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最終回【贅婿[ぜいせい]】34話・35話・36話のあらすじ・ネタバレ・感想

華流

最終回【贅婿[ぜいせい]~ムコ殿は天才策士~】34話・35話・36話のあらすじ。蘇家に戻った寧毅は穏やかなひとときを過ごした後、右宰相の秦嗣源に仕えようと決意し武都へ行くことに。檀児も同行したいと申し出ますが……。この記事では、ネタバレ感想をお届けします。

「贅婿[ぜいせい]」公式サイト(BS11)

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34話のあらすじネタバレ

©New Classics Media

蘇家に戻った寧毅一行は家族との再会を喜びます。

次男父子(文興たち)はいかに苦難に陥り奮闘したかを語りながら自分たちの功績をアピールし、仕事がもらえることを期待しました。

檀児は文興たちに数店舗を任せると言い、寧毅もそれに同意します。

檀児は静養中の父に会いにいくと、父は「かつてはお前のために家業を継がせまいとしたが、幸せそうで嬉しく思う」と本心を明かしました。

その後、檀児が部屋に戻ると寧毅が婚礼姿で待っていました。

「離縁してから、また必ず君を娶ると決めていた」

寧毅は彼女にも婚礼服を着させ、2人だけの婚礼を行います。

その頃、寧毅の学友たちはそれぞれ妻との再会を噛み締めていました。

そして後日、彼らは徳財学院(商人の専門学校)を開校したのです。


寧毅は檀児と町を歩きながら秦嗣源に仕えようと思っていることを話すと、檀児は自分もついて行くといいます。

そのとき、ふと新門芸館が目に付いた寧毅は、亡き耿直が書いた女将の絵を渡しに行きます。

しかし、耿直のことなど記憶にない様子の女将を見るうちに、寧毅はつらくなりすぐに店を出ました。

1人 橋のそばで座って泣いていると、隣に耿直がいる気がしてますます涙が止まらなくなってしまいます。

夜。寧毅に会いにきた陳凡は「方天雷を助ける策を教えて欲しい」と頼みました。

実は寧毅は、八つ裂きにされるであろう方天雷の減刑をすでに頼んでいましたが、それでも民を苦しめた方天雷はさらし首を免れません。

寧毅にもこれが限度でした。

陳凡は寧毅が助けてくれないと分かると、方天雷を救出しようとしている劉西瓜を説得する手紙だけでも書かせようとしました。

寧毅はその手紙をすでに用意しており、陳凡は劉西瓜に手紙を届けます。

手紙の中で寧毅はまず謝罪し、無駄死にはするなと劉西瓜を諭しました。

そして最後は「いつか民のために立場をこえて共闘できることを願う」と締めくくったのです。

しかしその後、寧毅のもとに霸助営(劉西瓜の陣営)が方天雷の救出を計画しているという知らせが届きました。

結局、劉西瓜を説得することができなかったのです。

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34話の感想

寧毅の学友たちの妻が初登場しましたが、1人はずいぶんと年上でしたね。ともあれ、それぞれが仲睦まじく微笑ましい限りでした。

蘇家に戻り、自分たちの功績をアピールしたり店舗を与えられて嬉しそうな文興たちの能天気さが面白かったです。

すっかりお笑い要員になった彼らには、もう悪さはしないでずっと面白キャラでいてほしい!

