大河ドラマ『いだてん-東京オリムピック噺』全話エピソード。

いだてんネタバレ NHKドラマ
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1912年、日本が初めてオリンピックに参加したのはストックホルム。

しかし結果は大惨敗。

『いだてん』は、明治時代以降を舞台に1964年に開催された日本オリンピック招致を実現するまでの物語が描かれています。

こちらでは放送全話のリンクをご覧いただけます。

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1話の感想と解説

1959年(昭和34年)、東京ではオリンピック招致を目指すための道路工事が行われており、浅草で行われる寄席に出演する落語家・古今亭志ん生(ビート・たけし)と娘・美津子(小泉今日子)の乗るタクシーもまた渋滞にはまっていました。

その頃、ちょうど2週間後にミュンヘン行われる国際オリンピック委員会(IOC)総会に出席予定の外交官・北原秀雄(岩井秀人)が、外務省主催の運動会に出場し、足の骨を折る事態に……。

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話を聞いた東京都知事・東龍太郎(松重豊)と総務主事・田畑政治(阿部サダヲ)は、北原の代役としてオリンピック反対派でNHK解説役員の平沢和重をたてることにしました。

平沢は流暢な英語と説得力のあるスピーチで会場は拍手に包まれ、東龍太郎と田畑政治はこれに勝利を確信したのです。

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2話の感想と解説

舞台は明治10年の熊本。

西郷隆盛率いる薩摩軍と政府軍による最後の内戦・西南戦争が起こっていました。

激戦地からほど近い集落には、代々酒造業を営んでいる金栗家がありました。

政府軍は、民家に押し入っては酒や食べ物を食い荒らし、この頃には、廃刀令が出ていたこともあり刀狩りも行っていたのです。

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そして、古今亭志ん生誕生から1年後の明治23年。

金栗家に、後の初オリンピック選手となる四三が誕生しました。

しかし、四三は生まれつき体が弱く、いつも學校に行くにも兄弟に追いてけぼりにされていたのです。

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3話の感想と解説

15歳になった四三は、海軍兵学校への入学を希望しました。

しかし、体が弱いのを理由に海軍兵学校に落ちてしまったため、進学を諦め家業の農家を手伝うことにします。

ところがある日、兄の実次に「何かやりたいことはないのか」と、聞かれました。

四三は、兄弟は小学校までしか行かせてもらってないのに、自分だけ中学校まで行かせてもらったという思いから、やりたいことはない、と答えます。

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ですがそこは兄。

四三が引け目を感じていることに気づき、さらに追い打ちをかけて聞きます。

すると四三は、言いづらそうに「東京高等師範學校」の事が書いてある冊子を見せたのです。

そして、そこには加納治五郎の名も掛かれていたのです。

先生になりたいという四三の願いを聞いた兄は、四三に東京高等師範學校進学を薦めるのですが……。

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4話の感想と解説

明治43年。日本初のマラソン大会が行われ、マラソンに魅せられた金栗四三も出場することに。

スタート直前で、用を足しに行ってしまったため、他の選手より出遅れてしまいます。

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しかし、次から次へと選手をごぼう抜きし、堂々3位でゴールしました。

この経験が、次なるオリンピック予選会へと繋がっていくのです。

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5話の感想と解説

明治44年。ストックホルムオリンピックに参加するための、予選会が開催されました。

三島弥彦は、出場したら親子の縁を切ると言われていたものの、我慢できずに短距離走に飛び込み参加してしまいます。

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一方で、金栗四三は”誰も経験したことない”と言われるほど過酷な長距離走に出場。

自前の呼吸法で25マイルを完走したのです。

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6話の感想と解説。

前回の、予選大会の走りを見て大日本体育協会ではストックホルムオリンピックの出場者を絞り込んでいました。

タイムの結果をみて、長距離は金栗四三、短距離は三島弥彦に決定したものの、ふたりとも出場を辞退。

嘉納治五郎は、他に世界に対抗できる選手はいないというものの頭を抱えてしまいます。

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しかし後日、四三から出場するとの返事を受けたものの、1か月間もストックホルムに滞在させるだけの旅費がない……。

嘉納治五郎はこの事態をどう乗り越えるのか?

