメオ出演

シーズン1では、作品にゆかりのある3人の人物がカメオ出演を果たしています。

  • 2話、ボードがキーハウスの鍵と似ている鍵を求め行った鍵屋の主人は、スコットのグループ”サヴィーニ・スクワッド”の由来となった特殊メイクアップアーティストの巨匠であるトム・サヴィーニ本人
  • 10話、ルーファスを乗せた救急車の隊員は、本作の製作者のジョー・ヒルガブリエル・ロドリゲス
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【ロック&キー】10話まとめ

現時点での配信時期はまだ未定ですが、シーズン2の配信も決定している【ロック&キー】。

評論家の評価も高く、第2の【ストレンジャー・シングス 未知の世界】(2016)と呼ばれているほどです。

10話は最終回らしく今までの謎が解けていく回で、まさかゲーブ=ドッジだとは思いもよらぬ展開となり、ドッジは思ったよりも一枚上手であり、常に先を見越して動いていたようでとても驚きました。

1話1話に様々な伏線が散りばめられているので、シーズン2ではどのような物語が進んでいくのか楽しみな作品です。

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