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「スランバーランド」レビュー。ジェイソン・モモアが道化になる

レビュー
© Netflix

2022年11月18日からNetflixで配信されるジェイソン・モモア主演の映画「スランバーランド」。ワイルドな印象が定着してるジェイソン・モモアが作中ではピンクのスーツを着た”道化”になるということでも話題になっている。その内容はいったい…!?

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「スランバーランド」の面白さ

Netflix映画「スランバーランド」はウィンザー・マッケイによるコミック「Little Nemo in Slumberland」を原作としたコメディ作品。

物語のほとんどは重力と時間が不規則に動いているスランバーランドという幻想的な潜在意識の領域で展開される。

一人っ子のニモ(マーロー・バークレー)は、父親と灯台で暮らしていたが、父親は娘に物語を聞かせて寝かせた後、突然姿を消してしまう。

その後、ニモは都会で暮らす不器用な叔父(クリス・オダウド)と暮らすことになるが、父親の記憶が残っているニモとの関係に苦労する。

新しい家での最初の夜、ニモのベッドに長い足が生えて窓から這い出し、彼女を灯台まで運んでくれた。

そこでニモは、ピンクのスーツに羽のついた帽子をかぶった自称「アウトロー」の”道化” 泥棒フリップに出会う。

この役をジェイソン・モモアが演じている。

このキャスティングこそ「スランバーランド」最大の魅力でもある。

「アクアマン」や「SEE~暗闇の世界~」「コナン・ザ・バーバリアン」など、ワイルド系で知られるジェイソン・モモアがパステルカラーの爪をつけ尖った歯のフリップという”道化”を演じるのだ。

この風貌のジェイソン・モモアを見るだけでも価値がある作品でもある。

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「スランバーランド」は子供向けの冒険に重点を置いている作品である。

往来見られるような悪役ではなく、生意気な”ドリーム・コップ”やニモを追いかける煙のようなものを悪夢として登場させ、巨大な高層ビルを拠点にさまざまなジャンルの”眠り”が別々のフロアで描かれている。

そして、それぞれのフロアを移動する方法を見つけたフリップとニモは、地図を片手に夢の中を渡り歩く。

「スランバーランド」は、夢がどのように作られ、どのように管理されているのか、精巧な夢の世界を独創的な見解で表現している。

この記事はVariety誌のニュースを抜粋(翻訳)してお伝えしています。
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