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7話の感想と解説。

ストックホルムの出発まで3か月になった頃。

金栗四三は、兄にストックホルムオリンピック参加の資金を出してほしいと手紙を出しましたが、一向に返事はありません。

だからと言って、嘉納治五郎に頼めるわけもなく、四三は頭を抱えていました。

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しかし、ついに待ちに待った兄からの手紙が届きます。

そこには、熊本みんなが喜んでいる、田畑を打っても用意すると書かれてあり、四三は胸を撫で下ろしました。

ところが、出発まで残り1か月になっても兄からの送金はありません。

迷った挙句、四三は嘉納治五郎に相談しようと、校長室を訪れたのですが……。

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8話の感想と解説。

ストックホルム出発まで2日。

四三の兄・実次は用意した1800円を為替では送らず、自分の手で渡すためにはるばる熊本から上京してきました。

『いだてん-東京オリムピック噺-』8話ネタバレ感想。親子愛、兄弟愛そして嫁ぎ行く貴女に送る歌に涙。

しかし、師範学校の仲間たちが四三の同好会を結成し、日本中から寄付金1500円を集めていたのです。

一方で、四三の幼馴染スヤは四三がストックホルムに出発する前日に、池崎という大店に嫁ぐことに。

それを知った四三は、彼女から教えてもらった歌を大声で歌い涙の祝言としたのでした。

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9話の感想と解説。

ついにストックホルムの地を踏んだ金栗四三と三島弥彦。

9話では、20日間に及ぶ長旅の様子が描かれていました。

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また、大森が日本代表の監督に選ばれたこと、同行したのが妻アニコである理由も明らかになります。

一方で、一緒に同行するはずだった嘉納治五郎が列車に乗れなかった理由も……。

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10話の感想と解説。

ストックホルムに到着した翌日から、金栗四三はレースコースを下見したり、走ったりと意欲を見せていました。

その一方で、日露戦争に勝利したということから、当地の記者から取材を受けるなど注目。

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金栗と三島の中で期待が高まったものの、翌日の新聞を見て愕然としたのです。

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11話の感想と解説。

日本のプラカードは”日本”と書くべきだと言う金栗に対し、嘉納治五郎や大森兵蔵らは、それでは外国人には読めないという。

それでも日本はジャパンではなく日本だ、ということを譲らない金栗の言葉を機に、それぞれが思いをぶつけ合う。

ドラマ『いだてん-東京オリムピック噺-』11話ネタバレ解説と豆知識。日本人に短距離は100年早かった!?

日本にいる時は、違ったのに一体何があったのか?しかしそれが逆に、彼らにとって良い方向へと向かっていたのです。

そしてオリンピック開会式当日。まずは弥彦の100m予選が始まったのですが……。

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12話の感想と解説。

金栗四三の体調が万全の中、マラソンレースが始まります。

気温が30度以上という過酷な状況下で各国の選手が一斉に走り出しました。

ドラマ『いだてん』12話ネタバレと感想。過酷なマラソンレース開幕!しかし…金栗はどこにいった!?

出遅れた金栗も、折り返し地点では20位以内をキープしていたものの、水分不足と高温により体力が消耗し、ついにはコースを間違えてしまう事態に……。

コースを外れた金栗は、地元の人々が開いていた茶会に遭遇。

しかしこれが、彼の命を守る結果となったのです。

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13話の感想と解説。

レース中に日射病で意識を失ってしまった金栗四三。

意識を取り戻したときは、すでにマラソンレースは終わっていたという残念な結果となってしまいます。

完全敗北した金栗四三は、日本人の体力不足、技の未熟さを実感し日記に記しました。

大河ドラマ『いだてん』13話ネタバレと解説。”ストックホルムの悲劇”はオリンピックにどんな影響を与えたのか?

また、オリンピック史上、初の死亡者が出たことで代表者が集められました、

そして、亡くなった選手を忘れないため、スポーツ発展とマラソンに人生を捧げた彼のためにもと、4年後のベルリンオリンピックの開催を決定したのです。

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14話の感想と解説

日本体育協会に新たな風が吹く!嘉納治五郎失脚!? 永井教授が思う日本の体育の在り方とは?

嘉納治五郎がストックホルムに行っている間、日本体育協会の様子が全く変わっていました。

理事や副会長なるものが現れ、永井教授が仕切るようになってしまいます。

ドラマ『いだてん』14話あらすじと解説。新時代へ突入!女性の活躍にも期待がかかる!

日本の体育は50年も遅れている、欧州人を肩を並べるには、嘉納治五郎の方法ではダメだという永井教授。

また、現在の日本女子体育大学の創設者・二階堂トクヨの登場が、日本体育に大きな変化を与えるようです。

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15話の解説と感想

ストックホルムオリンピック敗北で、資金を用立てて切れた兄、そして池部家に頭を下げようと熊本に戻った金栗四三。

しかし、故郷では思いがけない話が進んでいたのです。

なんと、池部(春野)スヤが金栗四三に嫁ぐ!?

『いだてん』15話見どころと視聴率。金栗四三とスヤが祝言をあげた!でも金栗はひとり東京に帰る?

池部家では、たったひとりの跡継ぎを亡くし、さらに大好きなスヤまで失いたくないという幾江。

そこで幾江は考えたのです。

スヤが心に思う四三を、池部家の跡取りにしようと……。

次回から四三は金栗ではなく池部になるものの、東京の仲間には隠していたのです。

『いだてん』15話見どころと視聴率。金栗四三とスヤが祝言をあげた!でも金栗はひとり東京に帰る?

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16話のあらすじと視聴率

ストックホルムでの雪辱を果たすため、妻も郷里も忘れてマラソン1本に集中する金栗(池部)四三。過酷な練習を重ね、日本陸上競技大会では世界レコードをたたき出して優勝。

ベルリンオリンピックでの金メダルが期待されていました。

ドラマ『いだてん』16話のあらすじと視聴率。金栗が世界レコード更新!しかしオリンピックに”待った”が掛かる!