寧毅と檀児の婚礼は微笑ましく、今まで沢山の困難があった分だけ胸いっぱいになりました。

その一方で悲しかったのは、女将が耿直をあまり覚えていなかったこと。耿直の一方的な片思いだという現実を突きつけられた気がして、寧毅同様に胸が締め付けられました。

一方、陳凡の登場にはテンションが上がりました。劉西瓜を裏切り傷つけた寧毅を恨むだろうと思っていましたが、まさか会いに来るなんて。

寧毅が彼らに作ってしまった借りは大きいけれど、友情が完全に壊れてしまったわけではないのだと分かり安堵しました。

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35話のあらすじネタバレ

©New Classics Media

劉西瓜らが方天雷の救出を企てていると知った寧毅は、方天雷の護送隊に道を変更させました。

それにより劉西瓜たちは救出に失敗し、武都に護送された方天雷は拷問にかけられますが黒幕を吐きません。

そこで、寧毅は方天雷の説得を秦嗣源に申し出ました。

牢屋。寧毅は方天雷に「黒幕の名前を吐けばあんたの命を助ける。そうすれば、劉西瓜もあんたを助けるために無茶しないで済む」と説得します。

方天雷は黒幕の名前を明かし、解放されました。

一方、寧毅が方天雷の命を助けたと知った劉西瓜は、仲間たちと城門を出ようとしましたが寧毅の気配を感じて1人で引き返します。

寧毅と顔を合わせると、劉西瓜は涙を浮かべながら離縁状を放り投げ「これからは別々の道を」と告げたのです。

寧毅の目にも涙が浮かんでいましたが、ただ彼女を見送るしかできませんでした。


朝議。皇帝は方天雷の供述書を読んで激怒します。

供述書に書かれた黒幕の正体は、靖国の皇帝だったのです。

その時、靖国の大軍が攻めてきたとの知らせが飛び込んできました。

武王朝の全軍は壊滅し、捕虜になった将軍たちも降伏したとのことでした。

皇帝は民や将兵たちが被害を受けることを恐れて靖国との和議に応じることにしました。

右宰相の秦嗣源は北方遠征(失地の奪還)を続けることを主張しましたが、皇帝は聞き耳を持ちません。

秦嗣源と入れ違いでやってきた賀太師は、靖国との和議条件を携えていました。

靖国の第一条件は、秦嗣源を人質にして死ぬまで帰さないことだといいます。

皇帝は自ら秦嗣源の屋敷を訪れ、人質になることを承諾させました。

秦嗣源は皇帝が去った後、先帝が2つ残した遺詔のうち1つを配下に預けます。

遺詔には、「もしも新帝(今の皇帝)が北の遠征に応じぬなら全権を放棄させ、全軍の指揮は秦嗣源が執る」と書かれていました。

董将軍はその遺詔を受け取り、全軍を率いて行谷関へ向かい靖国との戦いに臨みます。

その知らせを受けた寧毅は、「董将軍が成功しても失敗しても秦嗣源は死ぬことになる。秦嗣源を助けるためには和議しかない」と判断しました。

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35話の感想

寧毅が護送の道を変更させたのは、劉西瓜たちを守るためでしょうね。もしも劉西瓜たちが護送を襲えば逆賊となり、命も助からないと判断したのでしょう。

結果的に、方天雷のことも劉西瓜たちのことも助けてくれてよかったです!これで劉西瓜たちとのわだかまりも、ほんの少しだけ解けたかもしれません。

劉西瓜との別れは寧毅も辛そうでした。国や大義のために彼女たちを裏切ることになったとはいえ、友情は本物だったからこそ傷つけてしまった申し訳なさもあり寧毅も辛いのでしょう。

