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『THE100/ハンドレッド』シーズン6最終話。アビーを奪われた静かな怒り!決着は新シーズンへ見送り?

ハンドレッドネタバレ SF

『THE100/ハンドレッド』シーズン6最終話ネタバレ。

母アビーを奪われた失意の中、ジョセフィンに成りすまし続けていたクラークは怒りと悲しみを胸に抑え込み、一部のプライムと共に宇宙船に向かった。

一方で、宇宙船内ではインドラたちが銃を構えて侵入者を待ち構えていたものの、美しく着飾りレイヴンに銃口を向けているアビーと、ガイアの頭に銃口を突きつけたクラークの姿に驚きを隠せず……。

最終話にして舞台が宇宙!?

サンクタムに取り残された仲間はどうなる!?

『THE100/ハンドレッド』シーズン6最終話のネタバレ解説をお届けします。

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シーズン6最終話「サンクタムの血」あらすじ

【The100/ハンドレッド】ファイナルシーズンは2020年6月3日から配信!

「クラーク、何している?」

そんな言葉から始まった最終話。

しかしインドラはすぐに気づきました。

「2人とも別人だ」

クラーク本人だと知っているのはガイアとレイヴンだけで、今の時点ではまだプライムたちにクラークが本物と知られるわけにはいきません。

どうやらプライムたちは、20年かけてベータ星に向かう様子で冷凍睡眠で同行するか、今日死ぬかを1時間以内に選択するようインドラたちに迫ります。

しかし、マディの口輪を外した瞬間、”総師”としての命令を下しプライムの護衛を射殺。

シモーヌ(アビー)がマディに銃口を向けますが、クラークが間に入って「命令するのは我々よ」と、マディを気絶させたのです。

その後、インドラたちは食堂に監禁されてしまいました。

レイヴンは、食堂の上にあるコンピューターを使ってマディから闇の総師を引き剥がす準備を、ガイアはインドラに起こっている全てのことを説明したのです。

*以下、重要なネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください。
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『THE100/ハンドレッド』シーズン6最終話ネタバレ

ひとつの民、命の危機!