ところが、欧州で連合国と同盟国のとの戦争が激化。

それによりベルリンオリンピックの中止が伝えられることに……。

ここまで来て無念の中止。果たしてもうオリンピックは開催されないのか!?

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17話のあらすじと視聴率

東京オリンピックの序章となる、駅伝の誕生秘話が描かれました。

当初は、まぬけなエピソードで笑えるシーンも!

ドラマ『いだてん』17話のあらすじと視聴率。東京五輪序章、駅伝誕生秘話!最初はマヌケなレース!?

駅伝の生みの親である金栗四三。

それは意外にも妻スヤの呆れた一言から思いついたレースだったのです。

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18話のあらすじと視聴率

イギリスに留学していた二階堂トクヨが日本女子体育に持ち込んだのは、優雅でしなやかな女性ならではの体操でした。

当時の女性の体育着には7つの罪がある。

襟は十文字で締め付けられるし、腰は袴で紐まみれになる。あんどん包みのだらしない下半身と、家事をやれば袖が水浸しになる。

『いだてん』18話あらすじと視聴率。二階堂トクヨが日本に持ち込んだ女子体育の歩みとは!?

さらに、たすきを掛ければ猫背になるし、腕を上げれば脇が丸見えになってしまう。

帯に腹を締め付けられ深い呼吸が出来ないという、まるでスポーツNG状態。

だから日本の女性は若くしてバタバタ死ぬんだというトクヨの衝撃的な発言に隠された、女子体育の歩みとは?

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19話のあらすじと視聴率

数年ぶりに熊本に帰った金栗四三。オリンピック出場はまた自腹しかない。

その資金を池部家から出してもらうという理由もあり、正月に帰郷したものの……。

ドラマ『いだてん』19話あらすじと視聴率。箱根駅伝はアメリカ縦断マラソンの予選がルーツだった!?

さらに、駅伝はなぜ箱根なのか?

そんな驚きのルーツも明かされました。

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20話のあらすじと視聴率

ベルギー・アントワープオリンピックに出場するため、選手13名と監督1名で5か月間の長い遠征に出発。

陸上ならメダルが期待される種目としてクーベルタンに直訴して認められたものの、日本勢はテニスで銀メダルを獲得したほか、予選落ち、棄権など惨敗を期したのです。

ドラマ『いだてん』20話あらすじと視聴率。アントワープも惨敗を期す!日本体育変化の年か!?

日本で一番期待されていた金栗は、8年間走り続けた無理がたたったのか、ストックホルムの雪辱も果たすことが出来ず、傷心のままドイツ・ベルギーに……。

しかしそこで、金栗が度肝を抜かしたある光景が目に入ってきたのです。その光景とは……

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21話のあらすじと視聴率

アントワープオリンピック惨敗で惨敗し、ひとり放浪していた金栗四三は、戦争の傷跡ば残るドイツのベルリンで、戦災にも負けずにスポーツをするたくましい女性たちを見て刺激を受けます。

戦争で夫を亡くした悲しみや戦争に対する怒りを原動力にして、スポーツを楽しんでいた彼女たち。

『いだてん』21話あらすじと視聴率。おなごは強か!金栗、女子スポーツ教育へまい進!

中には、子供を抱きかかえたままボールを蹴る母親もいました。

これを見た金栗は、「おなごは強か!」と、女性の強さに感動。

これにより金栗は、日本の女子にスポーツを教える決心をしたのです。

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22話のあらすじと視聴率

金栗の熱意が伝わり、竹早の女学生もスポーツにまい進していました。

当初、運動に大反対していた村田と梶原は、テニスに興味を持ち自ら手作りしてユニフォームを作成。

ステキなワンピースチュニックが出来上がりました。

『いだてん』22話あらすじと視聴率。女らしさとは何か?女性に対する偏見VS女学生の主張!

それがたちまち話題になり、スポーツ界のアイドルとして各地の大会へ招かれるように……。

しかしテニスのユニフォームを着るには、自分たちは大根足。

そして、シャンな脚になるためには走ることがいいと気づき、陸上を始めるのですが……。

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23話のあらすじと感想

金栗の解任に反対する女学生が教室に立て籠もってしまいました。

困った金栗は「豚鍋をごちそうする」と女学生たちを教室から出させようとします。

ドラマ『いだてん』23話のネタバレあらすじと視聴率。関東大震災でシマが行方不明に!シマの正体も判明!

何人かの女学生の心は揺らいだものも、思い直して立て籠もり続行!

昭和の女子の強さが浮き彫りになったシーンです。

富江の父・大作の登場で事態は……。

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Writer

DramasNote編集部

DramasNote編集長。
ファンタジー、アメコミ、SFなどなど幅広く観るがホラーだけは苦手。「ドラえもん」で泣く。

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