噂によれば第二季(シーズン2)もあるようなので、次シーズンでは和解できると良いのですが。

それにしても、黒幕が靖国の皇帝だとは想定外でした。霖安の件には賀太師も関わっているはずなので、きっと両者は繋がっているのでしょう。

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最終回(36話)のあらすじネタバレ

©New Classics Media

秦嗣源を助けるには靖国との和睦しかないと判断した寧毅は、皇帝に「この苦境を乗り切る策がある」と進言しに行きます。

その頃、賀太師は人質の秦嗣源を靖国に届けたあと、靖国皇帝に謁見し「すべてはそちらの意向どおりに和睦を進めた」と報告しました。

「董将軍の大軍が向かっているのに和睦だと」

靖国皇帝はそう言うと、配下に目配せをしこの場で賀太師を殺させました。

そのすぐ後、寧毅がお供を連れて和睦を申し入れにやってきます。

寧毅は靖国皇帝が戦を望んでいないことを見抜き、戦を止める方法として6州の返還を要求したのです。

もしも6州を返還してくれれば、永遠に自由貿易の地とし10年間 税を免除するといいます。

そうすれば、交易が可能となり靖国は不足しているものをすべて補えると述べたのです。

しかし、靖国皇帝は何の官位もない寧毅が武王朝の代表としてやってきたことに納得がいかない様子。

すると、寧毅は「代表は自分ではなく、このお方です」と後ろのお供を紹介しました。

お供が笠をとると、武王朝の皇帝でした。

靖国皇帝は君主が自ら出向いたことに誠意を感じ、寧毅の交渉を飲むことにしたが2つの条件があるといいます。

1つは武王朝の皇帝が靖国で人質になること。

これに関しては、皇帝ではなく世継ぎの皇子が人質になることで解決しました。

しかし、もう1つの条件は秦嗣源の処刑でした。


寧毅は秦嗣源を救うことを諦めていませんでしたが、秦嗣源は「自分の死は両国にとって大利なのだ」と死を覚悟し寧毅に別れを告げます。

秦嗣源の処刑当日。

靖国皇帝が自ら弓矢で秦嗣源の胸を貫きます。

これで2つの条件を果たしたことになり、靖国は6州を返還し和睦が結ばれました

1年後、両国の貿易は密接になり人々は豊かに暮らしていましたがいくつかの問題が発生。

この問題について協力要請を送られた寧毅は、陸紅提に任せるため山中の隠れ家へ足を運びます。

すると、死んだはずの秦嗣源が部屋から出てきました。

実は1年前の処刑当時、寧毅は靖国皇帝に秦嗣源を殺さないで欲しいと交渉していたのです。

靖国皇帝は臣下の手前“秦嗣源の処刑”を宣言したものの、実際に靖国で秦嗣源を殺せば秦嗣源派の者から反撃にあい和睦が破綻すると恐れていたため寧毅の交渉に応じたのでした。

秦嗣源を殺したふりをして武王朝の皇帝にだけ死んだと思わせ、秦嗣源の仲間には山中で隠居すると伝えてありました。

そうして、両国が満足する結果となったのです。


靖国皇帝は自国の丞相に「例の計画を実行に移す」と伝えます。

振り返った丞相の顔は、現代で寧毅(=江浩辰)を殺そうとした唐明遠の顔でした。

場面は現代に変わり、この物語を執筆していた作家はシーズン1を終えようとしていましたが土壇場でシーズン2に着手します。

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最終話(36話)の感想

ラスボスだと思われた賀太師がこんなにあっさり死ぬとは拍子抜けでした。

靖国との問題は最初から戦ではなく寧毅の方法で6州を奪還していれば平和だったのかも……。

秦嗣源も死んでしまったと思いきや、寧毅が裏で動いていました。

靖国の皇帝が話の分かる人でよかったですね。きっと靖国皇帝にとっての大利は国の平和だったからこそ、寧毅の提案に応じてくれたのでしょう。

ドラマとしてはそれなりに綺麗な終わり方だったので、このまま完結でも問題なかったように思います。

もちろんファンとしては、シーズン2に続いてくれればそれに越したことはありません。

もしもシーズン2があるなら、陳凡や劉西瓜と共闘し、わだかまりが解ける展開を期待したいところです。

全体の感想としては、1話からテンポがよく、ところどころで入るコメディ要素も笑わせてもらいました。

商売を軸に据えたストーリー展開も興味深く、また、やられたらやり返すスピードも鮮やかで飽きることなく視聴。

途中からは戦や朝廷が絡み商売要素が薄れたものの、劉西瓜や陳凡といった魅力的なキャラのおかげで後半も楽しめました。シーズン2も楽しみです。

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