ラッセルは、インドラたちの”死をも恐れない忠誠心”を危険視していました。

さらに、他のプライムからベータ星が生存可能かどうかも分からない状態であることを指摘されます。

しかしラッセルは、ベータ星がダメならガンマやデルタ、エプシロン星に変えるというのです。

どの星も、着陸せずとも様子が伺えるということで、次なる生息地を探すようでした。

無線があれば他のチームの装置にアクセスできるという理由もあるようです。

まずは、”昔のように”星の調査にあたるとのこと。

昔のようにと話していることから、アルファ星もこのような形で調査して移住しサンクタムを築いたものと思われます。

シモーヌは、マディは危険だと訴えますがクラークは自分の次期ホストだといい、ラッセルもリーダーを殺せば皆は従わないだろうと、マディを切り札として残すようです。

ならば、眠っているひとつの民たちの意識を薬で消して、ホストが要るときまで保存するというシモーヌ。

ラッセルや他のプライムもその意見に賛同し、彼らの意識を消した後にベータ星に向かうということにしました。

順応の儀式

サンクタムでは、赤い陽の毒に侵された人々が、ベラミーやガブリエルの子供たちが隠れている場所を襲撃していました。

人々を傷つけるわけにはいかず、毒が消えるのを待つしか方法はありません。

ところが、何者かに投げ込まれた睡眠弾によりベラミーたちは気を失ってしまい、目が覚めた時には”順応の儀式”の場で縛られていたのです。

儀式には、サンクタムを浄化するようラッセルから命じられたという執行人がいて、非信仰者を探して従わない者を殺していました。

当然のごとく、ベラミーやガブリエルの子供たちもプライムの神性を信じているかを問われます。

信じるという者は薬のようなものを飲んで証明し、従わない者は首を切られてしまう……。

最初に聞かれたのは、ガブリエルの子供でした。

「プライムの神性を信じるか?」

しかし、真実を知っているガブリエルの子供たちが、プライムの神性など信じるはずなどなく、その場で首を切られてしまいます。

次に、執行人はミラーの前にやってきて同じように問いかけると彼はベラミーの顔を見て合図を貰うと、薬を一口飲んだのです。

そして次に、執行人はオクタヴィアの前にやってきました。

オクタヴィアが薬を飲もうとした瞬間、ところがそこにダニエル(マーフィ)とケイリー(エモリ)が入ってきて、儀式が一時中断。

彼らは”プライム”として住民に伝えられているので、今サンクタムに残っている唯一の権力者となっているのです。

マーフィは「ラッセルはいない!君たちは見捨てられた」と強くいい、エモリは「儀式は我らのもの、なぜ地球人がいる」と執行人を責めます。

そして、「処遇はこちらで決める」と、ベラミーたちを宮殿に連れて行くよう命じたのです。

しかし、連行されるのは、ベラミーとミラー、オクタヴィア、エコーのみで、ガブリエルの子供たちはまた別。

彼らは、儀式を続行させられることになります。

ところが、外に出ようとしたマーフィに執行人の男が近づいてきて、マーフィにハグしてキスをしてきたのです。

「プライムに感謝だ。会いたかったよ」

訳が分からなかたマーフィは、「なかなか興味深い。また今度な」と立ち去ってしまいました。

どうやら、この執行人は本物のダニエルとは恋人同士だったようで、彼が自分のことを憶えていないことを不審に感じたのです。

プライム崩壊!クラークが下した悲しい決断

宇宙船内では、シモーヌが冷凍睡眠で眠っているひとつの民たちに薬を使おうとしていました。

クラークは、「人類最後の生き残りよ。」と、薬の投与を阻止しようとしましたが、シモーヌは聞く耳をもちません。

シモーヌから薬を渡すように言われるも、「顔色が悪いわ。気分はどう?クラークの記憶で見た。母親にもチップが入ってる」と引き延ばそうとしました。

しかし「復活させる前に調べた。壊れていた」とのラッセルから返事にクラークは、アビーが完全に死んだのだと認めざるを得なくなったのです。

その瞬間、クラークから笑顔が消えラッセルたちから1歩下がると2人に銃口を向けます。

ラッセルは、クラークがジョセフィンではないこと、彼女が死んだことを悟りました。

「ジョセフィンじゃない……」

その足でクラークは、ある別の場所へと急ぎます。

シモーヌと他のプライムは、クラークに埋め込んだ追跡装置で彼女を追い、ラッセルは切り札となるマディを捕えに向かいました。

ちょうどその頃レイヴンたちは、闇の総師を消去直前まで追い込んでいましたが、ラッセルにコードを引き抜かれて消去に失敗。

マディを連れて行ってしまったのです。

一方で、内部扉の前にいたクラークを見つけたシモーヌたち。

クラークは腰をベルトで固定し、近寄ればエアロックのレバーを引くといい、銃を置かなければ吸い出されると忠告します。

すると、シモーヌが護衛から銃を奪うと「今すぐ銃を捨てて」と、プライムや護衛に銃口を向けたのです。

「ママ……?」

一瞬、嬉しそうな顔を見せたクラーク。

「ええ、私よ。クラーク、私も芝居してたの。彼らを監禁しマディを助けましょ」

しかしこれが大失敗。

「パパの名前は?」

クラークの問いにシモーヌは答えられませんでした。

絶望と共にクラークはレバーを思い切り引き下げ、その場にいたプライムたちを一気に宇宙に追いやったのです。

最後に、自分にしがみついているシモーヌの顔を押し付けて宇宙に排出。

別人とはいえ、見かけは母。

クラークにとって、苦渋の決断だったことでしょう。

闇の総師消去。プライムを捕える!

その後、クラークは仲間のいる食堂に向かいました。

マディがラッセルに連れ去られたことを知り、泣き崩れそうになった瞬間、ラッセルとマディが護衛を連れてやってきます。

マディの中の闇の総師が、ラッセルに取引を持ち掛て冷凍睡眠しているひとつの民たちを起こして連れてやってきたのです。

彼らは、マディが闇の総師に操られていることを知らないので、”総師”としてのマディの命令に従います。

マディは、クラークたちに膝をつくよう命じますが、クラークは銃を取り出して自分の頭に銃口を向けマディに問いかけました。

「マディ、そこにいるんでしょ。お願い戻ってきて。今日ママが死んだ。あなたまで失えない。」

引き金を引くカウントダウンが始まりました。

「3……2……」

そこでマディが戻ってきたのです。

「プライムたちを捕えよ!」

しかし、これも長くは続きません。フレーム内で闇の総師がマディを殺そうとしているようで発作を起こしてしまいました。

すぐに闇の総師を消去しなければマディは死んでしまいます。

レイヴンは早急にマディのフレームにアクセスし、闇の総師を消去したのです。

但し、これと一緒にフレーム内に存在していた先代の総師の記憶も無くなってしまいました。

マディの体からフレームが外されると、彼女はもう総師ではなくなってしまたのです。

アノマリーのタトゥー

宇宙船内のプライムを捕えたクラークたちは、仲間とサンクタムで合流しました。

しかし、ジョーダンは順応の儀式を受けたらしく様子がおかしい……。

ベラミーが仲間のところへ行こうと誘っても、「先に行って、僕は騒動の片づけを手伝う」と、その場から離れなかったのです。

「理想郷じゃなくても、自分たちが来るまでみんな平和に暮らしてた」と、まるでサンクタムの住民のような……。

彼はすでに洗脳されているようでした。

その後、オクタヴィアの背中にアノマリー・ストーンというタトゥーがあるのに気づいたガブリエル。

どうやら、オクタヴィアがアノマリーに入った際に刻まれたもの。

「本当に数秒だったか?」

オクタヴィアがアノマリーの中にいたのは、本当に数秒だったのか?と、ガブリエルは不思議に思い、オクタヴィア自身も何か感じるのか、「戻れってことね」と、アノマリーに呼ばれていることに気づいたのです。

ガブリエルは、彼らと一緒に研究拠点(テント)に戻り、地下に保存していた何千年も前のアノマリーに関する彫刻のような奇妙なものを見せました。

彫刻のようなものに彫られている文字らしきものは、オクタヴィアの背中に現れたものと同じ。

誰が作ったのか、何のためのものなのかなど詳細は一切不明。

オクタヴィアの背中に現れた文字は、何かの”暗号”だというのです。

ガブリエルは暗号を解くために、オクタヴィアが持っていた図にそって不思議な物体に触れていきます。

最後に、オクタヴィアが「O」の文字に触れた瞬間、外が緑色の光のアノマリーに包まれました。

すると、テントに”ホープ”が入ってきて「出られなくて……母が捕まってる。ごめんなさい」と、オクタヴィアの腹を刺したのです。

「勇気を出して 彼に”終わったと”……」

そういうとオクタヴィアは蒸気に変わって消え去り、ホープは気を失ってしまいました。

「オクタヴィア!!!」

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シーズン6の評価とシーズン7情報!

プライムは一応、滅びたという感じでしたがジョーダンに儀式を行っていた執行人がよからぬ雰囲気を出していました。

オクタヴィアの件もあるので、クラークたちはこのままサンクタムに滞在することになると思います。

シーズン7で終了と発表されているので、次シーズンは本当に最後の戦いになるようですが、戦いというよりもアノマリーの謎の解明から、洗脳されているサンクタムの人々の解放などが中心に進むような気がします。

また、オクタヴィアの石化した腕がアノマリーによって修復されたので、もしかしたらアノマリーがアルファ星を浄化して、失った人々を元に戻すもしくは、本来いるべきところに戻すといったことが起こるかもしれませんね。

企画・総指揮を行ったジェイソン・ローゼンバーグのツイートによると、『THE100/ハンドレッド』は第100話で終わりを迎えるとのこと。

『THE100/ハンドレッド』は、シーズン6最終話で全84話が終わっているので、シーズン7は16話構成で製作されると考えられます。

長きに渡る戦いに、ついに終止符が打たれる日が迫る……。